今朝は新しい「民主号外」を発行し、JR海南駅前で配布をしました。今月から来月にかけて、駅での活動や訪問活動などの際に配る予定です。国会での活動報告が中心ですが、今回は、特に農業政策について詳しく書きました。私からのメッセージの部分を紹介します。
発想の転換-スローライフ日本一の和歌山に
1.「ないものねだり」から「あるもの探し」へ
和歌山は全国でも有数の果物の産地であり、農村の生活文化、自然と調和した農村風景など、和歌山独自の魅力が沢山あります。「ないものねだり」から「あるもの探し」に発想を転換し、今あるものの魅力、そして経済的価値を最大化する。そんな視点が必要だと思います。そんな前提に立ち、和歌山を、今ある良さを活かして活性化するキーワードは「スローライフ」だと思います。
スローライフとは、大量生産・大量消費、高速型のライフスタイルにより、私たちの価値観も、そして地方も均一化していくことに対する問題意識から生まれた新しい価値観です。伝統的な生活様式を見直し、有機農産物や地元産の農産物の価値を認め、ふれあいや、相互理解を重んじる。そんな価値観に基づいた地域活性化を実施してまいります。
2.農村観光を発展させよう
グリーンツーリズム(農村観光)も、スローライフを推進する上での有効な手段になるでしょう。グリーンツーリズムとは、農山村地域において、自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在型の活動です。和歌山県には、古い日本家屋や伝統的な生活文化が色濃く残っており、また、日本屈指のフルーツ王国として景観にも恵まれています。大都会から比較的近い地理的条件を活かすことで、体験教育旅行、農繁期の作業手伝い、移住による人材獲得、さらに休耕地と空き家の再利用と、段階的に交流人口、移住人口を増やし、地域の活性化につなげることが可能だと思います。
3.高野山で平和サミットを
スローライフの追及は、食の安心、平和、環境、人権、ふれあいなど、人間の普遍的な価値観を見直すことにもつながります。これは空海の教えともつながります。私は「紛争地域の平和構築」が専門分野で、カンボジアやモザンビークなどの紛争地域で平和構築活動を行いながら少数民族の方々と数年間一緒に住んだ経験があります。イランでアフガニスタン難民を支援していた時に出会ったフランス人青年は、空海の教えに傾倒しており、神仏習合、自然との共生を唱えたその教えは、イスラム教とキリスト教の「文明の衝突」が生み出した戦争を平和に導く最高の教えだと語ってくれました。
高野・熊野で育まれた精神性の高い文化遺産、そして四季折々の魅力にあふれた農村の魅力を融合すれば、平和について学び、また、自然との共生、異文化との共生について考える21世紀型の観光拠点になれるのではないでしょうか。世界に誇れるこの場所で、私は是非、平和サミットを開催したいと思っています。
4.農山漁村の「6次産業化」
観光産業は大きな可能性を生み出しますが、それだけでは十分ではありません。民主党は農山漁村の「6次産業化」を進めるための政策を進めています。1次産業としての農林水産業、2次産業としての加工、そして、3次産業としての流通、販売、また観光などのサービス業を重層的に発展させることが地域の再生には不可欠です。
5.スマートグリッドで農村を活性化
さて、6次産業化を進める上でのカギは、バイオマスや太陽光など自然エネルギーの供給地としての農村の可能性を拓くことです。その上でカギになるのがスマートグリッドの整備です。これはIT技術を使い自然エネルギーを安定的に供給できるよう調整する方法です。光ファイバーで結ばれることで、過疎の村にも様々な環境ビジネスや流通ビジネスのチャンスが生まれます。スマートグリッドを地域ベースで整備する支援を行うことで、情報化から取り残された過疎の村に若者を呼び込むことができ、農業や林業の周辺に雇用を生み出す可能性が生まれます。
政府は農山漁村の「6次産業化」を進めますが、それは、農業を中心にした1次産業の活性化があってこそ機能します。「和歌山2区」においては特に、果樹農家の方々が安心して働けてこそ、農村の可能性が広がるのです。その後押しをするのは政治。そんな使命感を持って頑張ってまいります。
発想の転換-スローライフ日本一の和歌山に
1.「ないものねだり」から「あるもの探し」へ
