madokaさんは、思った通りの、柔らかな感じの素敵な方でした。
軽やかなモーツァルトも、厚みのあるブラームスも、
とてもよかったのですが、
印象に残ったのが、邦人作品。
「青い夜明け」・・・といったような、絵画のようなタイトルの曲が
4曲演奏されましたが、まさに、絵を見るようでした。
madokaさんの詩のような文章と同じで、ひきこまれました・・・
3人の息もピッタリで、「寄せ集め」ではないことがよくわかりました。
アンサンブルとはこうあるべき・・・
私もアンサンブルのコンサートを控えているだけに
とても刺激になりました。
アンコールは、情熱的な、ピアソラの「Libertango」。
会場が熱気に包まれました・・・
終演後には、ワインのサービス。
ソムリエの方から、この日のために選ばれたワインの解説がありました。
・・・この日の演奏曲目を全て聴いた上で選んでくださったそうです・・・
素敵なグラスに注がれた黄金色のワインは、
温度もちょうどよく、
・・・私などは白だとキンキンに冷やしてしまうのですが、邪道ですね・・・
皆さん、思い思いのスタイルで、
心ゆくまで楽しんでいらっしゃる様子でした。
たくさんのお客様にご挨拶なさっている
お忙しそうなmadokaさんに声をおかけし、初めてお話しました。
気さくに色々お話くださり、
なんだか初めてお会いした感じがしませんでした。
音楽に対してと同じように、食にもお酒にもこだわりをお持ちの
彼女のライフスタイルが伺える、本当に素敵なひとときでした。
こうやって、コンサートをご自身でプロデュースできるということは
素晴らしいことだと感じました。