ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

音声認識技術と活用例

2014-03-22 09:34:50 | ネットワーク
きのう(3/21)、産業技術大学院大学に行って

InfoTalk
音声認識技術と活用例について
   NTT 研究企画部門の人

の講演を聴いてきた。その内容をメモメモ




NTTの研究所 12個、たくさん、幅広く

・音声認識とは
・音声金式の仕組み
・音声認識の活用事例
・音声認識を活用した実証実験
・デモ

音声認識が拡大している背景
・スマートフォンの普及(約50%が利用)
・キーボードからタッチパネル
  使ってみると
    誰もがスムーズに使えるものではない
    ブラインドタッチができない
→より自然なインだーフェース(ナチュラルインターフェース)
 意外と使える

音声認識利用の歴史
・話者特定で単語のみ(1970年度)
  →特定単語の音声認識
・パソコン用音声入力ソフトウェアやカーナビ(1990年代)
  →特定文章の音声認識
・育成シミュレーションゲーム せが しーまん(1999)
  →認識率をごまかしたインターフェース
・一般商品として有名となったのが
  Google音声検索(2009)
  Siri(日本語2012英語2011)
  しゃべってコンシェル(2012)
→利用目的は、コマンド投入や検索キーワード

音声認識
・人の声を文字に億変える仕組み
  声をにんしきさせるだけでなく、
  漢字への変換も必要

音声認識の仕組み
 音声認識エンジン(確からしい文の探索)
  音響モデル:音の波形データを集めたデータ
  言語モデル:単語とその並び方の情報をあつめたデータ

音声認識「技術」が進歩した背景
・コンピューター、ネットワークの高速化・大容量化
・クラウドにより集中管理
・ビッグデータ処理技術の進歩

→音声認識に必要な音響・言語モデル(データが大容量化)

音声認識の難しいところ
1.環境面
  周りの雑音、残響音、他者の発話による
  認識精度の低下
2.言語面
  話し方がいい加減(主語、助詞などの省略)
  「え~」、「あ~」
  日本語の難しさ

音声認識の難しいところ1環境面
  周りの雑音、残響音、他者の発話による
  認識精度の低下
 →対応策;音声区間検出・雑音抑圧
   技術統合:情報(統計モデル)共有
  対応策:残響抑圧
   分離して除去

ちょっと脱線:逆転の発想
・本来は音をクリアにすることを目的として残響抑圧を研究会は湯
・残響を分離し、残響を利用することに活用できるのでは
   →残響制御:コンサートホール
     音をよりリアルに表現
     日本オーディオ協会賞の協会対象

  対応策:他者音声の分離
・マイクロフォンアレイ技術(インテリジェントマイク)
  声色で話者を特定
   ↓
  それぞれを抽出して別個に音声識別
  できるのがベスト・・・だが現状では難しい

音声認識が難しいところ②言語面
→音声認識は、一語一語の認識、及び単語の並び
  →対応策:音響・言語モデルの拡充
  チューニング:探索範囲を増やしていく
  発話音声と発話内容のできストを
  たくさんモデルに追加していくことで、認識率の向上につながる
   →モデルが大きくなる:探索時間増える
  →対応策:WFST音声認識モデル

WFST
  重みつき有限状態トランスデューさー
   状態と遷移確率:有限オートマトン
    声の特徴量→文をダイレクトに

効率的な改善サイクル
 音声認識の工場には、チューニングが重要
 チューニングには、発話音声と発話内容のテキストが必要
 発話内容のテキストは人手で書き起こし
   →時間がかかる
 Google
   検索内容+クリック=自動チューニング

音声認識の活用例
 医師向け電子カルテ入力システム
 自治体議事録作成
   :
  非リアルタイムで対応可能なもの
  認識する言葉が限定されているものがほとんど

新たなチャレンジ
  自由文-定型文
  リアル-非リアル

チャレンジ先
  話し言葉&リアルタイムが求められる
  役に立つ
  おんせい識別に適切な環境

→特別支援学校(ろう学校)

実証実験内容
・手話では伝えきれない日本語を教えるのに利用
・NTTの音声認識エンジン利用「こえみる」

こえみるの特徴
・ろう学校の授業中の発話音声を利用
・教科書データ中心などなど。

実証実験システム、授業模様、

結果
 先生の声を文字化することで教育の一助となることを確認
 日本語の語彙不足
  1月1日の手紙→年賀状
 黒板に書く手間
 短冊がいらない
→次年度商用化予定

音声認識の今後の展望(妄想)
・自由会話に対する音声認識
・話者特定による複数話者の音声認識
・自動チューニング
・音声認識と通訳(日本語⇔英語など)の組み合わせ
・対話機能との組み合わせ
・機械に向かって話すことの一般化(ロボット?インターフェース)

まとめ
・音声認識普及の背景
・音声認識の技術的な仕組み、課題と対策
・実証実験内容

進化のポイント
・小さな/大きなことの積み重ね
・多角的な対応策
・効率的な改善サイクル
・逆転の発想も大事

デモ
Googleは単語に強い、NTTは長い日本語に強い
しゃべるこつがある

Q&A
WFST
・文法解釈は?
 →もともと入っていない(あたかも入っているようだけど)
・逆は?
 発話音声という分野。それを人間ぽく聞かせるのは別の技術
  →ゆらぎを入れる
・スマホでいける?
 技術的にできるけど、クラウドに揚げたい
・試行錯誤
 仕組み的には試行錯誤、結果はシンプル
 マシンのスペック:シンプル
・言語モデルのインプット
 シチュエーションを認識するのはやろうとしている
・方言
 標準語のみ対応。イントネーションの違いは認識
 言葉が違う場合、それ専用のモデルがいる
・感情に対しては?
 音声認識とあわせて、にこにこ!とかつけたりする研究あり

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Zendを久々にやって、はまりまくったことのメモ(.htaccessが利いていない編ほか)

2014-03-21 10:00:36 | PHP
あ~、こんなに大変だったっけ?




