5月20日。もうずいぶん前に友人が声をかけてくれ「住吉能」の
前売り券を買ってあったので出かける。
以前大阪城の薪能を見たことがあるが、舞台の能は初めてで
とっても楽しみ!気分よく着物で出かける。
まず、住吉大社駅を降り、神社へお参りをする。
初詣の人波にもまれてお参りをしたことがあるが、夕方ということもあり
こんな静かな住吉さんは初めて!
住吉さんといえば太鼓橋。
親子が遊び、はとがカメラに愛嬌を振りまいてくる。
本殿もさすが立派だ。
会場は結婚式場。
源氏千年紀の関連行事は京都を中心にいろいろ行われているが、
唯一大阪では住吉神社が光源氏や明石の君が2度も社参した場所として
描かれており、ゆかりの場所ということで「住吉能」が開かれるという。
『源氏物語』は小説ではあるが虚構の世界ではなく、
きわめて事実に即した記述であるらしい。
「須磨、明石の巻」では源氏の住吉神社に対する篤い信仰の様子が、
また「澪標の巻」では源氏の華やかな住吉詣と明石の上の船での参詣の
様子が記されているという。
この住吉詣の段を題材とした能が、この「住吉能」の演目「住吉詣」だという。
会場入り口を入るとすでに開場を待つ列ができている。早くに来てよかった!
能衣装が展示されている。なかなか華やかで美しい。
舞台を写すが、これより先はカメラ禁止!
狂言では人間国宝の茂山千作氏・・・もう100歳近い方だが
舞台に顔を見せるだけでほ~と歓声が上がる。
座右の銘は「笑う門には福来る」だという。千作氏そのものがもう狂言だ。
他にも重要無形文化財の方たちがずらりと並んだ舞台で、能というものを
始めて見る私にはずいぶん贅沢な舞台だったようだ。
若女の面をつけた明石の君のにじみ出るような色艶。
小学生だという3人の子供たちの舞台。この世界に生まれたものの宿命を
背負って、次の世代の能を背負って立たねばならない健気さ・・・
足の痺れを必死に我慢、工夫をして務め上げた1年生の坊やに
大きな拍手をあげたい。
これからも積極的に日本の伝統芸術というものに接していきたい。
前売り券を買ってあったので出かける。
以前大阪城の薪能を見たことがあるが、舞台の能は初めてで
とっても楽しみ!気分よく着物で出かける。
まず、住吉大社駅を降り、神社へお参りをする。
初詣の人波にもまれてお参りをしたことがあるが、夕方ということもあり
こんな静かな住吉さんは初めて!
住吉さんといえば太鼓橋。
親子が遊び、はとがカメラに愛嬌を振りまいてくる。
本殿もさすが立派だ。
会場は結婚式場。
源氏千年紀の関連行事は京都を中心にいろいろ行われているが、
唯一大阪では住吉神社が光源氏や明石の君が2度も社参した場所として
描かれており、ゆかりの場所ということで「住吉能」が開かれるという。
『源氏物語』は小説ではあるが虚構の世界ではなく、
きわめて事実に即した記述であるらしい。
「須磨、明石の巻」では源氏の住吉神社に対する篤い信仰の様子が、
また「澪標の巻」では源氏の華やかな住吉詣と明石の上の船での参詣の
様子が記されているという。
この住吉詣の段を題材とした能が、この「住吉能」の演目「住吉詣」だという。
会場入り口を入るとすでに開場を待つ列ができている。早くに来てよかった!
能衣装が展示されている。なかなか華やかで美しい。
舞台を写すが、これより先はカメラ禁止!
狂言では人間国宝の茂山千作氏・・・もう100歳近い方だが
舞台に顔を見せるだけでほ~と歓声が上がる。
座右の銘は「笑う門には福来る」だという。千作氏そのものがもう狂言だ。
他にも重要無形文化財の方たちがずらりと並んだ舞台で、能というものを
始めて見る私にはずいぶん贅沢な舞台だったようだ。
若女の面をつけた明石の君のにじみ出るような色艶。
小学生だという3人の子供たちの舞台。この世界に生まれたものの宿命を
背負って、次の世代の能を背負って立たねばならない健気さ・・・
足の痺れを必死に我慢、工夫をして務め上げた1年生の坊やに
大きな拍手をあげたい。
これからも積極的に日本の伝統芸術というものに接していきたい。