『媚者無疆』第28~33話まで見ました。
前回方歌から「お前の底線のある人間だ」ということで見逃してもらいながら、「公子」の指令で正義山荘荘主・黄喩の暗殺未遂を方歌と血蓮教の陰謀に見せかけて方歌の権勢失墜をはかる晩媚…… 「公子」の差し金と察した方歌は彼を捜し当て、竹林で公子と一対一の勝負に及びますが、その間に長安が馬を呼んで晩媚とともに逃亡。「ざまぁm9(^Д^)」と思う程度には見てるこっちも{公子」のクズさに嫌気がさしてますw
しかし二人が姽嫿城に戻ったところで、姹蘿が方歌の妹・盈盈も陰謀に巻き込もうとしているから救ってやれと刑風が告げます。刑風は姹蘿と相思相愛の仲であるわけですが、彼女の加虐的なところはあんまり良く思ってないんですよな。今までの場面でも、彼女が召使いに当たり散らして処罰しようとするのを救ってやったりという具合にその点がはちゃんと明示されており、描写としてはなかなか面白いところです。
しかし晩媚らが駆けつけた時には既に遅く、盈盈は姹蘿の差し金によって黄喩の息子たちによって手込めにされた後でした…… 方歌の腕の中で死んでいく盈盈。そこで逃亡時に長安に点穴された月影に見つかってしまいますが、晩媚は「公子」や長安の前で、自分と同じような身の上の彼女の死に対して、姹蘿に取って代わって城主となることを決意。この前後に晩媚は「公子」の推薦で天殺に昇格しております。
一方、「公子」の陰謀により黄喩殺害を謀ったということにされてしまった血蓮教は、正派諸派のヘイトの対象となり、新たに武林盟主となった黄喩の指揮のもと、正派連合軍によって攻め滅ぼされます。更に教主の越軽涯は李存勗から血蓮教の残党の殲滅を命じられ、「これはあまりにあまり」とばかりに命令を拒否して太傅の職を退きます。そして晩媚は謝瑩に長安の身の上を知らされ、「影」のポジションから解放して欲しいと懇願され、断腸の思いで別れを決意。そして絶望の中で剣を振るい、「公子」から授けられたものの修得できないでいた「神隠剣法」第十三子式「天光尽」をマスター。二人の恋が破れたら得をするのは「公子」だけだと思うと、二人の恋を応援したくなってきますが……
太傅辞任以来行方をくらませた越軽涯。「公子」はかつて母の藍禾から血蓮教の殲滅、越軽涯の殺害、そして李克用の後継者として王となることの三つを託されていました。そして血蓮教の殲滅を果たした今、越軽涯を倒す時が来たということで、自分が晩媚を好いているということを見せつけ、「公子」に復讐しようとしていた越軽涯に敢えて彼女を攫わせ、そこから彼の居場所をつきとめて最終決戦に持ち込みます。やっぱりこの人キング・オブ・クズなのでは…… 晩媚の力添えもあり、彼を討ち果たしますが、ここで「公子」が実は李克用の子ではなく、越軽涯の種であったことが判明。まあこれは予想通りですね。
そして姽嫿城では、長安が脱出時に流光から、長年姹蘿に幽閉されている恩師の姹如を解放して欲しいと依頼されますが、これが姹蘿にバレてしまい、流光の処遇が問われることになります。姹如は例によって姹蘿と同期なのですが、前城主の藍禾の画策で姹蘿と対立したりと色々あった模様です。で、命を保つことも危うくなった流光は、敢えて姹蘿に城主の地位を賭けて対決を申し出ます。お互いの「影」同士が代理で決闘するという形式で、流光側が勝利しても城主の地位は求めず、それと引き替えに自らの助命嘆願を要求するということで、彼女の「影」となった長安が姹蘿の「影」の刑風に勝利しますが、不正があったとか刑風が敢えて手加減をしたということで結局流光は死に追い込まれ、長安も囚われの身に……
しかしここでも長安は刑風によって密かに解放され、阮娘と合流し、武則天・太平公主の遺臣たちの推戴により楚王に即位。そして事態を知って姽嫿城に戻った晩媚は、流光の死によって欠員となった絶殺への昇格を賭けて晩香と競うことになりますが……