■Zendライブラリの置き場編

【現象】
 Zendライブラリが見れない

【対策】
phpフォルダの下にpearフォルダをつくり、そこにダウンロードしてきたlibraryの下のZendを置く
phpフォルダをc:\phpとすると、
C:\php\pear\Zendの下に、いろんなファイルがあることになる。




■.htaccessが利いていない編

【現象1】どう考えても.htaccessが利いていないように見える。
今、

PHPのZend FrameworkをEclipseで使う その2:Eclipseからzend
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/c047d20f5bdeb80f81e5c7f76c866cb6

に書いたように、HelloZend直下に、.htaccessというファイルを、そこに書いてある
内容どおりに作っても、コントローラーのところが、呼び出せない
たとえば、
http://localhost/HelloZend/Index/hello
とやっても、IndexController.phpに書かれた、helloActionは呼び出されず、
404エラーになる。

【対策1】
・httpd.confの設定らしい

1.Apacheのフォルダの下のconf\http.confを開いて、
Directory "c:/Apache24/htdocs タグ内の
  AllowOverride All
(数行先)
  Require all granted

Files ".ht*"タグ内の
  Require all granted

にする

【参考文献】
[1]Zendでコントローラが呼ばれずに、404が返ってくる
http://shinya-blog.blogspot.jp/2011/07/zend404.html


[2]Apache trunk(2.3) での認証制御の変更
http://d.hatena.ne.jp/tagomoris/20070709/1183969232


【現象2】
 上記「対策1」を行って、再起動、実行すると、今度は、500内部サーバーエラーになる。
 ログを見ろろいうことなので、ログ(apacheのフォルダ\log\error.log)を見ると

C:/Apache24/htdocs/HelloZend/.htaccess: Invalid command 'RewriteBase', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration

となっている。

【対策2】

 mod_rewriteモジュールが動いていない。

2.Apacheのフォルダの下のconf\http.confを開いて、

#LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so   

の行のコメントをはずして

LoadModule rewrite_module modules/mod_rewrite.so

にする。

【結果】

動きました。

【参考文献】
[3].htaccess: Invalid command 'RewriteEngine', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration
http://stackoverflow.com/questions/10144634/htaccess-invalid-command-rewriteengine-perhaps-misspelled-or-defined-by-a-m



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JavaでSHA1とか・・・ その1

2014-03-20 17:05:12 | JavaとWeb
JavaでSHA1とか、どーやって書くんだろうと思って調べてみた。

以下のサイトにやり方が書いてあった。
[1]JavaでSHA-1とか使って暗号化する
http://d.hatena.ne.jp/liquidfunc/20100930/1285775071


[2]Javaで、SHA-1ハッシュを作ってみる
http://blog.tarotaro.org/archives/813


そのサイトを参考にして、結局、ソースはこんな感じ
import java.security.MessageDigest;
import java.security.NoSuchAlgorithmException;
import org.apache.commons.codec.binary.Hex;

// SHA1に変換
public class HashTest1 {
	public static void main (String args[])
	{
		//	パスワード設定:本来は、args[0]などからとってくる
		String password="password";
		MessageDigest md=null;

		//	メッセージダイジェストの生成
		try {
			md = MessageDigest.getInstance("SHA-1");
		} catch (NoSuchAlgorithmException e) {
			e.printStackTrace();
			return;
		}

		//	ハッシュの作成
		md.update(password.getBytes());
		byte[] digest = md.digest();

		//	パスワードとハッシュ値の表示
		System.out.println("パスワード:"+password);
		System.out.println("ハッシュ値:"+ String.valueOf(Hex.encodeHex(digest)));
	}
}


なお、最後のところにHexというクラスが出てくるが、これは
Apache commonsのcodecの中にある。

以下から入手できる

Download Apache Commons Codec
http://commons.apache.org/proper/commons-codec/download_codec.cgi


そのサイトにいくと

とあるから、commons-codec-1.9-bin.zipをダウンロードして解凍、
中に、commons-codec-1.9.jarが入っているから、それに、パスを
通す。


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CISCOのスイッチでのVXLAN,NVGREの設定なんだけど・・・

2014-03-20 12:09:37 | ネットワーク
VXLAN,NVGRE,STTのお話は、よく聞く。
でも、具体的に、
どうやって、CISCOのNexusで、VXLAN,NVGRE,STTを設定するのよ・・・
っていう、お話を聞かない気がしませんか?

