勝手なもので

夜な夜な仲間と酒盛りをする
裏のアパートの大学生。

窓を閉めて眠っていても
目が覚めるくらいやかましいのです

学生さんなら
そんな夜もあるよね
と、キホン 流しているけれど
あまりにもひどい夜には…。


とってもお上品な京おんなの私は
窓を開けて
「何時や思とんのやコラァ」
などとは言いません。


その代わりといっては何ですが

ベランダの手すりから
虎視眈々と狙いを定め
（結構離れている）
スナイパーのごとく
空き缶をシュッと 無音で放ち、

相手の窓にガコーン命中させては
暗闇でガッツポーズをキメています



そんな応酬を１年以上くりかえしていたのですが

先日の朝
大学生の部屋のカーテンが開いていて
初めて 部屋の中が見えてしまいました

あったんです
ギターが。
黒のレスポールが。



・・・。



それ以来
気づけば
騒音に寛大になっている自分がいます。


実際どうだか知らないけど

バンドメンバーと夢語ってんのねー
作曲してんのねー
ということにすると
難なくスルー可能。

自分も勝手な生き物だなー(ﾟ∀ﾟ)


ギターは学生さんのではなく私の。










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