なんか、結構、
生徒のコンピュータスキルの国際比較
http://tmaita77.blogspot.jp/2012/10/blog-post_21.html
のサイトをとりあげて、
「日本の高校生のコンピュータースキルは低い」
と決め付けている(それを前提にしている)Tweetが多いので、
意見させてもらう。
このアンケートは、
高校1年生に対し、自分が、コンピュータースキルが高いかどうかを
きいている。
5つの質問(内容は上記リンク先参照)に対して、4段階評価できいている
結果は、
45か国中
ポルトガル1位
クロアチア2位
リヒテンシュタイン3位
最下位日本
ブーピー:タイ
韓国が下から3番目
これをもって、日本人の高校生はレベルひく!と決め付けて、
ぼろくそ言うっていう感じの流れになっている
でも、このアンケート、どこかで、デジャブ感ないだろうか・・・
自尊心の効果
http://ameblo.jp/studentsviewoneducation/entry-10633079485.html
を引用させてもらうけど(以下太字引用)
1989年に各国で行われた数学の学力テストでは、
韓国が一位となり、
アメリカは最下位という結果となりました。
しかし一方で、「自分は数学ができると思うか」という質問
に対して、「はい」と答える生徒の割合が一番多かったのは
アメリカ(68%)であり、
最下位が韓国(23%)だったといいます。
今回は、韓国が下から3位・・・
つまり、本人に「できるかどうか」と聞いた場合は、実際の実力は反映されない。
自尊心の強さや、そのお国柄(極端な答えを嫌い、4段階だと2か3を選ぶ)
がでてしまう。
実際、すべて3と答えると15点になるが、「生徒のコンピュータースキル・スコアの分布」を見ると、日本の場合、すべて3と答えた場合の15点から、それ以上のところで、急激に変化している(急落している)
同様の傾向は、すべて2と答えた10点と、1が1つでも入る9点との間でも起きている
(こっちは急上昇)
その結果、10点と15点にピークが来る形になっている。
結局、これは、能力を測っているというより、自尊心とか、お国柄とか、そういうものを測っちゃっている。統計としては、失敗じゃないかな・・
怖いのは、この得点をみて、日本をdisってる先生が多いけど、
その勢いで、ICT行政を行われてしまうこと。
もし、このコンピュータースキルが正しいのなら、
東欧の人たちが上位に来ているので、
日本は、コンピューター教育を東欧に学べということに
なってしまう。
で、東欧は、どうなっているかといえば・・・
東欧での知られざるハイテク産業の活躍
http://jp.ibtimes.com/articles/36056/20121016/541048.htm
なわけさ・・ここの2ページ目にあるように、
(以下赤字は上記記事より引用)
ところが、地域と投資家と企業を結ぶ会社であるGlobal Tech Exchangeの社長、Randall Reade氏は、他の専門家と揃って、これら企業の支援の有効性に疑問を呈している。世界中で似たような現象は起きていて、例えば、シリコンバレーに視察団を派遣し、表面的な部分を真似て自分の国で行うような場合があるが、根幹の部分を理解して、それを自分の国に持ってくる必要があるにもかかわらず、それに見合うコストを必ずかけられるわけではない、という。
なわけよ。
日本でも、先生たちが、生徒がなぜできないのか、という生徒のほうに目を向けないで、
Computational Thinkingとか、情報とか、ソフトとか、外(表面)のほうに目が向いちゃうんだよね・・・
これじゃあ、生徒さんは、やらされ感いっぱいになり、
つまらない授業のいっちょあがり!
となる。
・・・自分に関係ない上に、よくわかんないとなれば・・・
生徒のコンピュータスキルの国際比較
http://tmaita77.blogspot.jp/2012/10/blog-post_21.html
のサイトをとりあげて、
「日本の高校生のコンピュータースキルは低い」
と決め付けている(それを前提にしている)Tweetが多いので、
意見させてもらう。
このアンケートは、
高校1年生に対し、自分が、コンピュータースキルが高いかどうかを
きいている。
5つの質問(内容は上記リンク先参照)に対して、4段階評価できいている
結果は、
45か国中
ポルトガル1位
クロアチア2位
リヒテンシュタイン3位
最下位日本
ブーピー:タイ
韓国が下から3番目
これをもって、日本人の高校生はレベルひく!と決め付けて、
ぼろくそ言うっていう感じの流れになっている
でも、このアンケート、どこかで、デジャブ感ないだろうか・・・
自尊心の効果
http://ameblo.jp/studentsviewoneducation/entry-10633079485.html
を引用させてもらうけど(以下太字引用)
1989年に各国で行われた数学の学力テストでは、
韓国が一位となり、
アメリカは最下位という結果となりました。
しかし一方で、「自分は数学ができると思うか」という質問
に対して、「はい」と答える生徒の割合が一番多かったのは
アメリカ(68%)であり、
最下位が韓国(23%)だったといいます。
今回は、韓国が下から3位・・・
つまり、本人に「できるかどうか」と聞いた場合は、実際の実力は反映されない。
自尊心の強さや、そのお国柄(極端な答えを嫌い、4段階だと2か3を選ぶ)
がでてしまう。
実際、すべて3と答えると15点になるが、「生徒のコンピュータースキル・スコアの分布」を見ると、日本の場合、すべて3と答えた場合の15点から、それ以上のところで、急激に変化している(急落している)
同様の傾向は、すべて2と答えた10点と、1が1つでも入る9点との間でも起きている
(こっちは急上昇)
その結果、10点と15点にピークが来る形になっている。
結局、これは、能力を測っているというより、自尊心とか、お国柄とか、そういうものを測っちゃっている。統計としては、失敗じゃないかな・・
怖いのは、この得点をみて、日本をdisってる先生が多いけど、
その勢いで、ICT行政を行われてしまうこと。
もし、このコンピュータースキルが正しいのなら、
東欧の人たちが上位に来ているので、
日本は、コンピューター教育を東欧に学べということに
なってしまう。
で、東欧は、どうなっているかといえば・・・
東欧での知られざるハイテク産業の活躍
http://jp.ibtimes.com/articles/36056/20121016/541048.htm
なわけさ・・ここの2ページ目にあるように、
(以下赤字は上記記事より引用)
ところが、地域と投資家と企業を結ぶ会社であるGlobal Tech Exchangeの社長、Randall Reade氏は、他の専門家と揃って、これら企業の支援の有効性に疑問を呈している。世界中で似たような現象は起きていて、例えば、シリコンバレーに視察団を派遣し、表面的な部分を真似て自分の国で行うような場合があるが、根幹の部分を理解して、それを自分の国に持ってくる必要があるにもかかわらず、それに見合うコストを必ずかけられるわけではない、という。
なわけよ。
日本でも、先生たちが、生徒がなぜできないのか、という生徒のほうに目を向けないで、
Computational Thinkingとか、情報とか、ソフトとか、外(表面)のほうに目が向いちゃうんだよね・・・
これじゃあ、生徒さんは、やらされ感いっぱいになり、
つまらない授業のいっちょあがり!
となる。
・・・自分に関係ない上に、よくわかんないとなれば・・・