ということで、それぞれ、ちょっと調べてみた。




■CISCO Nexus1000VスイッチでVXLAN

このコマンドは、

VXLAN の設定
http://www.cisco.com/cisco/web/support/JP/docs/SW/DCSWT/Nex1000VSWT/CG/026/b_VXLAN_Configuration_4_2_1SV_2_1_1_chapter_010.html?bid=0900e4b182e40102
に載っている。

ポートファイルというものがわかれば、理解できそうだ・・・




■CISCO Nexus1000VスイッチでNVGRE

ちょっと話が複雑になる。

NVGREでなく、MicrosoftのSCVMMのための設定方法が

Configuring Network Segmentation Manager
http://www.cisco.com/c/en/us/td/docs/switches/datacenter/nexus1000/hyperv/sw/5_2_1_s_m_1_5_1/nsm/configuration/guide/b_Cisco_Nexus_1000V_for_Hyper-V_Network_Segmentation_Manager_Configuration_Guide_1_5_1/b_Cisco_Nexus_1000V_for_Hyper-V_Network_Segmentation_Manager_Configuration_Guide_1_5_1_chapter_010.html

に載っている。

で、問題hがNVGREとSCVMMの関係なのだが・・・

まず、SCVMMとは、System Center Virtual Machine Manger(Hyper-Vを管理する)
だということが、

第1回 SCVMMによって複数のHyper-Vを一元管理する (1/3)
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0810/09/news119.html

でわかった。でそこで、NVGREとか設定できるらしいことは


SC2012VMMでNetwork Virtualization・超メモ書き(3)
http://www.dob1.info/archives/1705


でわかってきたが、はじめのはなし、CISCO Nexus1000Vスイッチで
SCVMMのための設定をすると、NVGREに対応できるのかどうかは、よくわからない・・・

【この件について、参考になりそうなサイト】
[1]今わかっている NVGRE の すべて見せます ... - Download Center
http://download.microsoft.com/download/4/D/F/4DF1D958-E55A-4520-A9AD-F145953C5A70/20130619_WS2012_NVPD3rd.pdf


[2]NVGRE とは? - Download Center - Microsoft
http://download.microsoft.com/download/C/F/2/CF2F9D51-5D9E-45FE-B134-D0783220DCE8/20130315-SatoshiGoto.pdf





■CISCO Nexus1000VスイッチでSTT

調べたんだけど・・・載ってない。
できるのかなあ?





とりあえず、VXLANをお勉強してみる。

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インストール、MySQLで止まることより、Win7のコントロールパネルの管理ツールの場所が問題

2014-03-20 10:04:18 | PHP
ZendServeをインストールしていると、

なかんじでインストール進行状況が見えるんだけど、
突如、MySQLのインストールか、確認(コンフィグ)だったかで、
とまった。

理由はすぐに思いついた。
すでにMySQLが入っているので、ポートがかち合っているんだなと・・・
なので、今のMySQLのポートをとめないといけない。

あれって、管理ツールだけど、最近XPからWindows7に移行して・・・

どこにあるかわからない!!

ここに、書いてありました。

Windows7でサービス一覧を表示する方法
http://www.adminweb.jp/windows7/service/index1.html


アクセサリか、コントロールパネルだろうと思ってたけど、
コントロールパネルまではあたった。でも・・・

・・・わからん・・・
右上のカテゴリ(赤丸で囲んだ)を、「小さいアイコン」にすると

あったあった。だぶるくりっく

出てきたダイアログで「サービス」をダブルクリック

MySQLが2つあり、一方はZendなんとかかんとかになっているはず。
青い囲みのところ
 ・Zendでないほう(元からあるほう)のサービスの停止をクリック
 ・その後、Zendのほうを、サービス起動
すると、先に進む。

※最近話題なので念のため、
 最後のイメージは、インストール後にとったため、インストール時の状況とは異なっています。
 上記説明に基づいて、クリックしてください。
 なお、切り貼りは行っていないし、博士論文、その他論文にこのイメージを使う予定もありません。

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astah*GSNで描く、「マイナンバーで、ぼろ儲け」の構図

2014-03-19 15:54:45 | Weblog
前に、

Astah GSNが、UML、SysMLと連携してほしい人! - いっぱい!!
http://blog.goo.ne.jp/xmldtp/e/46615bf5a6c8cd32e2728693234e879d


で、astah GSNが、

http://astah.net/editions/gsn/download

からダウンロードできると書いた
(具体的には、

でダウンロードする)

ダウンロードしたら、インストールまでは簡単だと思う。
で、立ち上げたら、どうするかについてマイナンバーで説明




立ち上げたら、「ファイル」→「プロジェクトの新規作成」で
プロジェクトを作成する。

次に「図」→「GSN図」を選択すると、GSN図が描けるようになる
(ほかの並びをみると、SysMLですね、これ)

すると、下にゴール(四角いG)、ストラテジ(平行四辺形S)
ソリューション(丸いS)、コンテキスト(角丸四角形C)
などがでてくるので、使いたい要素のメニューをクリックし、
おきたいところにクリックするとできる。

文字は、あいているところに入れてもいいし、
左下のstatement(図の赤い囲み)のところに入れても大丈夫


こんなかんじで書いていく。
線は、
  横方向は、コンテンツ用の→、
  縦方向はゴール、サブゴール間の→
になる。マイナンバーを適当に分解してみた。

「編集」→「全選択」で全部選択後、
「編集」→「クリップボードにコピー」→「画像」

でコピーした後、ペイントなどで貼りこむと

なかんじになる。

ここから判ることとして、マイナンバーは、年金、税金など、
一般で言われている分野より、行政、民間と行くに従い、
広範囲だけど、不明確なことがわかる。

C2で民間分野として、医療、銀行、保険を挙げているけど、
これだけではすみそうもないので、このサブゴールは、
本来まだまだ広がる・・・はずだけど、見えない分野ではある。

・・・ぼろ儲けするなら、こっちか?

ということが、GSNからわかる・・・かあ?

