博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『花千骨』その4

2015年10月03日 | 武侠ドラマ
『花千骨』第17~22話まで見ました。

七殺派との勝負に勝ち、流光琴と太白山の神器幻思鈴を七殺派から守り抜き、更に不帰硯をも手に入れた千骨。しかし太白山での祝宴で霓漫天に酔わされ、紫薫に香道三番勝負を挑むことに。紫薫は白子画ら五上仙の紅一点で、長留門の掌門となる前の白子画らと下界で七殺派との戦いや人助けに従事していたのでした。五人組で正義の味方というと戦隊物みたいですが (^_^;)


紫薫を演じるのは『宮廷の諍い女』の華妃でお馴染み蔣欣。白子画に恋愛感情を抱くも拒絶され、その弟子となった千骨に良い感情を抱いていません。

千骨は紫薫の醸す香りを言い当てる勝負には勝ったものの、師である尊上に恋心を抱いてしまったことを察知され、おまけに彼の「生死劫」にあたることも知られてしまいます。で、千骨を殺そうと絶情殿に乗り込みますが、彼女を庇ったカタギの東方卿を傷つけ、昏倒させてしまいます。おまけに傷を負わせた紫薫自身も東方を治せず、紫薫がかつて所属していた七殺派の殺阡陌なら治せるかもしれないと頼みに行ったところ、紫薫自身が殺阡陌の捕らわれの身に…… この人、一体何やってんですか(´Д`;)

結局千骨が東方の治療と紫薫の解放を頼みに行ったら、流光琴の貸し出しと引き替えにあっさり要求を承諾する殺阡陌。ここで殺姐姐の妹琉夏がかつて流光琴を求めて長留山に忍び込み、長留門の弟子竹染に捕らえられて死に追い込まれたという因縁が明らかとなります。

この一件が片付いた後、孟玄朗が皇帝となった蜀国の国宝が十方神器のひとつ憫生剣であることが判明したということで、千骨は尊上と下山。しかしたまたま千骨の故郷花蓮村に立ち寄ることとなり、そこで尊上が千骨の憧れの人墨氷その人であったと告白。しかも二人をストーキングしていた紫薫から、当時掌門就任を控えていた尊上が千骨の父親を見殺しにしたとぶちまけ、千骨は走火入魔しかけますが、ぎりぎりで踏みとどまり、尊上を許すことに。

その頃、蜀国では七殺派単春秋の支援を得た孟玄朗の兄明王孟玄聡が皇位簒奪を敢行。元々は自分が太子であったのが、その能力を不安視した父皇によって弟が後継者と指名されたことに不満を抱いていたのでした。白子画は孟玄朗を愛する軽水に、周国へ援軍を依頼させます。実は軽水は周国柴王の郡主で、孟玄朗と同じく身分を隠して長留門の弟子となっていたのでした。そして無事皇位を取り戻した孟玄朗により、白子画は憫生剣をゲット。

その後、千骨の要望で、蜀山派の雲隠に掌門の位を譲ることとなり、蜀山にて掌門就任式が開催されますが、式典の当日に太白山の掌門緋顔が何者かによって殺害。しかも殺阡陌を姐姐と慕っていることが何者かによって暴露され、七殺派と結んだ千骨の犯行に仕立て上げられてしまいますが……

ということで千骨ストーカーと化した紫薫から目を離せません (^_^;) 世尊・儒尊ら長留門の幹部も彼女の行動を問題視しつつも、その地位と実力から腫れ物扱いしているようですね……
コメント
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