阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

闘魂外交を一緒に!

2013年11月11日 22時48分38秒 | 政治

 私は党の国際局長を務めていますが、先週、国際局の会議を行って役職や担当について話し合い、5人の国際局所属議員には全員副局長になって頂くことになりました。アントニオ猪木参議院議員はちょうど北朝鮮訪問中でしたが、副局長として中南米と中東の国々を中心に担当して頂くことになりました。子どもの頃の絶対的ヒーローの猪木氏の役職を私が考えるとは恐れ多い限りですが、議員として一緒に闘魂外交を担っていければこれ以上の喜びはありません。アントニオ猪木議員が、柔道やボクシング、空手などの異種格闘技のチャンピオンとの対戦を実現させて団体や協議の枠という既成概念を打ち破っていく姿、アントンハイセル社を立ち上げてブラジルから環境問題の解決のためのプロジェクトを立ち上げたスケールの大きさ、また国会議員としてイラクや北朝鮮の問題解決に挑戦する姿、ストロングスタイルの生き方は確実に自分の価値観や生き方に影響を与えてくれたと思います。

 キルギス共和国初のボクシングの世界チャンピオンで第1回キルギス国際マラソンでイシククル湖畔を私と一緒走ったオルズベック・ナザロフ氏(元国会議員)も、猪木氏が「ペレストロイカ・ボクサー」として、崩壊した旧ソ連から日本に招いたひとり。3年前に会った時には「チャンスをくれた猪木さんは私の恩人。是非、宜しくお伝え下さい」と言っていました。

 写真は私の空手の先生であり、元公設秘書でもある歯科医師の瀬戸利一極真空手上席師範(7段)が送って下さったものです。写真は1976年6月26日、ボクシングの世界チャンピオン、モハメド・アリと異種格闘技戦を闘うための助言を求めに大山倍達総裁を訪ねた猪木氏。当時極真会館の本部道場で内弟子をしていた瀬戸氏は猪木氏と組み手を行い、その後、この写真を撮ったとのことです!本当に貴重な一枚ですね。土曜日の昼間に行われたこの試合をテレビで見るため、学校から心臓が破れそうな思いで走って帰ったのを思い出します。その頃は中学を卒業したら新日本プロレスに入ってアントニオ猪木に鍛えてもらおうと本気で考えていました。どう考えても格闘家としての才能があったとは思いませんが…。





オルズベック・ナザロフ氏とは、1991~2年頃は協栄ジムで一緒にトレーニングをしていました。世界ライト級タイトルを7度防衛。キルギス初の世界チャンピオンとして国民的英雄です。



イシククル湖畔の「キルギス国際マラソン」で再会したオルズベック・ナザロフ氏