博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『新蕭十一郎』その2

2016年03月17日 | 武侠ドラマ
『新蕭十一郎』第7~12話まで見ました。

蕭十一郎の師父司空摘星は、お酒に釣られて小公子の人質に……


司空摘星を演じるのは、『カンフーハッスル』などでお馴染みの元華。

師父を返して欲しければ本物の「割鹿刀」と引き替えにということですが、そんな折りに沈家荘では、いつの間にか武林四大高手殺害と「割鹿刀」強奪の下手人に仕立て上げられた蕭十一郎を成敗するということで、武林大会が開かれることに。本物の「割鹿刀」は実は沈家荘に隠されているのではないかと推測し、当の蕭十一郎と風四娘も変装してしれっと沈家荘に参上。

で、沈家荘内の「天機楼」に「割鹿刀」が隠されているらしいという話になるのですが、ここで孔明灯が気球がわりになったり、蕭十一郎がミニロケットを背負って空中を飛んだりしているのは見なかったことにしましょう。


「天機楼」の内部には巨大大仏が…… 『王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件』みたいですね。


そして幼い頃に罹患したという奇病が発症し、敵も味方も構わず周囲の人間を次々と殺害していく沈璧君。『花千骨』の堕仙よりよっぽどそれらしいです この奇病の発症には「天宗」の大ボス逍遥侯が深く関わっているようですが?

「天機楼」が脱出した直後に蕭十一郎も謎の奇病を発症。蕭十一郎はもともと捨て子で森の中で狼と暮らしていた狼少年という設定で、その頃に父親とともに放浪していた沈璧君とも出会っているという設定なんですね。(沈璧君はその後母親に引き取られ、父親は行方不明に……)

で、それぞれ病状が収まった2人は風四娘・楊開泰とともに、司空摘星の身柄を取り戻すために「天宗」の本部へと足を踏み入れます。逍遥侯の試練を乗り越えた4人は師父を取り戻しますが、逍遥侯は別れ際に「また会うこともあるだろう」というイヤなフラグを言い残します。

逍遥侯の復活(「天宗」は20年前に正派の総攻撃を受けて滅亡したことになってたらしい)とか、蕭十一郎の接近などで、娘の将来に不安を覚えた沈飛雲は、璧君と連城璧との婚姻を急ぎますが、結婚式の当日に、息子の結婚に反対する連城璧の母親が乱入し……ということで、今回の締めはオカン同士のバトルです (^_^;) しかしどっちのオカンも女優さんが若いですね……



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