感想:この世の果てで恋を唄う少女YU-NO その2

2017-03-30 10:57:40 | ゲーム(VITA)




これが!! ADVの!! 最高峰か!!


ADVの始祖が「ミステリーハウス」とするなら
その終着点がこのゲームなのかもしれない。

提示された謎を整理しながら解き明かす快感。
プレイヤーの操作に対して何が起こるのか期待させるアクション。
フラグでゲームの進行を確信できたときの嬉しさ。

ジャンルとして15年以上の進化を続けたのに
面白さの基礎がまったく変わってないことに対して驚いた。


それに加えての超秀逸なシナリオ。

並列世界の独自解釈によるマルチシナリオと
ルートごとに異なるサスペンスを体験できるストーリー。
作品の世界観に合致させたセーブ&ロードシステム。

はっきり言ってこのシステムは今のゲームから見るとものすごく不便!
セーブ→ロード→ロード→セーブの手間は
昨今のUI至上主義みたいな風潮からは明らかにかけ離れてる。
しかもちょっとしくじると最初からやり直す羽目に。
実際、自分が昔あきらめた理由もそこだった。

しかしプレイヤーをゲームの中に没頭させる手段として
唯一無二となったのも事実なわけで、これはまさに天才の仕事。
当時の他のクリエイターの嫉妬が見てとれるようだw





ノゾキの多い野外でピロートークする余裕!!
ポルノ的な要素こそオミットされているものの
エロ方面も相当頑張って再現していて感動する。





というわけでようやく異世界編に入った。
この世界観はまさに大昔のADV。

自分が初めて遊んだADVは「ウィザード&プリンセス」だったと思うけど
本当にそのままの系譜として進化したんだなぁ。
砂漠で水がなくて何回も死んだのを思い出した。


あとは何も考えずにクリアまで一気に遊ぶ!!
タイトルの回収が楽しみ!!



■■■現在の進行状況■■■

異世界編
トロフィー51%

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