朝7時30分、今日の長丁場の山歩きのために宿を早めに出発。
宿のロビーに飾られた人形浄瑠璃の人形

バスで30分ばかり行くと第11番藤井寺へ到着。
弘法大師がこの地で修業を行い、5色の藤を植えたところから寺の号がついた
というが、4月の下旬ごろには見事な藤だということだ。
青銅のお大師さんが出迎えてくれる。

ここでお勤めの後、みんなでストレッチ運動をする。
本堂左側の草深い道に入る。いよいよ八十八カ所巡りの中でも厳しく険しいと
いわれる、いわゆる「遍路ころがし」と呼ばれる道だ。
車の通行も出来ない山道で、この道を通らずに行くとすれば何倍もの遠回りで
車を使わなければならないという。
初めから歩くのを諦めるという人はいず、この時点ではみんな揃って出発。
始まりから長い坂道。そのわきには古くからあったと思われる
ミニ八十八ヶ所が続く。
約1キロ程、急な山道を登ると一気に視界が開ける。吉野川が一望できる。

東屋がありしばらくの休憩。ここから約5キロ先にある柳水庵までは
トイレや水場がないので水分採らねばならないがは控えめにしておく。
かさこそという落ち葉を踏みながらひたすら山中をあるく。
道は地元の人たちがこの道を守るために働いてくれ、歩きやすくて嬉しい。
遍路道を歩いていると木の枝に「お大師さまと歩く道」とか「同行二人」など
と書かれたお札がかかっている。
やっぱり励まされているな~と思う。藤井寺から3.2キロ歩くと長門庵という
茶庵跡に到着。山寺まではまだ4分の1地点。
せっかく上ったのにまた下り…そんな繰り返しを続けながら…
まだみんな大きな声で楽しそうにおしゃべりする声が賑やか(^_-)-☆

こんな高低差、距離の判りやすいマップをお借りしました。
長門庵から約3.4キロ つまずいてよろける人や遅れがちになる2人が
タクシーを呼べる柳水庵から諦めて乗ることに…
柳水庵の奥の院があり、そこをを少しくだると水場とトイレがある。
目の前は柳水庵。ちょうど12時頃、ここでおにぎりと焼きちくわの昼食。
デザートの餡パンもあり、山を歩いた後、青空のもと空気も美味しいし…
昼食、休憩の後、添乗員さんがタクシーに乗る手配をし、その2人を残して
焼山寺に向けて出発。舗装道路の車道を横切り遍路道は上へ上り坂になる。
杉山の中へ入り、ここからはかなりきつい登り道。
路面は石が多くて、しっかり場所を選んで足を置かないと捻挫しそうな
怖いデコボコ道です。
この道はさすがにきつい斜面で、何度か小休憩しながら上ると、
突然2本の石碑が見えてきた。
2本の石碑は石段の門構えのように立っていて、30段ほどの石段の先に
迎えてくれたのが、大きな杉の木とお大師さんの石像。
どうやら、一本杉庵に到着です。


ここから山の向こうにもう一つ高い山が見えるのが目的地の焼山寺の山。
そして、山に挟まれた谷には、10軒程度の左右地(さうち)の集落が
見える。ここから最後で最大の難所となり、とっても急な下り坂が続く。
40分ばかり歩くと左右内の集落に出、遍路道は村の中の生活道路に入る。
そして、休む間もなく切り立った杉の山へと続き、最後の登りになる。
その麓に立っていた「へんろ道看板」。しんどくって撮れずお借りしました。

この登り道は、今回の遍路道の中で一番きつい登りとなり、ひたすらに急な
ジクザグの登り道が続く。
後ろについてくれる男の人たちが「六根清浄ホーイホイ、六根清浄!」と
掛け声をかけて絶えず励ましてくれるが、どうしても遅れる人が出てくる。
小休止を時々とりながら約1時間、遍路ころがしといわれる道の終点、
7丁地蔵へ午後3時到着。そろそろ日も傾いてきた。

きつい山道をひたすら歩き、お遍路が修行であることを思い知らされる。
若き日の父や大叔母も、このきつい山道をどんな思いで登ったことかと、
偲ぶこともたびたびであった。
あと7丁、なだらかで整備された参道を行き、焼山寺山門前に到着。
タクシーの2人は既に到着して待っていた。
この後、本堂・大師堂でお経を唱える。相変わらずしどろもどろのお経だが、
初めよりは少しましになったかな(^_-)-☆
焼山寺では、歩きのへんろ道の途中にある「番外霊場・柳水庵」と
「番外霊場・一本杉庵」のご朱印も押してくれる。
柳水庵・一本杉庵のご朱印は、昔ながらのへんろ道を歩いた方だけ頂ける
ご朱印らしい。
今回から別格霊場にもお参りするので、別格用のご朱印帳も買い
朱印帳2冊になった。
4時半、焼山寺からタクシーに乗り、ふもとの鍋岩駐車場まで。
ここでいつものバスに乗り換え帰路に…
駐車場の前のお店で吊るし柿を買う。未完成品なので帰ってベランダに吊る
つもり(^_-)-☆
ベランダに吊るした柿

