ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

ITILっていうより、Redmineでないチケット管理ソフトの話

2017-03-11 16:02:34 | Weblog
3月10日、オープンソースカンファレンス Tokyo 2017 spring

OSSで実現するITIL運用事例

という演題の話を聞いてきたのでメモメモ





・会社紹介
・(いまさら)ITILとは
 ざっくりITIL
  サービス戦略
 サービス設計:SLA
 サービス移行:リリース承認、レビュー記録、アプリバージョン管理、FAQ、ミドル管理
 サービス運用:インシデント管理、監視、ヘルプデスク
 継続的サービスカイゼン
 →インシデント管理の話
・インシデント管理あるある
 Excelの天気忘れ
 過去の経緯がメールのヤマ
 返答忘れ
・システム導入の動機
 件数・担当者増加、SLA高度化
 →省力化、自動チェック、知識共有
 →ツールの導入

・チケット管理へのアプローチ
 開発ドリブン、サポートドリブン
 チケット管理  ヘルプデスク
 RedMine:    OTRS
 →別方向からのアプローチ

・OSSで実装したITIL運用
  イベント管理(監視)Zabbix、Hinemosなど
 インシデント管理:OTRS
 資産管理CMDB
 構成管理:OCSインベントリー
      オープンオーデョット
 リリース管理:Ansible

・OTRS
 オープンソース・チケット・リクエスト・システム
  http://otrs.org
 ドイツの会社
 オープンソースだが、商用プロダクトをオープンにしたかんじ

・OTRSが選ばれる理由

・デモ
 転記とかない
 FAQの公開:問い合わせを減らすためにという方向へ

・その他のチケット管理機能
 イベント管理
 インシデント管理
 要求実現
 問題管理

・プロセス管理
 ビジネス・プロセス管理(ワークフロー)

・OTRS利用者(弊社お客様)の傾向
 ユースケースは大きく2つ
  運用の窓口
   監視結果
   リリースの管理
   セキュリティパッチが出たとき
  保守・サポートサービスの窓口
   SLA
   月次報告

 ユーザー数:3、4人~100人くらいまで
 チケット数最大20万件規模
 でも業務まわっている
   業務パッケージ的な位置づけ

・カスタマイズ例

・おまけ
 弊社のサービス
 Docker Hubにイメージがある(メールソフトまで入っている)
  →さくらでもやっている
 Docker Hubで、otrs5を検索

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NoSQL、特にHBaseの話をきいてきた

2017-03-11 13:58:10 | Weblog
3月10日、オープンソースカンファレンス Tokyo 2017 spring

NoSQLって結局どうなの?~HBaseを例に検証してみました~

を聞いてきたのでメモメモ




・自己紹介

・今日のお話

 IoTとNoSQL→HBase

・NoSQLとは
 RDB以外
・一般に言われるRDBの課題
 ビッグデータの3つのV
  多様性
  量
  頻度
・RDBの特徴
  データモデル:表形式→2列に
  トランザクション機能→整合性不要
  問い合わせ言語:SQL→REST APIに
 →RDBの機能を絞る:NoSQL

・世に中には、たくさんのNoSQL
 →データモデルで分類
  キーバリュー型
  ドキュメント型
  ワイドカラム型:カラム指向DB列方向高速
  グラフ型
 →複数のマルチモデル型というのがある

・HBaseの概要
・HBaseはワイドカラム型、バイト列で格納
・HBaseはHadoopの分散ファイルシステムHDFS上に構築
 3つのコンポーネント
  HBase
  YARN
  MapReduce
 →この下にHDFS

・HBaseはマスタースレーブ
・HBaseのデータ管理
  →HBaseはリージョンという単位でデータを分散する
   HBase→Namespace→Table
  Tableは一見するとRDBのような表形式に見える
  実際はキーバリューで格納される
   Rowkeyの範囲とColumnFamilyの値でストアされる
 JavaAPI,HBaseシェル、REST API
  SQLは使えない(Phoenix経由なら可能)
  とらんざくしょん(Omidをつかう)
・TallTableとWideTableの違い
  スキャンはTallTable
  トランザクション WideTable
  データの分散 Tall
・書き出し
 リージョンサーバー
 ログ書く
 リージョン決定
 ストア決定
 memstore書き出し
 HFileに書き出し(定期的にこんぱくしょん)

