3月23日「カリフォルニア ワイン会」を開催しました。 今回は、ナパ・ソノマに何度も出かけてみえて、すでに50以上のワイナリーを訪問しているT夫妻が、4本のワインを現地価格で提供してくださいました。 実際に訪問されたワイナリーばかりですので、訪問記を聞きながらの試飲でした。 私たちまでカリフォルニアを旅している気分に浸ることができた有意義なワイン会となりました。 まだ、現地調達のワインがあるそうなので、是非もう一度お願いしたいと皆さんからの熱い要望がありました♪ 来月は、「チリワイン」です。 それで一通り世界一周しました。 5月からは、またフランスワインから始める予定となっています。 ご興味のある方は、ご連絡ください。 ★メイヴィル エステート シャルドネ ヴァーナズ・ヴィンヤード サンタ・バーバラ・カウンティ 2010 (サンタ・バーバラ シャルドネ) 2940円 ソノマでシャルドネやカベルネ・ソーヴィニョンを栽培していたロン・メルヴィルが高品質なピノ・ノワールとシャルドネとローヌ品種を栽培したいと言う願望を抱き、選んだ土地がサンタ・バーバラのサンタ・リタ・ヒルズでした。 冷たい海から吹く強い風と土壌のコンビネーションが酸のしっかりとした良質なブドウを育てることを知っていたのです。樹 1 本当たりの収量を厳しく制限したブドウは近隣の著名ワイナリーからも購入の依頼が殺到しています。 その特級クラスのブドウからワインを造るのは 21 世紀のスーパースターと呼ばれるグレッグ・ブリュワーです。素材を生かしたワイン造りはサンタ・リタ・ヒルズを存分に表現した、この土地を代表するワインです。 ★シャトー・モンテレーナ シャルドネ 2009 (ナパ シャルドネ) 6900円 カリフォルニアのワイン史に残る伝説の大事件『パリ事件』。1976年、パリで行われたパリ・テイスティングの米仏対決。その主役となったのが“シャトー・モンテリーナ”でした。映画「ボトル・ショック」でも紹介され、このシャルドネはますます有名になりました。 1970年代カリフォルニアワインの評価はまだまだ低く、フランスワインには遠く及ばないという意見がほとんどでした。しかし、ワイン・アカデミーを経営していたイギリス人のスパリエ氏はカリフォルニアから最高と思われるカベルネとシャルドネを持ち帰り、フランスワインとの目隠しテイストを計画しました。 審査員はフランスワイン界の著名メンバーばかり。結果、白ワイン部門で世界一に選ばれたのは、なんと!“シャトー・モンテリーナ”のシャルドネ。2位に圧倒的な差をつけての優勝でした! この快挙にアメリカではワイン誌だけでなく、一般誌までもがこの事件を取り上げ、「信じられないことが起きた!」と書き立てました。翌日からシャトー・モンテリーナの電話は鳴りっぱなし。週末にはワインを買い求める人々の車が長蛇の列だったそうです。 この偉業が今日のカリフォルニアワインの繁栄を築いたと言っても過言ではありません。 流行に流されず現在もそのスタイルを貫き、ステンレスタンクにて発酵、新樽比率は15%に抑えぶどう本来の味わいを大切にしている。 Tanzer 90ポイント Wine Adovocate 89ポイント ★ハーン・ワイナリー ピノ・ノワール カリフォルニア (モントレー ピノ・ノワール 100% )2527円 30年に渡りモントレーでワイン造りを続けているニッキー・ハーンが、彼のファミリー名を託して1991年に設立したワイナリーです。 モントレー湾から注ぐ冷涼な風の影響を受けるサリナス・ヴァレーは、近年大規模なワイナリーがこぞって畑を購入してる注目を浴びているエリアです。 そこで造られる彼のワインは、冷涼な地域で造られる凝縮した果実のお手本のようで、典型的なパワフルなカリフォルニア・ワインとなり常に高い評価を得ています。 「Hahn」はドイツ語で「雄鶏」を意味します。 フレンチ・オーク樽(35%新樽)で熟成。 ★ フロッグス リープ (ナパ ジンファンデル) 5670円 ジンファンデル76%、 プティ・シラー19%、カリニャン5% 1981年ジョン・ウィリアムス氏とラリー・ターリー氏の共同でセントへレナに設立された家族経営ワイナリー。ジョン・ウィリアム氏はスタッグス・リープの創立時の従業員第1号であったためと、フロッグファーム(蛙の養殖場)として知られていたミル・クリークの一角に創立されたことに由来します。 また2004年に公開され第74回アカデミー賞で5部門ノミネート、脚色賞でオスカーに輝いた話題作『サイドウェイ(Sideway)』のリメイク日本版『サイドウェイズ』(鈴木京香主演)に登場するワイナリーです。 環境問題にもいち早く取り組んだオーガニック栽培の先駆者でもあります。 ビジネスライクに生産する事を目的としない為、生産量は10年前と変わらぬ6,0000ケース。ワインは自然の産物を哲学にテロワールが優しく表現されています。 