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D-CASE駆動ソフト開発

2014-03-19 09:14:25 | Weblog

第五回D-Case研究会
http://www.dcase.jp/study05.html

に行って来た。その内容の後半をメモメモ



■なら先端のひとつの成果
 Assuarance case for mobile payment system
(ごめん、えいごなのでわかんなかった)

■D-CASE駆動ソフト開発
・背景
  D-Case:3年位前
  論理的に説明できる人が減った
    →説明力の強化

・D-CASE駆動ソフト開発
 開発の仕方の妥当性を事前に論証してから作業開始
 
・DCDDプロセス:計画立案
 →開発計画の妥当性
 D-CASE→成果物定義・PDF変換規則

・DCDDプロセス:設計作業
 →出力:設計内容の妥当性

論理的な設計力ができるか・・・事例紹介

・D-Case部会で議論、検討したいこと

・D-Case教育シラバス

■形式アシュアランスケース(かけなかった)agra

・議論内容の整合性検査が困難
  →人力レビューは困難
  →機械でできることは機械で

アプローチ:形式アシュアランスケース
 機械にも分かるオントロジー&それに基づく議論

形式理論:形式論理体系

FACIA(フォーマルアシュアランスケースin Agra)
「命題は型、証明はプログラム」

木~プログラム

整合性検証ツール:D-Case in Agra

変化対応における整合性シナリオ

まとめ
・自然言語記述AC:明示されていないオントロジー&自然言語論議
 形式AC=形式理論&形式証明
 FACIA=型・関数のライブラリ&プログラム
・議論の整合性検査=プログラムの型検査

・FACIAの入出力つきプログラムとしての実行

形式ACのからに中身を詰め込むことも最重要

■DEOSコンソーシアム
「ディペンダビリティ技術推進協会」の活動について

巨大・複雑なICTシステムの特徴
昔は1回作ったらOK
今は、長期にわたって継続的に利用
  サービス目的の変化
  ユーザー要求の変化
  技術革新
  法規制ならびに標準の変化

モジュールの組み合わせ
  境界が不明確

オープンシステム

オープンシステムディペンダビリティ

DEOSプロセス
  →変化対応する
   D-CASEで記述されたものが入っている
   D-Script

DEOSアーキテクチャ
 →D-CASE:実行時の状態も書ける
  D-Script:なにしたら、どうしなさい

D-CaseによるDEOSプロセス

合意記述データベースをどのように構成するか

DEOS技術の利用状況

標準化活動

DEOSの成果

一般社団法人「ディペンダビリティ技術推進協会」

DEOS協会の設立

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Astah GSNが、UML、SysMLと連携してほしい人! - いっぱい!!

2014-03-18 19:27:57 | Weblog
Astah GSNが、UML、SysMLと連携してほしい人! - いっぱい!!


第五回D-Case研究会
http://www.dcase.jp/study05.html

に行って来た。その内容の前半をメモメモ



はじめに

・国立情報学研究所=石川先生のおかげ

・石川先生のご挨拶、連絡事項

・今日のアジェンダ




■D-Caseのこれから

D-Case導入の経緯

・DEOS:OSを作るプロジェクト
  →アシュアランスケース
 共通して理解するなにか
・アシュアランスケース、セーフティケース
 十分にディペンダブルであることを
 提供する構造化された証拠ドキュメント

・アシュアランスケース、セーフティケース
   不完全さを確認し、システムのディペンダビリティを合意

・D-CASEの目指した方向性

研究成果
・ディペンダビリティ・合意形成
  →本
   D-CASEエディタ
開発と実証

実証実験:いろいろ

国際標準化
・ディペンダビリティをすりあわせで
  →IPAなど

D-CASEの課題 ここでは2つ
・D-Caseのスケーラビリティ
   →D-Caseのモジュール化
・D-Caseの再利用
   →D-Caseのパターン化

GSNパターン
GSN Pattern
→木構造:パラメータ
 ループの導入

D-CASEのパターン

・Hazard Avoidance Pattern

アシュアランスケースを形式的に定義
GSNパターンをツールから利用可能にした




■D-CaseとSysMLの連携
連絡事項:DEOSが今月まで→閉鎖→ホームページもお引越しするよ!

1.はじめに
組み込みシステム開発における問題
・開発の現状
  ソースコードベース
  上流工程の仕様書が作成されない、更新されない
    →証跡として残っていない

・解決のアプローチ
 D-Case Driven Development With SysML手法

・問題を解決する手法
  D-CASEによる課題の解決
    議論分解
    関連付け
    証跡追加

・D-CASEの議論分解パターン
   脅威の明確化
   脅威の発生シーンの明確化
   原因の明確化
   対策の明確化

・D-CASEに基づく正確な設計仕様の策定
   要求図
   ブロック図
   パラメトリック図
   シミュレーション図

・検証結果の確認

・D-Case Driven Development With SysMLを
 実現する開発環境

  OSLC連携アドオン

具体例
ISO26262に準拠した車載システムへの適用

開発フロー
・アイテムの定義
  トップゴールの設定
  ディペンダビリティへの脅威の明確化

・ハザードの認識
  脅威の発生シーンの明確化

・機能安全要求に基づく分解
  原因の明確化
  対策の明確化

・技術安全要求に基づく分解
  対策の明確化

・検証結果による保証
  検証結果による保証




■DEOS要求マネジメント
・アシュアランスケースとGSN
  →2009年8月

・STAMP リーブソン

・議論パターンポケットガイド
 アシュアランスケース入門(CD)