・よみこみ
 リージョンサーバー
 ブロックキャッシュ
 memstore
 HFile
 →Blockキャッシュへ読んだもの書いておく

・検証
 スマートデータから収集したデータの管理
 検証項目
  1.格納性能
  2.圧縮性能
  3.参照性能
 そると、めーたーID、電力消費量格納
 マルチスレッドで実行
・格納結果
  送信クライアント数が多いほど格納は早い
  リージョン数が少ないほうが格納スループット高い
  リージョン数200、送信クライアント64でスループット38万レコード/秒
  1リクエストで複数レコード格納すると向上
  マルチクライアント環境で性能発揮

・圧縮結果
  エンコーディング
   PREFIX
   PREFIX_TREE:トライ木
   DIFF:差分
   FAST_DIFF:
  GZIP圧縮大きい
  組み合わせた場合、GZ+FAST_DIFF
  サイズ19%に減少、格納時間は増加

・参照結果
 少数データ(グラフ表示など)
  1回のスキャンで1メーターとるとすると
  メーターをスキャンでまとめて取得する
 →複数メーターをスキャンするとき、取得スレッド数を増やすとスループットが向上する
 多数データ(平均値をもとめるとか)
  Getリクエストを使用:時間が離れているのでスキャンできない
 取得の並列度をあげることでスループットは向上
 Scanでまとめて取得できるように

・まとめ
 HBaseワイドカラム型のNoSQL、キーバリューストア
 分かったこと
  スキャンでまとめて設計できるように
  マルチクライアント・マルチスレッドで性能発揮
  データ圧縮したほうがよい





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「スマート向上の最先端は「中小企業」「ベンチャー」にあり!!」を聞いてきた!

2017-03-11 11:55:57 | Weblog
3月9日、Cloud Days Tokyo 2017の

スマート向上の最先端は「中小企業」「ベンチャー」にあり!!

に行ってきたので内容をメモメモ






ファクトリー 4年目:いままで大企業、今回中小企業

【企業の取り組み】
・双葉工業
 ヒカリグループ:自動車省力化
 双葉工業:FA装置の精密部品加工など 46名
 縦型MC,横型MC,複合旋盤など
 多品種少量生産
 経営課題
  参加国のどこで作っても同じ本質
  海外進出のリスク
  技術継承

・カブク
 ベンチャー、創立4年目
 人工知能→製造業で生かせないか? 
  ものづくりの民主化
 ファブレスベンチャー:工場をネットワーク化
  →シェアリングエコノミー

 設計情報入力→自動マッチング→製造工場
  3Dデータと各種製造要件より
 CONNECTとMMS

 お客様
  TOYOTA,HONDA,スクウェア・エニックス
 事例
  Honda マイクロコミューター
   分散製造ネットワーク
   電話1本ではとサブレ→1人用電気自動車
 メイキングムービー

・双葉工業から見てカブクは
 いろんなプラットフォーム
 グローバルな生産管理

・カブクさんから見て双葉工業は
 工場・メーカーのネットワーク
 現場でのネットワーク

・双葉工業の将来像
 グループネットワークの構築
  図面情報の共有化とCAD,CAM連携
  作業の標準化と工具と切削条件の統一化
  ビッグデータの解析と展開
  生産管理システム

 中国でも同様のことを

・経緯は?
 ヒカリ鉄工所→FAのとりくみ→CAD→データをうまく→CAM
  20年前からネットワーク・生産管理
  今花開いて、加速

・カブクの将来像
 1個人のユーザーでも
 rinkak ctocのマーケットプレイス
  3Dデータのアップロード

・Hondaプロジェクトのチャレンジ
  おおきな3Dプリンタ
  同時に2、3社の工場展開

・3Dプリンタ:イメージしたものがすぐできる
 →試作品に有効、視野が広がる

・技術の活用
 現状の生産管理システム
  ・共有化は出来てきている
 生産管理システム
 現状の生産管理システムでは出来ないこと
  JTEC AAA(とりぷるえー)
   オープンプラットフォーム
   設備管理
  JTEKT IoT
   工具寿命管理
   横型マシニングに機械の情報
    工具の寿命
    設備保全管理
    進捗管理
  表面処理:日本の技術はすごい!→3Dに応用(ここではいえない)
  研磨:3D素材の相性としてよいのでは?

・見える化で技術の継承
 品質管理
 切削加工
 加工段取り
 工具の知識

 工程指示書→ワークセット→加工指示書:モノと情報に埋もれた個人作業
 パレットシステム・段取りステーション

 部品セット:パレットと一緒に流れる
 機械へ運ぶ:工程指示書、補正値、加工プログラム
 補正データ入力
 加工

 三位一体のグローバル

・カブク
 自ら変わることを恐れない
 どうミックスするか

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クボタの自動運転トラクター、AI使ってないらしい?