前回方歌から「お前の底線のある人間だ」ということで見逃してもらいながら、「公子」の指令で正義山荘荘主・黄喩の暗殺未遂を方歌と血蓮教の陰謀に見せかけて方歌の権勢失墜をはかる晩媚…… 「公子」の差し金と察した方歌は彼を捜し当て、竹林で公子と一対一の勝負に及びますが、その間に長安が馬を呼んで晩媚とともに逃亡。「ざまぁm9(^Д^)」と思う程度には見てるこっちも{公子」のクズさに嫌気がさしてますw
しかし二人が姽嫿城に戻ったところで、姹蘿が方歌の妹・盈盈も陰謀に巻き込もうとしているから救ってやれと刑風が告げます。刑風は姹蘿と相思相愛の仲であるわけですが、彼女の加虐的なところはあんまり良く思ってないんですよな。今までの場面でも、彼女が召使いに当たり散らして処罰しようとするのを救ってやったりという具合にその点がはちゃんと明示されており、描写としてはなかなか面白いところです。
しかし晩媚らが駆けつけた時には既に遅く、盈盈は姹蘿の差し金によって黄喩の息子たちによって手込めにされた後でした…… 方歌の腕の中で死んでいく盈盈。そこで逃亡時に長安に点穴された月影に見つかってしまいますが、晩媚は「公子」や長安の前で、自分と同じような身の上の彼女の死に対して、姹蘿に取って代わって城主となることを決意。この前後に晩媚は「公子」の推薦で天殺に昇格しております。
一方、「公子」の陰謀により黄喩殺害を謀ったということにされてしまった血蓮教は、正派諸派のヘイトの対象となり、新たに武林盟主となった黄喩の指揮のもと、正派連合軍によって攻め滅ぼされます。更に教主の越軽涯は李存勗から血蓮教の残党の殲滅を命じられ、「これはあまりにあまり」とばかりに命令を拒否して太傅の職を退きます。そして晩媚は謝瑩に長安の身の上を知らされ、「影」のポジションから解放して欲しいと懇願され、断腸の思いで別れを決意。そして絶望の中で剣を振るい、「公子」から授けられたものの修得できないでいた「神隠剣法」第十三子式「天光尽」をマスター。二人の恋が破れたら得をするのは「公子」だけだと思うと、二人の恋を応援したくなってきますが……
太傅辞任以来行方をくらませた越軽涯。「公子」はかつて母の藍禾から血蓮教の殲滅、越軽涯の殺害、そして李克用の後継者として王となることの三つを託されていました。そして血蓮教の殲滅を果たした今、越軽涯を倒す時が来たということで、自分が晩媚を好いているということを見せつけ、「公子」に復讐しようとしていた越軽涯に敢えて彼女を攫わせ、そこから彼の居場所をつきとめて最終決戦に持ち込みます。やっぱりこの人キング・オブ・クズなのでは…… 晩媚の力添えもあり、彼を討ち果たしますが、ここで「公子」が実は李克用の子ではなく、越軽涯の種であったことが判明。まあこれは予想通りですね。
そして姽嫿城では、長安が脱出時に流光から、長年姹蘿に幽閉されている恩師の姹如を解放して欲しいと依頼されますが、これが姹蘿にバレてしまい、流光の処遇が問われることになります。姹如は例によって姹蘿と同期なのですが、前城主の藍禾の画策で姹蘿と対立したりと色々あった模様です。で、命を保つことも危うくなった流光は、敢えて姹蘿に城主の地位を賭けて対決を申し出ます。お互いの「影」同士が代理で決闘するという形式で、流光側が勝利しても城主の地位は求めず、それと引き替えに自らの助命嘆願を要求するということで、彼女の「影」となった長安が姹蘿の「影」の刑風に勝利しますが、不正があったとか刑風が敢えて手加減をしたということで結局流光は死に追い込まれ、長安も囚われの身に……
しかしここでも長安は刑風によって密かに解放され、阮娘と合流し、武則天・太平公主の遺臣たちの推戴により楚王に即位。そして事態を知って姽嫿城に戻った晩媚は、流光の死によって欠員となった絶殺への昇格を賭けて晩香と競うことになりますが……
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