和歌山は全国でも有数の果物の産地であり、農村の生活文化、自然と調和した農村風景など、和歌山独自の魅力が沢山あります。「ないものねだり」から「あるもの探し」に発想を転換し、今あるものの魅力、そして経済的価値を最大化する。そんな視点が必要だと思います。そんな前提に立ち、和歌山を、今ある良さを活かして活性化するキーワードは「スローライフ」だと思います。
スローライフとは、大量生産・大量消費、高速型のライフスタイルにより、私たちの価値観も、そして地方も均一化していくことに対する問題意識から生まれた新しい価値観です。伝統的な生活様式を見直し、有機農産物や地元産の農産物の価値を認め、ふれあいや、相互理解を重んじる。そんな価値観に基づいた地域活性化を実施してまいります。
2.農村観光を発展させよう
グリーンツーリズム(農村観光)も、スローライフを推進する上での有効な手段になるでしょう。グリーンツーリズムとは、農山村地域において、自然や文化、人々との交流を楽しむ滞在型の活動です。和歌山県には、古い日本家屋や伝統的な生活文化が色濃く残っており、また、日本屈指のフルーツ王国として景観にも恵まれています。大都会から比較的近い地理的条件を活かすことで、体験教育旅行、農繁期の作業手伝い、移住による人材獲得、さらに休耕地と空き家の再利用と、段階的に交流人口、移住人口を増やし、地域の活性化につなげることが可能だと思います。
3.高野山で平和サミットを
スローライフの追及は、食の安心、平和、環境、人権、ふれあいなど、人間の普遍的な価値観を見直すことにもつながります。これは空海の教えともつながります。私は「紛争地域の平和構築」が専門分野で、カンボジアやモザンビークなどの紛争地域で平和構築活動を行いながら少数民族の方々と数年間一緒に住んだ経験があります。イランでアフガニスタン難民を支援していた時に出会ったフランス人青年は、空海の教えに傾倒しており、神仏習合、自然との共生を唱えたその教えは、イスラム教とキリスト教の「文明の衝突」が生み出した戦争を平和に導く最高の教えだと語ってくれました。
高野・熊野で育まれた精神性の高い文化遺産、そして四季折々の魅力にあふれた農村の魅力を融合すれば、平和について学び、また、自然との共生、異文化との共生について考える21世紀型の観光拠点になれるのではないでしょうか。世界に誇れるこの場所で、私は是非、平和サミットを開催したいと思っています。
4.農山漁村の「6次産業化」
観光産業は大きな可能性を生み出しますが、それだけでは十分ではありません。民主党は農山漁村の「6次産業化」を進めるための政策を進めています。1次産業としての農林水産業、2次産業としての加工、そして、3次産業としての流通、販売、また観光などのサービス業を重層的に発展させることが地域の再生には不可欠です。
5.スマートグリッドで農村を活性化
さて、6次産業化を進める上でのカギは、バイオマスや太陽光など自然エネルギーの供給地としての農村の可能性を拓くことです。その上でカギになるのがスマートグリッドの整備です。これはIT技術を使い自然エネルギーを安定的に供給できるよう調整する方法です。光ファイバーで結ばれることで、過疎の村にも様々な環境ビジネスや流通ビジネスのチャンスが生まれます。スマートグリッドを地域ベースで整備する支援を行うことで、情報化から取り残された過疎の村に若者を呼び込むことができ、農業や林業の周辺に雇用を生み出す可能性が生まれます。
政府は農山漁村の「6次産業化」を進めますが、それは、農業を中心にした1次産業の活性化があってこそ機能します。「和歌山2区」においては特に、果樹農家の方々が安心して働けてこそ、農村の可能性が広がるのです。その後押しをするのは政治。そんな使命感を持って頑張ってまいります。
地域産業が疲弊しているのは、省力化するために分業化による問題点
製品一つ一つに対する責任感が無い製品に対する愛着心が無い製品に全くストーリー性が無い
以上のような問題点がありました、
スローライフによる製品創りは、製品のその物機能価値観より、作り手の方々の思いや歴史的価値観や製品対する責任感や、大量に作る事ではなく、
使い手方々に安心感を持って頂く事だと思います。
地域産業が疲弊しているのは、省力化するために分業化による問題点
製品一つ一つに対する責任感が無い製品に対する愛着心が無い製品に全くストーリー性が無い
以上のような問題点がありました、
スローライフによる製品創りは、製品のその物機能価値観より、作り手の方々の思いや歴史的価値観や製品対する責任感や、大量に作る事ではなく、
使い手方々に安心感を持って頂く事だと思います。