阪口直人の「心にかける橋」

衆議院議員としての政治活動や、専門分野の平和構築活動、また、趣味や日常生活についてもメッセージを発信します。

スローライフを支えるインフラ整備として

2010年01月07日 23時55分54秒 | 政治
 今日は九度山町とかつらぎ町での陳情案件視察を行いました。

 九度山町の岡本町長、かつらぎ町の山本町長が、町の幹部の方々とともに事業の必要性について説明してくださいました。また、地元グループの方々も、陳情案件の現場で待っていて、市民の立場からの要望を伺いました。

 「このような視察は初めてのことですので…」と、今日も何度も言われました。現場を見て、声を聞くことは基本中の基本だと思いますが、前政権はどのような基準で陳情対応をしていたのでしょう。不思議です。

 私の方からは、新政権である民主党の価値観、また、予算の分配についての基本的な考え方を説明しました。道路などインフラ整備の必要性は承知していますが、財源は限られていますから、事業自体に無駄がないこと、事業の経済効果、さらに、地域の方々の安心と、和歌山らしい発展にどのような効果があるのか等を考慮して優先順位をつけなければなりません。インフラ整備は、和歌山に今ある魅力を有効に経済発展につなげる上で有効な手段だと思うので、できる限り実施したい気持ちもありますが、「コンクリートから人へ」予算の配分は大きく変える必要があります。 

 私は、和歌山を日本のスローライフの中心地にしたいと思っています。スローライフを追及することは、食の安心、平和、環境、人権、ふれあいなど、人間の普遍的な価値観を追及することと同義語であり、和歌山の活性化を実現する上でのキーワードになると考えています。基礎的インフラ整備と、スローライフの中心としての和歌山の可能性の追及。この二つをどのように調和させていくのか。多くの皆さんの意見を参考に進めていきたいと思います。


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