阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

結果を出し続けることの価値-谷亮子議員の女子柔道史上最高選手表彰に想う

2011年12月06日 23時21分42秒 | スポーツ

 今夜は同僚の谷亮子参議院議員の「女子柔道史上最高選手表彰」を祝う会に出席しました。

 柔道選手としての谷選手の最大の価値は「結果を出し続けた」ことだと思います。アテネ五輪、シドニー五輪での金メダル。その前のバルセロナ、アトランタで連続銀メダルに終わった無念を晴らす見事な勝利でした。また、世界選手権6連覇、全日本体重別11連覇、福岡国際11連覇と、絶対王者としてマークされる中、勝ち続けた精神力。特に「最高でも金、最低でも金」「田村で金、谷でも金」と自分自身にプレッシャーをかけた状態で結果を出し続ける勝負師スピリットは驚くばかりです。


写真上:谷亮子議員と。私がかけているのはアテネ、彼女がかけているのはシドニーの金メダルです!フラッシュが光らずちょっとピンぼけなのですが…。


 プロ野球の名将・野村克也元監督は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」との名言を残しています。たまたまひとつの試合に勝つことはあるかもしれませんが、チャンピオンにはなれません。基本的にスポーツ界は本物でなければ勝てない世界だと思います。ここが政治やショービジネスとは決定的に違うところですね。一方で、勝ち続けることは本物にしかできません。谷選手は、この最も困難な大事業を最高レベルで成し遂げた稀代の大選手だと思います。こんな人から近くで学べることの価値を、改めて実感しました。

 今日、挨拶した谷議員は、結果を出し続ける上で必要なこととして「沢山の戦術を準備して、それを試合の中で切り替えていくこと」と言っていました。この能力、私たちの政権運営にも、もっと活かしていかなくてはなりません。


写真上:谷亮子議員の柔道着に、みんなでメッセージを書きました。