4月29日(3日目つづき)
加古川から岡山駅へ。雨降ってきた。
ホテルにチェックインしたあと、隣の北長瀬駅へ。
今回も「万歩書店」目当て。ちなみに前回行った倉敷店は閉店した模様…。
雨のなか古本屋をまわるのはさすがにマズいけど仕方ない。
買った本が極力濡れないように気をつけよう。
まずは万歩エンタメ館。
まんだらけもすごかったが、やはりここも負けず劣らずすごいなぁー。
花輪和一の豪華本めっちゃ欲しい。
隣の万歩書店本店。
1冊1冊に歴史を感じる、古書マニアの聖地。
アダルトコーナーに性に関する技術書や研究書なんかも並んでいるのが
ただのエロ本屋には超えられないレベルの差がある。
今でも本屋で文庫が並ぶ文学作家の本も
こうして見るとやはり歴史を感じずにはいられないな…。
ずっと居ていいのなら死ぬまでここで本を読み続けるかもしれん。
ていうか。
あちこちで雨漏りしててバケツやプラ箱で受けてるんだが
古本屋として大丈夫なのかこの店。
おいおいおいおい!!
明確にダダ漏れ。
慌ててお店の人に「2階で雨漏りが増えてます!」と報告。
「あーどうも、見てきます」と動じない様子。うーむ…。
1968年のガロ!
1976年のチャンピオン!
1976年の小説推理!
俺いつまでこの名前を名乗ればいいんだろう…。
これだけのものが手に入れば文句はないし
店のおっさんのなんだか憎めない感じも面白いのに
客の入りで見ればこの近所のブックオフのほうがずっと多くて
この店も先が長くなさそうなのがわかってしまって切ないんだが
古書好きとしては是非とも頑張っていただきたい!