阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

キルギス大統領を囲んでの夕食会

2013年03月02日 22時59分18秒 | 政治

 キルギス共和国のアタンバエフ大統領が来日。私が事務局長を務めている日本キルギス友好議連で夕食会を主催しました(2月27日)

 キルギス共和国は、世界屈指の美しい自然に恵まれ、また古今東西の文化が交錯したシルクロードの中心でもあります。また、日本人と通じる容貌と感性を持った親日的な国です。さらに、中国の新疆ウイグル自治区に隣接し独裁的な国々にも囲まれる中、大統領制に議院内閣制的な制度を加えるなど民主化への積極的な取り組みを続けている国です。私は、中国の周辺国の民主化を支援する重要性と、観光開発の大きな可能性、さらにレアアースなどの資源開発の潜在力に着目し、2度の選挙監視を実施したり、昨年はイシククル湖畔を走る国際マラソンを企画するなど、この国との関わりを作ってきました。


  キルギス・オトゥンバエワ大統領との会談(2010年8月)
  キルギス選挙監視で得たこと、見えたもの(2010年10月)
  キルギス共和国での大統領選挙監視活動(2011年10月)
  キルギス共和国での大統領選挙監視活動2(2011年10月)
  第一回キルギス国際マラソンに参加して(2012年5月)

  
 今回の大統領来日では、キルギス共和国との関係構築の重要性を訴え、大統領訪日をより有意義なものにできるよう準備を続けてきました。そんな中、アタンバエフ大統領は、日本は若い頃から憧れ続けた国であり、芥川龍之介や安部公房などを愛読していること。日本人の精神を心から尊敬しているとして、私たち日本人の価値観について深い洞察力を感じさせるスピーチを披露。私はその思いの強さと純粋さに心底感動しました。

 また、両国の友好を深める貴重なイベントとして、5月11日には第二回キルギス・シルクロード国際マラソンを実施します。世界屈指の透明度を誇り、4000~6000メートル級の天山山脈に囲まれたイシククル湖畔を走るレースは、何十回となくレースを走った中でも、もっとも温かく、風景も魅力的なレースです。是非、多くの方々に参加して頂きたいと思っています。今年は「マラソン大使」に任命されていることもあり、国会情勢が許せば私も参加する予定です。


写真上:スピーチをする私(左がアタンバエフ大統領です)


写真上:スピーチをするアタンバエフ大統領


写真上:乾杯する日本側議員