・ディペンダビリティ
  →JISで標準化されている

・要求ママネジメント条件
・要求状態管理モデル
   抽出
   合意
   通常運用
   逸脱

・システム継続性制御
  →ディペンダビリティ制約
   コントロールする

・要求管理技法
  ディペンダビリティ制御マップ
  サービス合意形成カード
  サービスリスク分類構造
  サービスリスク管理表
  リスク分析活動

・システムの動作シナリオ
  →システムリスク:全部

・D-CASEの全体構成例
  →D-CASEパターン
     →議論パターンポケットガイド

・議論分解パターン
  説明対象システム
  説明対象に関係
  証拠の構造に起因する
  D-CASEの再利用に起因する

・STAMP階層的制御構造
 なんしーりーぶそんさんたち

 Parnasの変数モデル

・ソフトシステム方法論 再考 その1
 →8年前

・チェックランドの形式システムモデルの構造

・ソフト・システム・方法論→ソフト:人間、社会的

・システム論の制御条件
  ・ゴール条件
  ・活動条件
  ・モデル条件
  ・観測条件

・Webサイト管理のセキュリティ要求分析

・システム論的DEOSプロセス

・安全性分析手法の統合化
  システム論的制御構造 STAMP、STPA
  高信頼性要求アーキテクチャ ディペンダビリティ保証ケース
  システム物理構造 FTA,FMEA,HAZOP




■astah* GSN ご紹介
・astah製品ラインナップ
・ブラジルのユーザーが多い
http://astah.net/editions/gsn
コミニティスタンダードに忠実に
http://astah.net/editions/gsn/download

・みどころ
コミニティスタンダードに忠実に
横に線を引くーコンテキスト用
下に線を引くー普通のせん
参照でハイパーリンク
XMI

夏ごろ発売


質問:
UML連携できる?
いまのところできないけど、
SySMLと連携した話を平鍋さんが話していく

お値段は?
3万円~7万円の間

*ノードにアイコンがつく
  →Astah APIでがんばれば取れる

アンケート
  ・FTAと連携してほしい人:すこし
  ・HAZOPと連携してほしい人:すこし
  ・FMEAと連携してほしい人:もっとすこし
  ・SysML,UMLと連携してほしい人:いっぱい!

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「情報ファイルの発見に失敗」の検索でこのブログに来た人へ・・・

2014-03-18 16:02:10 | Weblog
このブログの検索ワードをみると

「情報ファイルの発見に失敗」

で検索している人を時々、見かけます。

また、TeXのインストールページを見ている人も、
時々見かけます。

たぶん、このせいだと思うので、その事象と対策を書いておきます。




■事象

TeXインストーラー3を使ってインストールしたとき

という画面で始まって、次々画面を遷移させていくと、
途中まで順調に行くのだけれど、

というエラーが出る。ログをみると・・・

「情報ファイルの発見に失敗」
と書かれている。

わたしも、この状態になりました。




■対策(私の場合)

たぶん、そのかたは、

20分でできる簡単TeXインストールWindows編(WinShell版・2013年11月改定)
http://did2memo.net/2012/04/23/easy-latex-install-windows-201204/

などを見て、プラグインを入れていませんか?
つまり、

なかんじの画面で、TeXworks以外のプラグイン(ここではispell)が
入っていないでしょうか?

プラグインをいれずに、ダウンロードしてきたものを解凍し、
なにもしないで、そのままabtexinst.exeをダブルクリック
して、実行してみてください。上記の画面は、

なかんじで、TeXworksのみになるはずです。
この状態で、私はインストールできました。

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ペルソナを用いたユーザー要求の分析

2014-03-18 13:08:25 | Weblog

第10回 要求工学ワーキンググループ東京サブワークショップ
http://www.fuka.info.waseda.ac.jp/rewg-sub/workshop/201403.html

できいてきた、

ペルソナを用いたユーザー要求の分析
(白銀先生)

をメモメモ




■あじぇんだ
HCD
ペルソナ/シナリオ手法
HCDによるアクセシビリティ

■HCD
背景
・機器やシステムの高機能化・複雑化
・利用者の多様化
→システムにユーザビリティ上の問題があることも多い
  操作方法が難しい
  必要な機能がどこにあるか分からない
  マニュアルどおりに行かない
→ユーザービリティを確保するには
  もっと利用者に着目する必要

HCDとは
日本語:人間中心設計
  ユーザー中心設計(UCD)と似たような感じ
・ユーザビリティやアクセシビリティを満たすシステム開発のためのアプローチ
・設計だけでなく、要求工学に適用可能なプロセスを含む

ユーザーの多様性
・システムのユーザーの多様性
  直接ユーザー(一次ユーザー【エンドユーザー】、
         二次ユーザー【一次ユーザーのサポート】)、
  間接ユーザー
・ユーザー特性の多様性
・志向性の多様性
  文化の違い:会社で文化がある
・状況や環境の多様性
  精神状態:エレベーターに閉じ込められてパニックになった状態で、
       非常ボタンが押せるか?

ISO9241-11によるユーザビリティ定義
・ユーザビリティの枠組み
  有効さ
   ・指定された目標を達成する上での正確さと完全性
  効率
   ・正確さと完全性に費やした資源
  満足度
   ・不快感のなさ、肯定的な態度

Nielsenによるユーザビリティ定義
・コンピューターシステムの受容性
 受容条件
   社会的受容性
   実務的受容性
    有用性
      実用性
      ユーザビリティ
    コスト
    補完性
    信頼性
    その他

・ユーザビリティ定義
  学習しやすさ
  効率性
  記憶しやすさ
  エラー発生率
  主観的満足度

ISO9241-210
 HCDの国際規格
  ISO13407から発展して2010年に制定
  インタラクティブシステムのライフサイクルに対する
   人間中心設計の適用の推奨

HCDでの原則
・ユーザーやタスク、環境を明確に理解して設計すること
・開発全体を通じてユーザが参画して設計すること
・ユーザー中心的な評価手法により設計を行い評価すること
・反復的なプロセスにすること
・UX全体に着目して設計すること
・設計チームは多種多様なスキルと視点を持つこと

