阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

消費税についての考えを改めてー大激戦の長野選挙区で杉尾秀哉候補を応援②

2022年06月24日 20時10分33秒 | 政治
参議院選挙は3日目。長野県選挙区は大接戦です。各地での応援依頼を頂いているのですが、当面は杉尾秀哉候補の応援に張り付きます。今日は塩尻市での街頭に参加した後、事務所で後方支援をしています。

今回の参議院選挙、立憲民主党は時限的な消費税5%を訴えています。そして杉尾候補も物価高に立ち向かう手段のひとつとして「消費税5%」と選挙カーに大きく書いて訴えています。私は、消費税はゼロにすべきと訴えてきましたが、段階的にまずは5%というのは許容できます。

消費税がスタートした1989年から30年余り。日本経済の国際的地位は一人当たりのGDPで見ると2位から25位前後へと大きく低下しました。

消費税は庶民の生活を直撃します。また消費税は企業の利益に対してかかる。そして人件費にかかります。正社員を雇えばその給与に対して消費税を払わなくてはならない。しかし派遣社員にすればその分は経費として控除できる。その結果、非正規で働く人が4割に達し、これが少子化の要因にもなっています。今の日本の問題の多くが消費税につながっているのです。だからこそ、不公平を生み出すこの構造に切り込んでいかなければならない。その決意を示すのが消費税の減税です。財源は経済的に余裕のある方、そして儲かっている企業には応分の負担をしていただくことで生み出します。消費税減税で家計の安心を作れば消費が増えて企業にも利益が循環します。ボトムアップのこの好循環を是非、一緒に作りましょう!