『陳情令』第41~45話まで見ました。
他の玄門の徒と同様に清談会への出席のためということで金麟台へと足を踏み入れた莫玄羽こと魏無羨と藍忘機。
無羨は金氏の蔵宝室に隠されている聶明玦の首との「共情」により、聶明玦と金光瑶との出会い、作中でも触れられてきたこれまでの経過、そして聶明玦の最期を知ります。どうやら聶明玦の霊気を静めるために金光瑶が琴で演奏していた「清心音」が逆に命取りになり、聶明玦を走火入魔させたということのようです。しかし前回の暁星塵と薛洋の話といい、こういう長い回想シーンが二度三度と挿入されると、主人公の前の世代の回想を無理やりぶっ込んできた于正版『神雕侠侶』のトラウマが甦ってきます……
これはもう間違いないと、速攻で蔵宝室に乗り込む無羨らですが、当然の如く聶明玦の首は既に隠されてしまっています。おまけに、何やら夫の秘密を知って蔵宝室に軟禁されていた金光瑶夫人の秦愫は衆人環視の中で自害、莫玄羽=魏無羨の正体も暴かれてしまいます。
金麟台から逃亡した無羨は、藍曦臣&忘機兄弟により藍氏の「雲深不知処」に匿われます。そこで禁忌の書物を保管する禁室から、金光瑶が人の精神を狂わせる「乱魄抄」の楽譜を盗み出し、「清心音」に「乱魄抄」を織り交ぜて聶明玦に聞かせて走火入魔に導いたのではないかという結論に達します。
そこで乱葬崗で「傀儡」が大量に出現するなど異変が起こっているらしいということで、無羨と忘機は現場に急行します。乱葬崗では金凌、藍思追ら玄門の年少者たちが「傀儡」に捕らえられておりました。2人が駆けつけたタイミングで、江澄ら年少者の父兄たちも救出に到来。無羨に不審感を抱きつつも、ともに「傀儡」に対処し、乱葬崗からの脱出を図ります。ここでかつて姑蘇藍氏の弟子でありながら蘭陵金氏にすり寄って一門を独立させた蘇渉が、金光瑶・薛洋と結託しており、義城で今際の際の薛洋から陰虎符を奪取した「鬼面人」であることが明らかとなります。
そして藍思追も、実は16年前に一族とともに処刑されたはずの大梵山温氏の幼児温苑であるようなのですが……?
「傀儡」によって霊智を奪われた一行は、取り敢えず懐かしの雲夢「蓮花塢」に退避して回復に努めることになりますが、そこへ妓女の思思と、秦愫の母の侍女であったという碧草が到来。金光瑶が前宗主で父である金光善を死に追いやった事情と、秦愫が実は金光善の種であるという衝撃的な事実とが明かされ……というあたりで次回へ。
16年後になって回想シーンや過去の話があれこれ盛り込まれる一方で、無羨と忘機の友情というか交情も16年後の方がより丁寧に描かれている感じです。
他の玄門の徒と同様に清談会への出席のためということで金麟台へと足を踏み入れた莫玄羽こと魏無羨と藍忘機。
無羨は金氏の蔵宝室に隠されている聶明玦の首との「共情」により、聶明玦と金光瑶との出会い、作中でも触れられてきたこれまでの経過、そして聶明玦の最期を知ります。どうやら聶明玦の霊気を静めるために金光瑶が琴で演奏していた「清心音」が逆に命取りになり、聶明玦を走火入魔させたということのようです。しかし前回の暁星塵と薛洋の話といい、こういう長い回想シーンが二度三度と挿入されると、主人公の前の世代の回想を無理やりぶっ込んできた于正版『神雕侠侶』のトラウマが甦ってきます……
これはもう間違いないと、速攻で蔵宝室に乗り込む無羨らですが、当然の如く聶明玦の首は既に隠されてしまっています。おまけに、何やら夫の秘密を知って蔵宝室に軟禁されていた金光瑶夫人の秦愫は衆人環視の中で自害、莫玄羽=魏無羨の正体も暴かれてしまいます。
金麟台から逃亡した無羨は、藍曦臣&忘機兄弟により藍氏の「雲深不知処」に匿われます。そこで禁忌の書物を保管する禁室から、金光瑶が人の精神を狂わせる「乱魄抄」の楽譜を盗み出し、「清心音」に「乱魄抄」を織り交ぜて聶明玦に聞かせて走火入魔に導いたのではないかという結論に達します。
そこで乱葬崗で「傀儡」が大量に出現するなど異変が起こっているらしいということで、無羨と忘機は現場に急行します。乱葬崗では金凌、藍思追ら玄門の年少者たちが「傀儡」に捕らえられておりました。2人が駆けつけたタイミングで、江澄ら年少者の父兄たちも救出に到来。無羨に不審感を抱きつつも、ともに「傀儡」に対処し、乱葬崗からの脱出を図ります。ここでかつて姑蘇藍氏の弟子でありながら蘭陵金氏にすり寄って一門を独立させた蘇渉が、金光瑶・薛洋と結託しており、義城で今際の際の薛洋から陰虎符を奪取した「鬼面人」であることが明らかとなります。
そして藍思追も、実は16年前に一族とともに処刑されたはずの大梵山温氏の幼児温苑であるようなのですが……?
「傀儡」によって霊智を奪われた一行は、取り敢えず懐かしの雲夢「蓮花塢」に退避して回復に努めることになりますが、そこへ妓女の思思と、秦愫の母の侍女であったという碧草が到来。金光瑶が前宗主で父である金光善を死に追いやった事情と、秦愫が実は金光善の種であるという衝撃的な事実とが明かされ……というあたりで次回へ。
16年後になって回想シーンや過去の話があれこれ盛り込まれる一方で、無羨と忘機の友情というか交情も16年後の方がより丁寧に描かれている感じです。
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