博客 金烏工房

中国史に関する書籍・映画・テレビ番組の感想などをつれづれに語るブログです。

『魔幻手機』その6

2010年05月30日 | 中国科幻ドラマ
『魔幻手機』第31~36話まで見ました。

小千・傻妞との三角関係に疲れた楚楚は、思い切って北京を離れ、山村の小学校の教員になることに。そして小千も傻妞を政府に渡して一般人になることを決意。そして1年がすぎ、游所為によって官渡の戦いの戦場に飛ばされたはずの東子と飛燕が帰還。しかし彼らがどうやって現代に帰って来れたのかがどうもよく分かりません……

現代に戻ってくるまで5年の歳月を要した東子と飛燕は、游所為に5年分の補償をしろと詰め寄ります。仕方がないので游所為と小千は官渡の戦いの場にタイムスリップし、2人を救出して運命を変えてしまおうと試みます。この時に公安局によって傻妞のコピーが完了したからということで、彼女は再び小千のもとに戻ることに。傻妞と同機能の携帯を中国政府がどういう用途に使うやら、考えるだけでもガクプルものなんですが(^^;)

ともかくタイムスリップする小千・游所為ですが、結局東子と飛燕の救出には失敗し、小千に至っては矢を射られて重傷を負ってしまいます。ここで傻妞が小千を助けるため、ケータイの状態から勝手にバーチャロイドモードへと起動し、ペナルティとして以後充電切れになったら二度と起動出来ないようになってしまいます。(傻妞には10回まで人の生活をのぞき見するなど非合法な使い方が出来るようになっていますが、小千は既に9回非合法な使い方をしていました。傻妞が主人の意志によらず勝手に起動するのも非合法の内に入るらしい。)

ということで傻妞が充電切れにならないよう気を配る小千ですが、楚楚の勤める学校の校舎が倒壊して救出に赴いた際に、とうとう充電切れを起こしてしまいます…… 更には唯一残った「飛人」である游所為も、「太子」が充電不足のまま出動してエネルギー切れとなり、チンピラにボコボコにされてしまう始末…… 

その游所為を救ったのは他でもない牛魔王。このドラマの冒頭でドサクサに紛れて現代にやって来た牛魔王ですが、その後范グループの悪徳社長とタッグを組み、また游所為を恨む東子と飛燕を配下に従え、悪事に励むことにした模様。彼は游所為から「太子」を取り上げ、機能をコピーした携帯を作らせたうえで、游所為の解放と「太子」の返還と引き替えに、游所為に寿命を一万年伸ばすという「長生不老丸」の製造・販売を協力させることにしますが……

ということでようやくラスボスが登場しましたが、元の時代に残してきた妻や愛人を恋しがってたりして、どうも悪役としては押しが弱いなあと……


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