観てきました!!
3部作の2作目。
前作は劇場で爆睡してしまってほとんど観れなかったし
正月にTVでやってたやつも見逃してしまったし
正直、行こうかどうか迷ったんだが、気晴らしも兼ねて友人を誘い出動。
いやー、さすがufoだけあって作画レベルはものすごい。
ただ歩くだけでもヌルヌルと重心を変化させながら歩くのは感動。
大昔のアニメ「キャプテンハーロック」あたりの職人芸を彷彿とさせる。
戦闘シーンの爆発に次ぐ爆発の作画もなんだか昔のアニメっぽい。
そんな中でも爆発の色が通常の暖色系ではなく青や紫で毒やら混沌やらを表現してるのも
温故知新が感じられて面白い。
やっぱりCGとかモーションキャプチャとか使ってるのかな。
時代が変われば制作事情も変わる。
現時点での最高峰ともいえる作画を見れるのはやはり興奮する。
ストーリーはねー。
サーヴァント同士の戦いの駆け引きが聖杯戦争の面白さだと思うんだけど
特定のキャラとか別勢力が猛威を振るっちゃうとなんだか盛り上がらないね。
まあ桜ルートという、メインではない裏打ちのストーリーだから
ifとしての面白さを素直に享受するべきだな。
ていうか原作を知らないのでアレだが
桜が処女じゃないとか感度がどうだとか
地上波なら余裕でオミットされるであろうエロゲ丸出しの設定が
普段エロゲを遊ばない人間からするとなんだか鼻につくわー。
「幸薄い巨乳キャラが実はビッチ」という定番ネタに忠実なのは
確かによく考えられてると言えなくもない。
女子同士で来てる客は結構引いてた気もするな。
こういうのはカップルのほうが耐性あるからなw
まあ今作はとにかく桜の可愛さで支えられてた感じ。
エロゲのアニメ化という前提で観れば非常にクオリティが高くて満足。
fgoの異常な人気もあって、客はほとんどが若者だった。
たとえ若作りしていてもおっさん二人が混ざってると結構浮くなー。
上映後に寄ったドトールで
「あそこでバーサーカーぶつける意味なくね?」とか
「セイバー出したのご都合展開だよなー」
などと話してる若者がいたので、こちらも対抗して
「桜って乳輪でかいイメージあるけどどうなの?」とか
「慎二って毎回きちんとゴムつけてたのかな?」
という非常に有意義な議論を展開。
あれだけエロに振り切ったシナリオだったのに本筋から目をそらすなんて、
これだから今時の若者は困るな!!