宿のロビーに飾られた人形浄瑠璃の人形

バスで30分ばかり行くと第11番藤井寺へ到着。
弘法大師がこの地で修業を行い、5色の藤を植えたところから寺の号がついた
というが、4月の下旬ごろには見事な藤だということだ。
青銅のお大師さんが出迎えてくれる。

ここでお勤めの後、みんなでストレッチ運動をする。
本堂左側の草深い道に入る。いよいよ八十八カ所巡りの中でも厳しく険しいと
いわれる、いわゆる「遍路ころがし」と呼ばれる道だ。
車の通行も出来ない山道で、この道を通らずに行くとすれば何倍もの遠回りで
車を使わなければならないという。
初めから歩くのを諦めるという人はいず、この時点ではみんな揃って出発。
始まりから長い坂道。そのわきには古くからあったと思われる
ミニ八十八ヶ所が続く。
約1キロ程、急な山道を登ると一気に視界が開ける。吉野川が一望できる。

東屋がありしばらくの休憩。ここから約5キロ先にある柳水庵までは
トイレや水場がないので水分採らねばならないがは控えめにしておく。
かさこそという落ち葉を踏みながらひたすら山中をあるく。
道は地元の人たちがこの道を守るために働いてくれ、歩きやすくて嬉しい。
遍路道を歩いていると木の枝に「お大師さまと歩く道」とか「同行二人」など
と書かれたお札がかかっている。
やっぱり励まされているな~と思う。藤井寺から3.2キロ歩くと長門庵という
茶庵跡に到着。山寺まではまだ4分の1地点。
せっかく上ったのにまた下り…そんな繰り返しを続けながら…
まだみんな大きな声で楽しそうにおしゃべりする声が賑やか(^_-)-☆

こんな高低差、距離の判りやすいマップをお借りしました。
長門庵から約3.4キロ つまずいてよろける人や遅れがちになる2人が
タクシーを呼べる柳水庵から諦めて乗ることに…
柳水庵の奥の院があり、そこをを少しくだると水場とトイレがある。
目の前は柳水庵。ちょうど12時頃、ここでおにぎりと焼きちくわの昼食。
デザートの餡パンもあり、山を歩いた後、青空のもと空気も美味しいし…
昼食、休憩の後、添乗員さんがタクシーに乗る手配をし、その2人を残して
焼山寺に向けて出発。舗装道路の車道を横切り遍路道は上へ上り坂になる。
杉山の中へ入り、ここからはかなりきつい登り道。
路面は石が多くて、しっかり場所を選んで足を置かないと捻挫しそうな
怖いデコボコ道です。
この道はさすがにきつい斜面で、何度か小休憩しながら上ると、
突然2本の石碑が見えてきた。
2本の石碑は石段の門構えのように立っていて、30段ほどの石段の先に
迎えてくれたのが、大きな杉の木とお大師さんの石像。
どうやら、一本杉庵に到着です。


ここから山の向こうにもう一つ高い山が見えるのが目的地の焼山寺の山。
そして、山に挟まれた谷には、10軒程度の左右地(さうち)の集落が
見える。ここから最後で最大の難所となり、とっても急な下り坂が続く。
40分ばかり歩くと左右内の集落に出、遍路道は村の中の生活道路に入る。
そして、休む間もなく切り立った杉の山へと続き、最後の登りになる。
その麓に立っていた「へんろ道看板」。しんどくって撮れずお借りしました。

この登り道は、今回の遍路道の中で一番きつい登りとなり、ひたすらに急な
ジクザグの登り道が続く。
後ろについてくれる男の人たちが「六根清浄ホーイホイ、六根清浄!」と
掛け声をかけて絶えず励ましてくれるが、どうしても遅れる人が出てくる。
小休止を時々とりながら約1時間、遍路ころがしといわれる道の終点、
7丁地蔵へ午後3時到着。そろそろ日も傾いてきた。

きつい山道をひたすら歩き、お遍路が修行であることを思い知らされる。
若き日の父や大叔母も、このきつい山道をどんな思いで登ったことかと、
偲ぶこともたびたびであった。
あと7丁、なだらかで整備された参道を行き、焼山寺山門前に到着。
タクシーの2人は既に到着して待っていた。
この後、本堂・大師堂でお経を唱える。相変わらずしどろもどろのお経だが、
初めよりは少しましになったかな(^_-)-☆
焼山寺では、歩きのへんろ道の途中にある「番外霊場・柳水庵」と
「番外霊場・一本杉庵」のご朱印も押してくれる。
柳水庵・一本杉庵のご朱印は、昔ながらのへんろ道を歩いた方だけ頂ける
ご朱印らしい。
今回から別格霊場にもお参りするので、別格用のご朱印帳も買い
朱印帳2冊になった。
4時半、焼山寺からタクシーに乗り、ふもとの鍋岩駐車場まで。
ここでいつものバスに乗り換え帰路に…
駐車場の前のお店で吊るし柿を買う。未完成品なので帰ってベランダに吊る
つもり(^_-)-☆
ベランダに吊るした柿
