キアヌ・リーブス主演で忠臣蔵の映画を撮ると最初に聞いた時には「ふーん」という感じでしたが、夏に『風立ちぬ』の上映時に予告編を見た時に、忠臣蔵とはほど遠いファンタジック()な映像の数々に「な、なんやこれはっ!?」と目が釘付けになり、「これは絶対に見なければ!」と決意しました。というわけで見てきましたよ。『47RONIN』を……
舞台は鎖国時代の日本。赤穂に逃れてきた英国人と日本人のハーフの少年カイは、藩主の浅野内匠頭の思し召しで領内で暮らすことを許され、内匠頭とその娘のミカに忠義を尽くすことを心に誓います。それから年月が経ち、赤穂の支配権を奪おうとする長門の藩主吉良の陰謀により内匠頭は切腹に追い込まれ、将軍の命によりミカは吉良との婚姻が決定。カイは奴隷として出島へと追放になります。浪人の身分となった大石は、主君の仇討ちと吉良の陰謀阻止のために元の藩士たちを集め、カイの力も借りようと出島に向かいますが……
ということで、大方の予想というか期待通り架空の日本を舞台とした架空の忠臣蔵に仕上がっています。作品中で出てくる日本の風景、地理関係、内匠頭が吉良に斬りかかる経緯(吉良の部下の女狐の化身に妖術をかけられ、ミカが吉良に襲われていると誤解して斬りかかるという展開……)、浪士たちの中になぜか芭蕉という人物が混じっている点など、すべてが大雑把です。お陰でキアヌ・リーブスが47士の中に入ってることなどささいなことに思えてきます。さてはそれが狙いかと(^^;)
地理については、赤穂の隣国が長門になってたり、大石らが赤穂から羽越(一口に羽越と言っても範囲がすごく広いわけですが)、樹海(富士の樹海なんでしょうね。たぶん)、出島を簡単に行き来する展開で、お察しの状態となっております。出島に地下闘技場があったなんて初めて知りましたよ(真顔)
ラストで「47士の物語は日本で現在でも語り継がれており、彼らの墓には多くの人が参拝に訪れる。この物語が本作のもととなった」というような内容の字幕が表示されますが、さてはそういうことわりをどっかで入れておけば、あとは何をどういじってもいいと思っていますなw
この作品を見ると、現在DVDで鑑賞中のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が本格的な歴史大作に思えてきます……
舞台は鎖国時代の日本。赤穂に逃れてきた英国人と日本人のハーフの少年カイは、藩主の浅野内匠頭の思し召しで領内で暮らすことを許され、内匠頭とその娘のミカに忠義を尽くすことを心に誓います。それから年月が経ち、赤穂の支配権を奪おうとする長門の藩主吉良の陰謀により内匠頭は切腹に追い込まれ、将軍の命によりミカは吉良との婚姻が決定。カイは奴隷として出島へと追放になります。浪人の身分となった大石は、主君の仇討ちと吉良の陰謀阻止のために元の藩士たちを集め、カイの力も借りようと出島に向かいますが……
ということで、大方の予想というか期待通り架空の日本を舞台とした架空の忠臣蔵に仕上がっています。作品中で出てくる日本の風景、地理関係、内匠頭が吉良に斬りかかる経緯(吉良の部下の女狐の化身に妖術をかけられ、ミカが吉良に襲われていると誤解して斬りかかるという展開……)、浪士たちの中になぜか芭蕉という人物が混じっている点など、すべてが大雑把です。お陰でキアヌ・リーブスが47士の中に入ってることなどささいなことに思えてきます。さてはそれが狙いかと(^^;)
地理については、赤穂の隣国が長門になってたり、大石らが赤穂から羽越(一口に羽越と言っても範囲がすごく広いわけですが)、樹海(富士の樹海なんでしょうね。たぶん)、出島を簡単に行き来する展開で、お察しの状態となっております。出島に地下闘技場があったなんて初めて知りましたよ(真顔)
ラストで「47士の物語は日本で現在でも語り継がれており、彼らの墓には多くの人が参拝に訪れる。この物語が本作のもととなった」というような内容の字幕が表示されますが、さてはそういうことわりをどっかで入れておけば、あとは何をどういじってもいいと思っていますなw
この作品を見ると、現在DVDで鑑賞中のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』が本格的な歴史大作に思えてきます……
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