HCDでのプロセス
HCDのプロセスを計画する
*利用状況を理解し特定する
*ユーザー要求を明示する
ユーザー要求を満たすように設計
設計の評価

*利用状況の理解と特定
 ユーザーの特性や環境等を理解
   ユーザと他のステークホルダを特定
   ユーザーやユーザーグループの特性を理解
    :
    :
 利用状況として調査するもの
   ユーザ特性
   業務内容
   設備・環境
 調査方法
  定量的手法
  定性的手法


*ユーザー要求を明示する
 利用状況やビジネス目標の観点からユーザ要求を特定
   利用状況を特定
   ユーザニーズや利用状況から要求を抽出
     :
     :

:ユーザ要求を満たす設計
・インタラクションやユーザインターフェースを設計
  シナリオ利用、シミュレーションプロと

設計の評価
 ・設計内容についてユーザビリティ評価
    ユーザーテスト
      ログを採る
      思考発話法
    ヒューリスティック評価
      専門家による評価

ペルソナ、シナリオ法
・架空のユーザー(ペルソナ)の行動をシナリオとして表し、
 そのシナリオからユーザーの要求を抽出する方法
   ペルソナを作成する
   作成したペルソナをシナリオ
  →あらんくーぱーがつくった

ペルソナ
・対象システムのユーザーの代表的な特徴をもつ架空のユーザー
・具体的なユーザーを想定することにより、システムへの要求を具体的に分析
   ユーザーについてより深く理解

ペルソナに持たせるべき情報
・ペルソナ基本情報
 「特定の個人」を表現するために必要な情報を含む
  開発者がユーザーを理解するために必要な情報

ペルソナ基本zy方法
  識別情報の詳細
  役割と仕事
  ゴール
  セグメント
  技術と知識
ペルソナ戦

略マーケティング
にある

ペルソナを利用する主な利点
・対象ユーザーを具体化できる
・ユーザーに対する思い込みを軽減できる

ペルソナ作成方法
・ユーザーデータを収集
  インタビューやフィールドワーク、アンケートなど
・データからセグメントを作成
・セグメントの情報を元にペルソナを作成

ペルソナ作成方法(ワークモデル)
・フローモデル
  責任や役割分担、環境、アウトプットなどをコミュニケーションの
  流れとして記述
・シークエンスモデル
  1人のユーザーの行動の手順を時系列で表現
・アーティファクトモデル
  ユーザーが利用する人工物
・文化モデル
  ユーザーの行動への影響者や影響の範囲・度合いを表現
・物理モデル
  作業空間のレイアウトなど、物理的な環境を表現

ペルソナの優先度
・ペルソナの人数 3~4人程度
  プライマリペルソナ
   最も優先すべきペルソナ
  セカンダリペルソナ
   プライマリに矛盾しないと実現

SE分野向けのペルソナ作成手法
・どのようなペルソナになりそうか、仮設を作成
  仮説に基づき、インタビュー
・キーとなる行動変数を抽出
・行動変数の値の範囲を特定
・行動変数の値をもとにユーザーの回答をグループ化
・ペルソナの基本文書を作成
・行動変数やペルソナの特徴、ゴールの検証
・ペルソナについての物語を作成
・作成されたペルソナに対して、優先順位
・ペルソナ基本文書→ユースケース図
・プロトタイプを作成

シナリオ記述と要求抽出
・記述するもの
 ペルソナがシステムを利用する具体的な流れの物語
  目的
  場所
  使う人
  流れ

・記述しない
 詳細なインタラクション

必要に応じて各ペルソナごとに複数のシナリオ

シナリオから要求を抽出
・シナリオに隠れたタスクやデータを発見
  タスク:ペルソナがシステムを利用して行った行動から抽出
  データ:タスクを行うために必要としたデータ

要求の優先順位付け
・複数のペルソナと複数のシナリオを作成すると、多くの要求が抽出
  →マトリックスで要求の優先順位付け

ゴールダイレクテッドデザイン
・ステークホルダについての質的データ
・振る舞いパターン抽出
・ユーザーとのゴール?(ごめん、抜けた)
・各種モデルやペルソナの作成
・ペルソナの優先度
・ゴールのタイプを検討
  エクスペリエンスゴール
  エンドゴール
  ライフゴール
・書くペルソナにゴール割り当て
・シナリオ作成
・要求の仕様化
・デザインを詳細化

HCDによるアクセシビリティ
・システムの利用者の状況は多種多様
  障害を持っている人
  高齢者
・異なる利用環境の人
  大きなディスプレイを使っている人
  小さなディスプレイを使っている人

ユーザビリティとアクセシビリティ
・アクセシビリティ:利用可能さ
・ユーザビリティ:使いやすさ

ペルソナとアクセシビリティ
・ペルソナ:ユーザーをより深く理解することが大きな目的
  ユーザーでまとめると、ユーザーの特性がぼやける
・アクセシビリティ:主なターゲットは障害者、高齢者
  ユーザーでまとめてしまうと理解しにくい

障害とは?
・障害の状況は多種多様
  盲目、弱視、色覚障害
   必ずしも障害者手帳を持っている人だけに限らない
・同じ種類の障害も人によって症状に違い
   例:色覚障害
 何がどこまでできる木亜、人による違いが大きい

