阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

かつらぎ町・天野での訪問活動

2008年05月04日 00時14分35秒 | 政治
 今日は日中はかつらぎ町・天野で訪問活動を行い、夕方は岩出市で街頭演説を行いました。

 私が和歌山の里山を歩いていて本当に心惹かれるのは、日本的な家屋が多く、また季節の花や果物が本当に豊かなことです。今日は30度まで気温が上昇した暑い日でしたが、4月半ばに満開だった桜もまだ残っていましたし、藤の花があちこちに咲き乱れ、庭や路上の花々と相まって本当に美しい景色でした。一軒一軒歩いて未知の方々とお話することは楽なことではありませんが、一日中歩いていても飽きないほど、この地域の文化の香り、そして温かい人々に魅了されました。

 天野はバリ島のウブドゥに似ていると思います。私は仕事の関係でインドネシアや東ティモールに行くことが多かったのですが、フライトがバリ島経由の場合は、いつも真っすぐウブドゥに行って、そこで仕事の準備をしたり、出張報告書を書くのが習慣になっていました。豊かな自然や文化が育む地域の精神性の高さが、私の感性や脳を刺激してくれる気がしていたのですが、天野からも同じような刺激を受けるような気がします。自分の選挙区の中にこんな地域があるとは、本当に嬉しいことです。

 さて、この地域を魅力的にしている大きな要因として世界遺産・丹生都比売(にうつひめ)神社を忘れてはなりません。この神社は神道と仏教が融合した場所としても知られています。弘法大師は真言密教の修行の拠点を高野山に求めましたが、まず守護神として、丹生都比売神社の神である丹生都比売大神と高野御子大神を祀る社を建てました。それが日本における神仏融合の始まりだそうです。

 今日も、この神社の宮司である丹生晃市氏からご高説を拝聴するとともに、政治が果たすべき役割についても貴重なご助言を頂きました。このような地が、住む人にとっても、外の人にとっても魅力的であり続けられるように、政治が果たすべき役割、政治が慎むべき態度についても、考えを深めるきっかけになりました。
 

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