フロッグス・リープの中でも一番人気がこの「ジンファンデル」。 口に含んだ瞬間から深みのある個性が印象的です。 ★リッジ リットン スプリングス 2010 (ソノマ ジンファンデル主体) 7875円 ジンファンデル74%、プティシラー23%、カリニャン6% リッジの歴史は、サンフランシスコの名士であったオセアペロン氏が、サンタクルーズ・マウンテン地区モンテベロリッジの頂上近くに、180エーカーの土地を購入した1885年に始まります。 1960年代には、カリフォルニアにおける最高品質ワインの評判を確固たるものとし、1976年、パリで行われたパリ・テイスティングの米仏対決、赤ワイン部門第一位のスタグスリープ・ワインセラーズに次ぐ、カリフォルニア勢第2位(総合4位)にランキングされ、更なる名声を博しました。( "モンテベロ"1971) 『モンテ・ベロ』 は、パリ・テイスティング30周年記念イベントでも(ムートン、オー・ブリオン、モンローズらを下して)大会No.1に選ばれました。 現在ではスペクテイター誌から【ジン・マスター】の称号と共に五ツ星生産者に認定。ロバート・パーカーからも同様に、カベルネとジンファンデルの二品種において最高評価【★★★★★】生産者に格付けされ、ワイン&スピリッツ誌では受賞回数全米第6位となる10度ものWinery of the Yearを受賞し【栄誉殿堂入り】(Hall of Fame)を果たす、言わずと知れた米国最上生産者の一つ。 1986年、リッジは大塚製薬により買収されますが、新たなオーナーである大塚明彦氏は、「ワイナリーの運営が今までと変わらずに行われることを望む。」と表明します。その際の「今までと変わらず」が何を指すと言えば、パリ対決でのモンテベロ'71を世に送り、既にリッジの顔であった醸造責任者「ポールドレイパー氏の留任」にあることは、想像に難く無いはずです。 リットン・スプリングスは、リットン・ウエスト(150エーカー)とリットン・イースト(50エーカー)に分かれ、プティ・シラー、カリニャン、グルナッシュ、シラーなども植えられています。最も古い区画の樹齢は110年に及びます。 ★ケイマス カベルネ・ソーヴィニヨン 2007 (ナパ カベルネ・ソーヴィニヨン) 2008年 9800円 ナパのカベルネを語る時、カリフォルニアのカベルネのトップ・エステイトワイナリーとして必ず挙げられるのが、 ケイマス ヴィンヤードです。 アルザス系移民を先祖とするチャーリー・ワーグナー氏が1940年代に73エーカーのぶどう栽培農家をスタートさせたのがケイマスの始まり。 「Wine Spectator」誌の「Wine of the year」は、1位の座に輝いたのが1989年と1994年、1990年と1995年には2位に、1991年にも3位に入賞しています。また、「Best winery for Cabernet Sauvignon or Cabernet Blend in California」(1997年)や、「Napa's 50 Best Cabernet」(2006年)の1位にも選ばれるなど、次々と快挙を成し遂げています。なお、この年は、2位はハーラン、3位シェイファー、4位スクリーミング・イーグルという名だたるカルトワインの中から勝ち取ったナンバーワンですから、その実力は明白と言えるでしょう。 2007年スペシャル・セレクションがワインスペクテーターで96ポイントを獲得。 1976年「パリ・テイスティング」 1976年、パリ万博。アメリカの独立を記念する イベントとして、フランスやイギリスのワイン専門家を集めてワインのブラインドテイスティングが 行われました。ワイン商にしてパリのアカデミー・デュ・ヴァンの創始者であるイギリス人スティーヴン・ スパリアー氏が主催し、フランスのボルドーやブルゴーニュの超一流ワインと、カリフォルニアの カベルネソーヴィニヨンやシャルドネのどちらが優れたワインであるか、 ラベルを隠して比較試飲したのです。 審査員たちはよもやフランスワインがニューワールドの ワインに負けることなどあり得ないと考え、各々がフランスワインに最高点を与えたと信じていました。 しかし、その結果は、誰もが予想しない驚くべきものでした。 イベントの審査員としてスパリュアが選んだのは、著名ワイナリーやレストランのオーナー、ワイン雑誌の編集長、ワイン行政の要人など、フランスのワイン業界を代表する蒼々たる顔ぶれでした |
*~*~*~ アミの想い ~*~*~*~*~*
大切な人たちとの楽しいおしゃべり、幸せな時間
自然の恵みに感謝と喜びあふれる豊かな時間
私たちの笑顔、喜び、幸せが地域に波及して
明るい未来につながることを心から祈っています。
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