博客 金烏工房

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『大宋少年志』その3

2019年11月22日 | 中国歴史ドラマ
『大宋少年志』第13~18話まで見ました。

第七斎の新たなる任務は、対遼・西夏用の秘密兵器の設計を手がける技師の陳工を、身柄の安全のために彼が所属する弓弩院から、禁軍の用意した安全な場所に秘密裏に護送すること。元仲辛らは陳工をうまく弓弩院から連れ出すことに成功するものの、馬車での護送中に謎の一団の襲撃を受け、陳工が行方不明となってしまいます。

逃げ延びる陳工の身柄を押さえた韋衙内と薛映は、前回の牢城営でのミッションのヘマから退学の危機にさらされたこともあり、手柄を独占しようと、密かに彼を薛映の父母が経営する甘味屋に匿うことにします。


しかしこの陳工、生来博打好きで女好き。女遊びがしたいと言いだし、韋衙内は仕方なく妓楼から妓女を呼び寄せますが、そこから彼の命を狙う一団の足が着き、店に刺客が襲撃……というか、陳工は足を着かせるためにそういう要求をしたのではないかという疑惑が浮上します。

ここらへんで元仲辛・趙簡らも二人が陳工を匿っているのに気付きます。そのまま彼を禁軍に護送すれば任務は完了のはずですが、どうも彼を襲った刺客は禁軍の手の者ではないかということで、このまま彼を引き渡せないと、秘閣に連れ込んで匿うことに。秘閣には、女子用の浴場につながる秘密の地下道があり、陳工と案内役の元仲辛を女装させ、浴場から秘閣内部へと連れ込むことにします。





ということで女装させられた二人。元仲辛の女装がなかなかサマになっているので、イケメンがちゃんと女装をすると美人に見えるという学びを得ました (^_^;)

その後も七斎の面々は、陳工が行方不明になったということで禁軍から呼び出されて査問を受けたり、理不尽に監禁されることに怒りを爆発させた陳工の無軌道な行動に悩まされたりしますが、ある朝遂に彼が手がけていた秘密兵器「車行炮」の設計図が完成します。

その頃合いで陳工を匿っていたことが陸掌院にバレてしまいます。七斎の面々は、彼を禁軍ではなく枢密院に護送することにしますが、陽動作戦で禁軍側を引っかけ、禁軍の都尉で韋衙内の父親の部下の馬山が陳工の襲撃を指揮していたことが判明。

馬山はスパイ容疑で禁軍に引き渡し、陳工は枢密院に無事に護送してめでたしめでたし……とはいかず、馬山はその後禁軍内で処分を下された様子がないということで、陳工の襲撃は禁軍全体の内意だったのではないかという疑惑が浮上。枢密院で安全が守られているはずの陳工も何者かに殺害されてしまい、彼の身の上を心配して最後に彼を訪問していた元仲辛と趙簡が容疑者として禁軍に追われることになり……

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