東方書店のサイトで知ったのですが、ひっそりと『宝蓮灯』の日本版DVDが発売になっていたようです。『宝蓮灯』は同名の故事をアニメ化したもので、1999年に中国建国50周年を記念して制作された映画作品です。
物語は天界を支配する二郎神の妹・三聖母が人間の書生と地上に駆け落ちしたことから始まります。三聖母と書生との間には沈香という男の子が生まれますが、父親の書生は早くに亡くなってしまいます。それでも三聖母と沈香少年は仲良く暮らしていますが、ある日二郎神に二人の居所が知られてしまい、三聖母は華山の下に閉じこめられてしまい、沈香は伯父の二郎神に引き取られます。しかし沈香は冷酷な伯父のもとから逃れ、母親を救出するための旅に出ることになります。
主人公の伯父・二郎神は『西遊記』や『封神演義』などの古典小説に登場する神仙ですが、(『封神演義』では楊戩の名で登場します。)この物語では悪役となっています。二郎神(楊戩)と言えば美形の貴公子という印象が強いですが、この作品ではデスラー総統を描き損なったように酷い顔をしております(^^;) このほか、ゲストキャラとして『西遊記』の孫悟空も登場し、沈香の師匠となります。
実はこの作品、数年前に中国で中国語・英語・日本語の字幕と吹き替えが入ったDVDがリリースされています。実は私も以前にこちらの方を購入したのですが、この日本語吹き替えというのはひょっとして中国人が日本語で声をあてているのではなかろうかと戦々兢々として見てみましたが、幸いちゃんと日本人が声をあてておりました。ただ、台詞は中国語字幕をほぼそのまんま直訳しているようで、聞いていてちょっとまだるっこしいところもありました。
今度出た日本版では中国版での日本語吹き替えをそのまま流用しているのか、それともちゃんと作り直しているのか気になるところであります。
物語は天界を支配する二郎神の妹・三聖母が人間の書生と地上に駆け落ちしたことから始まります。三聖母と書生との間には沈香という男の子が生まれますが、父親の書生は早くに亡くなってしまいます。それでも三聖母と沈香少年は仲良く暮らしていますが、ある日二郎神に二人の居所が知られてしまい、三聖母は華山の下に閉じこめられてしまい、沈香は伯父の二郎神に引き取られます。しかし沈香は冷酷な伯父のもとから逃れ、母親を救出するための旅に出ることになります。
主人公の伯父・二郎神は『西遊記』や『封神演義』などの古典小説に登場する神仙ですが、(『封神演義』では楊戩の名で登場します。)この物語では悪役となっています。二郎神(楊戩)と言えば美形の貴公子という印象が強いですが、この作品ではデスラー総統を描き損なったように酷い顔をしております(^^;) このほか、ゲストキャラとして『西遊記』の孫悟空も登場し、沈香の師匠となります。
実はこの作品、数年前に中国で中国語・英語・日本語の字幕と吹き替えが入ったDVDがリリースされています。実は私も以前にこちらの方を購入したのですが、この日本語吹き替えというのはひょっとして中国人が日本語で声をあてているのではなかろうかと戦々兢々として見てみましたが、幸いちゃんと日本人が声をあてておりました。ただ、台詞は中国語字幕をほぼそのまんま直訳しているようで、聞いていてちょっとまだるっこしいところもありました。
今度出た日本版では中国版での日本語吹き替えをそのまま流用しているのか、それともちゃんと作り直しているのか気になるところであります。