今、「チェ・28歳の革命」という映画が公開されています。忙しい日々ですが、先日、レイト・ショーで観てきました。
私とチェの「出会い」については、このブログでも書かせて頂きました。
チェ・ゲバラに学ぶ (http://blog.goo.ne.jp/xday0321/e/fa6b18b110194a4e3ee6edf77ec6cf21)
貧しい民衆を圧政から救う。そんな理想と正義の実現のため、我が身を捧げキューバ革命を成功させた彼は希代のカリスマだと思います。私もチェの生き方に影響を受け、キューバが観光客に門戸を開いた直後の96年に現地を訪ねて、革命の聖地を訪ね歩いたほど彼の生き方に興味を持ってきたので、この映画の公開を楽しみにしてきました。
この映画は、フィデル・カストロとともにキューバに上陸し、シエラ・マエストロ山中でゲリラ戦を闘う姿を中心に、チェの人間性に迫っています。持病の喘息と闘い、失敗を重ねながらも信念を貫くチェの姿が、国連総会での彼の演説とシンクロしながら描かれています。
主演男優の眼差し、醸し出す雰囲気などは、写真集などで私が知るチェの姿と、本当に似ています。チェは規律に厳しく、裏切り者や軍紀を乱す者には容赦しませんでした。しかし、農民からの搾取などは一切行わず、病気や怪我をした人々には献身的に診察するのみならず、敵である政府軍の兵士も手当てするなどヒューマニズムにあふれた人柄が克明に描かれています。また、読み書きが出来なければ敵に騙されると、ゲリラ戦の合間にも読み書きを教えるなど、人を育てる意識も高かったようです。最初は「アルゼンチン人」として、距離を感じていた兵士や農民も、彼の献身的な姿に、否応なく信頼を深めていきます。
政権交代を目指すとともに、和歌山の政治、選挙文化の「革命」を目指す私も、闘いの日々です。私が目指している政治活動のスタンスは、既存の政治文化に対する挑戦でもあります。
チェが誰よりも勇敢で献身的な姿で徐々に信頼を得て行く様子、考えに賛同しない者に対しても、その態度で心服させていく姿は、私にとっても、とても励みになるものでした。
自分自身の闘いの意義をも改めて感じさせてくれる作品でした。
28歳と言えば、私自身も、会社(キヤノン株式会社)を辞めてカンボジアでの国連平和活動に飛び込んだ年齢でもあります。自分自身が住んでいた山岳少数民族の村と、未だ続いていた内戦のゲリラ兵の姿が、この映画で描かれていた彼の活動の風景とシンクロして蘇ってきました。
世界的な名声と権力を得たにもかかわらず、盟友のフィデル・カストロに別れを告げ、再び闘いに身を投じたチェ・ゲバラ。ボリビアでの苦悩を描く後編「チェ・39歳別れの手紙」にも注目しています。
*写真は実物のチェ・ゲバラです!
阪口直人政治活動ホームページ
阪口直人国際協力活動ホームページ
ブログ「もうひとりの阪口直人」
私とチェの「出会い」については、このブログでも書かせて頂きました。
チェ・ゲバラに学ぶ (http://blog.goo.ne.jp/xday0321/e/fa6b18b110194a4e3ee6edf77ec6cf21)
貧しい民衆を圧政から救う。そんな理想と正義の実現のため、我が身を捧げキューバ革命を成功させた彼は希代のカリスマだと思います。私もチェの生き方に影響を受け、キューバが観光客に門戸を開いた直後の96年に現地を訪ねて、革命の聖地を訪ね歩いたほど彼の生き方に興味を持ってきたので、この映画の公開を楽しみにしてきました。
この映画は、フィデル・カストロとともにキューバに上陸し、シエラ・マエストロ山中でゲリラ戦を闘う姿を中心に、チェの人間性に迫っています。持病の喘息と闘い、失敗を重ねながらも信念を貫くチェの姿が、国連総会での彼の演説とシンクロしながら描かれています。
主演男優の眼差し、醸し出す雰囲気などは、写真集などで私が知るチェの姿と、本当に似ています。チェは規律に厳しく、裏切り者や軍紀を乱す者には容赦しませんでした。しかし、農民からの搾取などは一切行わず、病気や怪我をした人々には献身的に診察するのみならず、敵である政府軍の兵士も手当てするなどヒューマニズムにあふれた人柄が克明に描かれています。また、読み書きが出来なければ敵に騙されると、ゲリラ戦の合間にも読み書きを教えるなど、人を育てる意識も高かったようです。最初は「アルゼンチン人」として、距離を感じていた兵士や農民も、彼の献身的な姿に、否応なく信頼を深めていきます。
政権交代を目指すとともに、和歌山の政治、選挙文化の「革命」を目指す私も、闘いの日々です。私が目指している政治活動のスタンスは、既存の政治文化に対する挑戦でもあります。
チェが誰よりも勇敢で献身的な姿で徐々に信頼を得て行く様子、考えに賛同しない者に対しても、その態度で心服させていく姿は、私にとっても、とても励みになるものでした。
自分自身の闘いの意義をも改めて感じさせてくれる作品でした。
28歳と言えば、私自身も、会社(キヤノン株式会社)を辞めてカンボジアでの国連平和活動に飛び込んだ年齢でもあります。自分自身が住んでいた山岳少数民族の村と、未だ続いていた内戦のゲリラ兵の姿が、この映画で描かれていた彼の活動の風景とシンクロして蘇ってきました。
世界的な名声と権力を得たにもかかわらず、盟友のフィデル・カストロに別れを告げ、再び闘いに身を投じたチェ・ゲバラ。ボリビアでの苦悩を描く後編「チェ・39歳別れの手紙」にも注目しています。
*写真は実物のチェ・ゲバラです!
阪口直人政治活動ホームページ
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ブログ「もうひとりの阪口直人」