状況別の対応の基本
・状況
  目がほとんど見えない
・基本的留意事項
  音声ガイダンス、展示

・状況
 弱視
・基本的留意事項
  小さい文字、アイコンを避ける
  拡大縮小

などなど・・

高齢者
 状況
  障害者と同じような状況に

あくせすびりてぃに関する企画
JISX8341(やさしい)
リハビリテーション法大508条(アメリカ)
ウェブコンテントアクセシビリティガイドライン

ペルソナに必要な情報
・身体的症状
・利用している支援ツール
・スキル、頻度

シナリオ作成(アクセシビリティ)
・ペルソナ基本情報やペルソナ作成のための調査データを下にシナリオを作成
・シナリオ上のペルソナの行動についてアクセシビリティからチェック

おわりに
・またまだ使いにくいシステムも多数
・新たな機器類も登場
・ユーザーの理解にペルソナは有効
・ペルソナ/シナリオ法の主な課題
  シナリオ構築方法の体系化





関係ないけど、自分へのメモ。
あとでみる。
質問ででていた、ペルソナとユーザーモデリングの違い&動向
についての参考書

利用者品質の確保に向けたユーザモデリング技術実用化調査
http://www.ipa.go.jp/files/000026872.pdf


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表記ゆれの指摘は、ソフト工学では形式的なものが多い(NLPでは特徴ベクトル?)

2014-03-18 10:30:53 | Weblog
きのう、「要求仕様書の一貫性検証の話って多いよね・・・」という話を書いた。そこで述べたように、全国大会でも


5A-1仕様書特有表現の表記揺れを検出するツールの試作と評価
○久野綾子,平尾英司(NEC),田村一樹,吉川大弘,古橋 武(名大)
https://www.gakkai-web.net/gakkai/ipsj/76program/data/pdf/5A-1.html



5A-2ソフトウェア設計に適用する複数ガイドライン間の用語揺れとその対策
○小林大樹,塚本良太,山田 亮,田村孝之(三菱)
https://www.gakkai-web.net/gakkai/ipsj/76program/data/pdf/5A-2.html


というように、仕様書の一貫性(用語のゆれなど)の話がでている。




ただ、全国大会のものは、用語のゆれを、形式的にとらえている。
たとえば、5A-1は、以下の3つの指標をもとに、用語の表記ゆれを判断している
1.複合語間の文字列の相違
2.文字列と表記ゆれの確率
3.出現頻度の偏り

また、5A-2は、ガイド用語テーブルというテーブルを利用している。
同義語と包含関係をまとめた、要するに類義語辞書を使っている

昨日の話は、「用語不一致検出ルール」の詳細はわからなかった。

これらの例では、形式的なチェックなので、新出語で意味的には似ているが、表記的にまったく違う用語
(例えば、「カスタマージャーニーマップ」と「ユーザーエクスペリエンスマップ」はほぼ同じものをさすが、
 文字列はまったく違い、新しい語なので、類義語登録していないかもしれない)は、
見つけられないことになる、

 ローカルで利用される用語は略語(仕様変更を、仕変(しへん)と訳す人がいる。
 「3章に、しへんが入ったよ」といわれて、いや、しへん(詩篇)は、23篇とか、篇って
 数えるだろうと、いってはいけない)もあり、そういうローカルの略語は、類義語辞書に
登録されていない場合も多い。





 では、辞書登録されていない類義語をどう見つけるかであるが、
 ちょっと見てみると、

同義語辞書作成支援ツール
http://www.r.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/~nakagawa/academic-res/terada-ANLP08.pdf

なんかあるかな・・・

自然言語処理(NLP)的には、
単語の共起関係(特徴ベクトル)の類似性、なんかを見るのが、ふつうなんでしょうね。
ただ、これだと真逆の意味(入力と出力)なんかも、表記ゆれになっちゃうんだよね。
(類義語ではあるのだが。。。)

ただ、そういうアプローチをしないで形式面ばっかり追っていると、
いつまでたっても、表記ゆれ検出というよりは誤字脱字発見の文書校正ツールになってしまう・・・

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要求仕様書の一貫性検証の話って多いよね・・・

2014-03-17 16:07:16 | Weblog
今、

第10回 要求工学ワーキンググループ東京サブワークショップ
http://www.fuka.info.waseda.ac.jp/rewg-sub/workshop/201403.html

を聞いていて、東芝ソリューションの人が

要求仕様書の検証手法の提案~アクターに着目した一貫性検証

というのを話していた。
全国大会でも、別の人が、似たような話をしていたんだけど・・
共通の話題にしたい話があるので・・・

・・・それは別エントリで書くとして、まずは、聞いてきた内容を
メモメモ




1.はじめに
顧客と開発ベンダ間の合意形成
・分かりやすく、漏れや不整合のない仕様書
良い要求仕様書
 2つの観点
   ・要求の種類が考慮されている
      機能要求
      非機能要求
     →仕様として定義すべきか
   ・要求の特性が適切な水準に達しているか
要求仕様書の2つの課題
 ・検証の品質にばらつきがある(属人性)
 ・膨大な仕様書:検証困難
 →べてらんのノウハウを抜き出す
  自然言語+検証ルール

アクターと一貫性

・アクターとは
  対象システムを利用する人、組織、他システム
→アクターの用語不一致によって重大なバグが発生する

・一貫性
  一貫性の自動化が有効:用語不一致の矛盾は大量に混在
  形式知化が可能

一貫性検証手法
・検証ルールを用いて要求仕様ないの用語間の不整合を指摘

ベテランのノウハウを形式知化する
  ・テンプレート
  ・メタモデル
  ・検証ルール

用語不一致検出ルール
  定義されている用語が仕様書内に別の表現記述されている場合
  その箇所を検出

定義漏れ検出ルール
  定義すべき用語が仕様書内で記述されている場合、利用されている
  記述箇所を検出

評価方法
・人手で
・システムで
・ルールの有効性評価
・システムと人手

再現率 87.1 共通部分÷人手
適合率 64.8 共通部分÷システム
(共通部分=人手でもシステムでも指摘)

考察
・一貫性検証に有効




で、話題にしたいのは、「用語不一致検出」なんですよ。。。
それを別エントリで書きます。


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ビッグデータは「数字でウソをつく」ことに使われないか?

