きのうバンド関係で居酒屋にいた。
一乗寺ハリソンの現メンバー3人と
元メンバー2人の、計5人で。
元メンバーのおふたりとは2度目。
去年の暮れには
このひとたちと出会ってもいなく
バンドやってもいなかったのだなぁと
最中にふと、
不思議に、そしてうれしく思ったりしていた。
わたしは
お正月にはともだちと
ある同じお店に行き、
誰も制止する人のいないなか
ふたりで妄想ファイヤーを吹きあげ爆笑する、
ということを恒例にしている
今年のお正月にも
例によって
お互い自由自在に妄想を操り
「なにその細かすぎる設定~」と
お腹を抱えて笑い転げていた。
この遊びは
その内容が
現実味を帯びていなかったり
まったくもって身の程知らずであったり
実現の可能性が限りなくゼロに近いにもかかわらず
設定がやたら細かいほど高ポイントであり
わたしは
綾野剛と温泉宿に行く妄想を詳細に披露し
ともだちは
斉藤和義と万博公園にデートに行く妄想を
詳細に語り、
バッカだねぇと笑っていたのだけれど
そんなばかばかしいのに交じって
数々の妄想のなかには
実はまじめな願いであったり
実は野望であったり
実は切なる夢であったりと
そんなものも
こっそり含まれていたりした。
そしてもうすぐ今年が終わる12月。
そのなかのいくつかが
妄想でなく現実になっていることに気づいた。
馬には乗ってみよ
人には添うてみよ
妄想は語ってみよ
である。