博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『続・宮廷女官若曦 輪廻の恋』その8(完)

2014年12月16日 | 中国近現代ドラマ
『続・宮廷女官若曦 輪廻の恋』(原題『歩歩驚情』)第38~最終39話まで見ました。

釈放された殷正は張暁と雲南移住を計画。しかし康司瀚は復讐を諦めておらず、お別れ会と称して2人を招き、いけない薬を混ぜた酒を飲ませようと計画。だが張暁が所用で一時離脱し、その間に毒酒を口にした殷正と喧嘩となり、止めに入った馬伊諾を殴りつけて昏倒させ、気がつけば近隣住民に通報されて殷正が警察へと連行。このドラマで2回目の逮捕です。実は司瀚を庇うために殷正が敢えて罪をかぶったのですが……

そして馬伊諾も藍蘭と名乗っていた頃と合わせて2回目の入院。司瀚が彼女を連れ出して心中を図ったりして更に状況が悪化し、大量の輸血が必要な状態に。馬伊諾の正体が藍蘭、すなわち双子の姉であると知った張暁は献血を申し出て伊諾は快復しますが、今度は献血の負担に体が耐えきれなかった張暁が昏睡状態に……

【総括】
ということで、あっという間に最終回です。前作からの男優陣があまり出演していないということで、さして期待もせずに見始めたのですが、康司瀚の二股が発覚したあたりから展開にはまり始めましたね(^^;) 登場人物の性格は前作から役者さんが引き継いでいる/いない関係なしに前作とは変わっているパターンが多いのですが、ニッキー・ウー演じる殷正が前作の四阿哥と同じ厨二病系イケメンだったのもポイント高いです。(もっとも、ニッキー・ウーはこういう役柄しかできないという説もありますが)

しかし妙峰山で殷正&張暁を雍正帝&若曦と勘違いした老婆の正体とか、康震天らが25年前に甘粛の砂漠で発掘した宝物の詳細など、前作との関連を思わせる要素の説明が投げっぱなしになったのは残念です。甘肅の砂漠で発見されたのは単なる高価な骨董品ということでいいんでしょうか…… 

そして最終回は夢オチが多用されますが、あのラストシーンも実は夢……ということはないですよね?そもそも冒頭の博物館での殷正との出会いからして張暁の妄想だったという可能性もあるわけですがw
コメント (2)
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