橋爪大三郎『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫、2006年5月)
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教など、世界各地の宗教の成立や教義などのあらましをわかりやすくまとめてあり、便覧がわりに参照する分にはちょうどいいかと思って購入。本当に基本的な知識しか書かれていないのですが、そんな中で自分には仏教の教義に関する知識が欠けていることに気づき、愕然……
個人的には相当数の信者がいるはずのヒンドゥー教についてもう少し詳しい解説が欲しかったところです。著者曰く、日本ではヒンドゥー教に対する関心が低く、ちゃんとした研究もほとんど無いので、遺憾ながら一章を立てて紹介するのは見合わせたとのことですが……
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、仏教など、世界各地の宗教の成立や教義などのあらましをわかりやすくまとめてあり、便覧がわりに参照する分にはちょうどいいかと思って購入。本当に基本的な知識しか書かれていないのですが、そんな中で自分には仏教の教義に関する知識が欠けていることに気づき、愕然……
個人的には相当数の信者がいるはずのヒンドゥー教についてもう少し詳しい解説が欲しかったところです。著者曰く、日本ではヒンドゥー教に対する関心が低く、ちゃんとした研究もほとんど無いので、遺憾ながら一章を立てて紹介するのは見合わせたとのことですが……
ヒンドゥー教入れたら、「世界四大宗教」になりますもんね。
インド人はそう考えてるような気がします(笑
というより、なんか「全ての宗教がヒンドゥーの亜流」
みたいにしてる、とも聞いたことあります。
一般に、ヒンドゥー教は、仏教やイスラームなどが
「普遍性」のある「世界宗教」なのに、
ヒンドゥーは「民族宗教」である、とされて、それでかなんか評価低いようですね。
でも、インドて、広大な、多民族地域やのに、
それでもやはり「民族」宗教なんでしょうか。
ちなみに、イスラームでも、
釈迦=ブッダを、勝手にブーザーという、
アラーの福音を伝える予言者扱いにしてますねw
信者の人口では仏教を上回っているということなんで、ヒンドゥー教を加えて四大宗教だと言いたくなる気持ちはわかります(^^;)
>でも、インドて、広大な、多民族地域やのに、それでもやはり「民族」宗教なんでしょうか。
教科書的にはそういう説明がなされることもありますが、そない考えてみたら確かに変ですね。あと、インド・ネパール以外ではバリ島でも信仰されてますし……
仏教なんかも、源流はヒンドゥー教なんかな?と思うので、一章割いて欲しいなぁ。
結構、クリシュナとか、ヴィシュヌなんか面白いんですけどね。
‥‥宗教というより、神話としての方が面白いかな?
おおっ、無事にコメントを投稿できたようで何よりです。
仏教成立の前提になったのは、ヒンドゥー教の前身のバラモン教ですね。一応バラモン教とかカースト制については簡単な説明があるのですが、そのカースト制にしても後世更に複雑化したということなので、そのあたり詳しい説明がほしかったのですが……