『琅琊榜之風起長林』第29~34話まで見ました。
新帝即位を承けて任地の甘州から都金陵へと戻る平旌。皇子時代から仲が良かったということで新帝元時はウキウキ顔で平旌と対面し、それを苦い顔で見つめる荀太后と内閣首輔荀白水…… そして庭生は微妙に体調がすぐれず、死期を悟ったのか、残った息子の平旌に長林軍の牌令を託します。一方、平旌に着いて甘州に着任した元啓は、彼が留守の間に潜入してきた墨淄侯と良からぬ相談……
そしてまだ幼い新帝が自分たちの意のままに出来ると踏んだ荀白水と荀太后は、長林王府の影響力を排除するために、皇帝直属という位置づけながら長林王府の影響が強い羽林営の解体・再編に乗り出し、庭生も受け入れざるを得ないことに。そして荀氏の一族ながらも長林王府と関係が良好な荀飛盞は、叔父・叔母の動きに憂慮が隠せません。
甘州に戻った平旌ですが、大渝国の康王に捕虜の交換を求められ、ひょっとして和平の談判ができるかもと国境まで出向き、捕虜となっていた彼の甥を釈放したところ、康王は即刻射殺し、平旌に向かって兄の平章や父の庭生ならともかくお前では話にならんと甘州衛に宣戦布告。どうやら煽りに来ただけのようです。
戦いは避けられないと判断した平旌は、自ら大渝兵に扮して康王率いる皇属軍の陣営に潜り込んで偵察に励みます。その際に大渝領内の磐城で医療活動をしていた林奚と再会。兄の死以来彼女にわだかまりがあった平旌ですが、それも段々と解けてきたようです。
偵察の甲斐あって康王撃破に自信を深める平旌ですが、不安なのは現在先帝の服喪中で、こちらから大規模な戦闘を仕掛けたり派手に戦勝すると物言いがつく可能性があること。そこで腹に一物抱えているのも知らずに元啓を使者として金陵に派遣し、父王にお伺いを立てます。庭生は当然康王と決戦をするという平旌の方針に賛意を示しますが、元啓は荀白水に接近。濮陽纓から託されたいつぞやの疫病の折りの荀太后の密詔を提示して脅しをかけつつ、荀氏一族との結託を図ります。
平旌が康王との戦端を開くつもりだと元啓より知らされた荀白水は、何となく腑に落ちない顔の新帝から先帝の服喪中に防禦以外の戦闘行為はまかりならんという勅書を得て、自ら使者となって甘州に赴きます。それを察した平旌は「こんな辺境だと道がよくないから、馬車の車軸が断裂するだろうなあ(チラッチラッ」と、配下にそれとなく工作を示唆して前線に赴く時間を稼ぎます。この手の使者が到着するまでに事を済ましてしまえばいいという発想は中国時代劇でお馴染みですねw
結局甘州に戻った元啓がそれとなくサポートしたこともあって荀白水は戦端を開くギリギリのタイミングで平旌の前に到来。しかし平旌は勅書の読み上げを拒否し、「軍功を揚げることが自分の目的ではない。すべての責任は戦後に自分が取る。」と宣言し、荀白水を置いて出征したのでありました。
ということで詳細は省略しますが、庭生絡みで今回も前作の回想シーンが盛り込まれています。それを見ながら、今作に足りてないのは飛流みたいな存在ではないかと何となく……
新帝即位を承けて任地の甘州から都金陵へと戻る平旌。皇子時代から仲が良かったということで新帝元時はウキウキ顔で平旌と対面し、それを苦い顔で見つめる荀太后と内閣首輔荀白水…… そして庭生は微妙に体調がすぐれず、死期を悟ったのか、残った息子の平旌に長林軍の牌令を託します。一方、平旌に着いて甘州に着任した元啓は、彼が留守の間に潜入してきた墨淄侯と良からぬ相談……
そしてまだ幼い新帝が自分たちの意のままに出来ると踏んだ荀白水と荀太后は、長林王府の影響力を排除するために、皇帝直属という位置づけながら長林王府の影響が強い羽林営の解体・再編に乗り出し、庭生も受け入れざるを得ないことに。そして荀氏の一族ながらも長林王府と関係が良好な荀飛盞は、叔父・叔母の動きに憂慮が隠せません。
甘州に戻った平旌ですが、大渝国の康王に捕虜の交換を求められ、ひょっとして和平の談判ができるかもと国境まで出向き、捕虜となっていた彼の甥を釈放したところ、康王は即刻射殺し、平旌に向かって兄の平章や父の庭生ならともかくお前では話にならんと甘州衛に宣戦布告。どうやら煽りに来ただけのようです。
戦いは避けられないと判断した平旌は、自ら大渝兵に扮して康王率いる皇属軍の陣営に潜り込んで偵察に励みます。その際に大渝領内の磐城で医療活動をしていた林奚と再会。兄の死以来彼女にわだかまりがあった平旌ですが、それも段々と解けてきたようです。
偵察の甲斐あって康王撃破に自信を深める平旌ですが、不安なのは現在先帝の服喪中で、こちらから大規模な戦闘を仕掛けたり派手に戦勝すると物言いがつく可能性があること。そこで腹に一物抱えているのも知らずに元啓を使者として金陵に派遣し、父王にお伺いを立てます。庭生は当然康王と決戦をするという平旌の方針に賛意を示しますが、元啓は荀白水に接近。濮陽纓から託されたいつぞやの疫病の折りの荀太后の密詔を提示して脅しをかけつつ、荀氏一族との結託を図ります。
平旌が康王との戦端を開くつもりだと元啓より知らされた荀白水は、何となく腑に落ちない顔の新帝から先帝の服喪中に防禦以外の戦闘行為はまかりならんという勅書を得て、自ら使者となって甘州に赴きます。それを察した平旌は「こんな辺境だと道がよくないから、馬車の車軸が断裂するだろうなあ(チラッチラッ」と、配下にそれとなく工作を示唆して前線に赴く時間を稼ぎます。この手の使者が到着するまでに事を済ましてしまえばいいという発想は中国時代劇でお馴染みですねw
結局甘州に戻った元啓がそれとなくサポートしたこともあって荀白水は戦端を開くギリギリのタイミングで平旌の前に到来。しかし平旌は勅書の読み上げを拒否し、「軍功を揚げることが自分の目的ではない。すべての責任は戦後に自分が取る。」と宣言し、荀白水を置いて出征したのでありました。
ということで詳細は省略しますが、庭生絡みで今回も前作の回想シーンが盛り込まれています。それを見ながら、今作に足りてないのは飛流みたいな存在ではないかと何となく……
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