今日、岡崎へ消防出初式を見に行った。
my boy(4才)はとても感動し、
夢である消防士になる決意を
さらに固めたようだったけど
わたし自身は
やるせないわぁ・・・なことがあった。
おとなげなく
知らん人とケンカしてしまった。
特殊な車いすの人と介添の人が
困っているのを見て・・・。
よく「気づいたら〇〇してた」というけれど
あれは本当なんだなと思った。
気づいたらすでに
からだが動いて
「アナタちょっといいですか」と
言ってしまってた。
車椅子からの視点だと
人がすぐそばに立つと
なにも見えなくなって。
介添えのひとがそのたびに
重い車椅子を移動して
視界を確保していた。
背中からずっと
介添えの人の強い意志を感じてた。
アクロバティックなほど、
重い車椅子の位置や角度を変えつづけ
なにがあろうと
俺が視界を確保してやる、という
強い意志を感じてた。
しかし興奮した観客は
車椅子を押しやる形で割り込むわ
前に立ちはだかるわ
介添えのひとは
困惑しつつ、イラッとしつつも
文句のひとこともいわず
とても穏やかな人で。
あきらめず車椅子の角度を変え続け
だけど無遠慮な人が増えて
ほんとうに彼の視界がゼロになった時
あきらめて無言で
立ち去ろうととしている2人を見たとき
「帰らないで。私が言います」と
こらえていたのにしゃしゃり出てしまった。
こういうことって
よく見かけるし
何も車椅子の人を特別計らわないといけないなんて
キマリはないし
厚顔無恥な人は
老若男女問わず存在するけど
男のひとよりも女。
世の母親たちの中に
そういう人が比較的多いように思う。
自分の家族しか眼中にないゆえに
公共性・社会性を欠き、
あまつさえ思いやりまで欠いてしまう人が
母たちの中に比較的多いように見受ける。
家族第一、
ウチの家族がよければいい、
「家族」という枠の中だけからしかモノを見ない、
そういう排他性がもし母親の本能の一種だとしても
それはあまりにも
恥じらいのないやるせない姿だ。
そんなの粋じゃない。
まぁ、しゃしゃり出たわたしも
十分に粋じゃないんだけども。