2017-03-11 08:53:11 | Weblog
そう、聞こえたんだけど・・・


3月9日、Cloud Days Tokyo 2017の

クボタのスマート農業戦略

に行ってきたので内容をメモメモ




・クボタの概要
 東京での知名度低い

・IoTを活用したスマート農業

1.クボタの概要
 農機・エンジン 1億 世界三位 65%
 建機:小型建機に特化 No1
 パイプ・水処理

 日本で35%、北米30%、欧州12%、アジア19% グローバル

 ミッション:食料・水・環境

 グローバルメジャーブランドGMB
  製品供給→課題解決→新しい
   →IoTでレベルアップ

2.IoTを活用したスマート農業
・課題 農業人口は大幅減少、高齢化
 プロ農家は増加・大規模化
 担い手が抱える課題
  平均年齢66歳→担い手が受け皿
  多数ほじょう管理
   作業者管理
   収量、品質低下
  生産コスト、差別化、人材育成、販路拡大
 →求められる作物を求められる時期に求められる量
・担い手に対するクボタの取り組み
 1.高性能、高耐久性(M7)
  、低価格(ワールドシリーズ)
 2.営農ソリューション
 3.スマート農業システム
 4.米の輸出、6次産業化
・農業の機械化のステップ
  第一 尽力築力
  第二 動力化、常用か
  第三 機械化
  第四 スマート農業

・クボタスマートアグリシステム(KSAS)
  儲かるPDCA型農業
・KSASの全体

    クラウド
(営農情報)(機械・作物情報)
農業経営者  農業作業者

・食味収量コンバイン
  蛋白を量っている
  収穫しながら、ほじょうごとのばらつきの把握が可能
   →仕分けをすることで、外れおこめ
    水分仕分け:感想コストの低下
 施肥(せひ)設計が可能→自動で肥料
 どれだけ土壌をカイゼンするか
→トップ農家のノウハウを活用してPDCAをまわす
 2011年~2013年 モニターテスト
  収量の増加15%
・営農支援 1300件(3600くらいのお客様)
→一足飛びに1万、2万にはいかない
 本格コース 平均40ha,150枚
・方向性
  機械化一環体制
  日本型精密農業の確立
     NTTとの包括契約
  AIなどによる高度営農支援システムの構築
    最適作付け
・IoTロボット技術
 超省力・自動化

 ステップ1:オートステア(ハンドル操作なし)
 ステップ2:有人監視での自動化・無人化(協調運転)
 ステップ3:完全無人化(遠隔でほっておく)

 今ステップ1、2

 畑作向け大型トラクター
  170馬力、フランス北部向上 GPSを利用したオートステア
 欧米の農業の紹介
  ヨーロッパ、アメリカのメーカーを買収、作業機と一体化
  北海道では使われている
 傾斜、夜間運転、カーブOKオーバーラップなくなる→ロスがなくなる

 直進キープ機能付き田植え機(2016年秋リリース)
  熟練者でも作業ストレスが大きい
  アルバイトが熟練しない
  苗補給・効率悪い
  既存のオートステアリング:日本は対応できない
  D-GPSと姿勢制御ユニット(制御に工夫)安価に
  安心機能
 →2000件以上のモニター試験、高い精度(100mで誤差10cm)
  →AIを使っていないで出来る制御方法を開発

 基準線を覚えこませるだけ→平行移動:手放し運転、女性が1人で

 協調制御
 協調作業トラクタ(開発中)
  ルート生成、マッピング、画像センサーとのセンサーヒュージョン
 人間がいたら停止:センサーフュージョン

・データ農業との平行進化→スマート農業
 農家の形態に応じて切り売り、サポート

・アシストスーツ
  ラクベスト:ぶどう園 炭酸電池4本
 ウインチ型パワーアシスト
  4段まで上げ下げ出来る(かっこよくはないが・・)

・提供する価値
 1.儲かる農業の実現
 2.環境負荷削減

まとめ
・新しいソリューションの普及・定着活動
 若い人はいいけど、なかなかたいへん
・システムの拡充と改良
・スマート農業のための基準・規格・インフラつくり

3.クボタファームでの実践

みなさんとオープンイノベーションで新しい価値

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