阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や平和構築活動、趣味や日常生活についてメッセージを発信します。

再出発-覚悟と反省を胸に

2010年07月12日 01時24分49秒 | 政治
 参議院選挙は民主党にとって厳しい結果になりました。改選議席を大きく割り込む結果になったこと、それは私たち議員全員の責任です。中でも地方の一人区での完敗は大きな衝撃でした。

 とりわけ和歌山で島久美子候補が議席獲得できなかったこと、本当に残念です。3000回にも及ぶ街頭演説のうち、数百回は一緒にマイクを持ちました。話を聞きながら胸が熱くなるほど素晴らしい演説を何度も聞かせて頂き、33年間も福祉の現場で頑張ってきた島さんのような人にこそ、弱い立場の方々の声を国会に届けてもらいたいと思う気持ちが強くなるばかりでした。

 とは言え、選挙に必要な地上戦-ミニ集会や挨拶まわりを通してひとりひとりと対話をする時間が十分に取れなかったことには最初から危惧を感じていました。実際に会って話した人の多くは島さんにより魅力を感じると確信しましたが、一方通行の街頭演説だけでは限界があることを痛感しました。

 前政権が作った大きな負の遺産も含め、未来に責任を負うのが政権政党の宿命です。政権運営の未熟さや、説明不足を反省し、和歌山のような地方に住む方々にとって、政権交代による果実が実感できるように全力を注ぐ決意です。与党も野党もなく知恵を絞って環境や農業、そして福祉の分野を成長産業にできるよう努力をしていきます。

 今こそ現場を徹底的に歩いてきた私たち民主党の新人議員の出番だと思います。その多くが民主党の基盤が弱い地方選出ですが、だからこそ平均数万軒を歩いて地方の方々と対話を重ね、昨年の夏、国会に送って頂きました。私たち新人議員が死力を尽くして頑張り、地方再生の結果を出すことが民主党政権の最大の使命のひとつだと思っています。

 皆さん、一緒に頑張りましょう。 


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