2014-03-17 12:44:33 | AI・BigData
ビッグデータを使って解析をすれば、
なんか、ほんとのことが出てきたように思える
(思いたい。かねかけてるんだから)

でも、表示の仕方によっては、解析結果を
自分の都合のいいように表現して、
あたかもデータに基づいた論理に見せかけ、
恣意的に自分の主張を通せる。

たとえば、

一流プレゼンにみるグラフを使った内緒のテクニックとは?
http://fab-o.com/2014/01/fabo-blog-focus-compare/

で紹介されているようなかんじ。

こんなケース

2000年  100
2008年  600
2013年  300

という値だったとしよう。つまり、ピークからはかなり落ちている。
だけど、2000年と2013年の2つだけを書いて

「3倍の伸び!」

と書けば、市場は拡大し続けているように見える・・・
(実際は落ち目なのに・・・)




もうひとつ。

プレゼン界の大革命!この円グラフがすごい!
http://n-styles.com/main/archives/2014/03/11-013000.php


おやくそくとして、円グラフの面積とパーセントは合っている
のが前提ですが・・・その前提を崩してしまえば(^^;)

はじめのサイト、2つの事例が載ってますが、あとの事例もそうですね。
棒グラフ、2倍でも、棒の高さを4倍にしてしまえば・・・

・・・って、どっちもSBの例だね・・・




ビッグデータ解析は、一歩まちがえると、

こういう結論が見たいから、こういう数字を作ってくれ!
数字が作れないなら、図でごまかしてくれ

という「数字でウソをつく」方向に使われかねない。

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課題解決エンジンを支えるデータ処理システムと利活用事例

2014-03-17 09:07:22 | Weblog
3月13日、情報処理学会の第76回全国大会
の第一会場14:30からのイベント

ビッグデータ時代に立ち向かうイノベーティブなシステム開発
Agile BigData Cloud DevOpsのプラクティスから
司会 青山先生

の中の講演の1つ

課題解決エンジンを支えるデータ処理システムと利活用事例

を聞いてきたのでメモメモ




・Yahoo Japan Is 課題解決エンジン
 100を超えるサービス
   →あらゆるジャンルのビッグデータを保有
 ビッグデータはユーザーの課題解決につながる

・サービス改善(A/Bテスト)
 たて22ピクセルから28ピクセルに変えただけで、売り上げ5億/年アップ!

・パーソナライゼーション

・ターゲティング広告

・音声アシスト(音声認識、意図解析)

・感情分析(ネガポジ)

・ビッグデータレポート

・3.11 検索ワードで振り返る

■どのようなシステムでデータを処理しているのか

・収集
  アクセスログ
  マスタ
  ソーシャル
・格納、処理
  Teradata
  Hadoop
  Storm

・利活用

・Hadoop
  OSSの大規模分散処理システム
  MapReduce+HDFS
  YahooJapanの導入実績 3700台
   oozie,Hive,Pig
   マルチテナンシー

・Teradata
  商用RDBMS(大規模複雑なJOIN処理)
  高速にSQL実行
  アナリストが使う

・Storm
  Twitterが公開
  逐次流れてくるデータを即時に処理
    リンクのクリック速報など

全員がデータに触れることが重要
・データは一部の人だけのものではない
  5000人が1人でも多く、なんらかしらの形で
  データに触れて、課題解決につなげていく

・組織をまたいで課題に取り組む
  問題の共有

データでユーザーファースト

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DevOpsライフサイクルの実現を支援する、よりスマートなアプローチ

2014-03-16 12:06:13 | Weblog
3月13日、情報処理学会の第76回全国大会
の第一会場14:30からのイベント

ビッグデータ時代に立ち向かうイノベーティブなシステム開発
Agile BigData Cloud DevOpsのプラクティスから
司会 青山先生

の中の講演の1つ

DevOpsライフサイクルの実現を支援する、よりスマートなアプローチ

を聞いてきたのでメモメモ





DevOps生い立ち

2008年にVelocityという国際会議が開かれる
  puppetやChef等が紹介される

ふりっかー:1日10回リリース

コンピューティングの新時代
 高度な予測分析
 サイバー・セキュリティ
 ITインフラの最適化とクラウド・コンピューティング
 ソーシャルメディアの成長
 リアルタイムセンサーデータ
 モバイル・デバイスの増加
→SMAC(すまっく)

ローマほうおう2005→2013
日本の経営者は「市場の変化」への対応を重視
テクノロジーの変化=CEO

変化するシステム・出るバリーの要求

おおきく2つの分類
  デリバリーの品質確保:システムオブレコード
  デリバリーの迅速性:システムオブエンゲージメント
   →圧倒的開発サイクルが小さい

 みにまむばいらるぷろだくと

 モノのインターネット

DevOpsライフサイクル
  お客様
  事業部門
  開発
  運用
 お客様からのフィードバックを継続的にシステムに反映し、
 迅速にお客様に届ける

DevOpsライフサイクルがkラバーする4つの領域
  DevOpsライフサイクル

旧来のビジネスプランニング
  2年:メインフレーム・アプリケーション
  6ヶ月
  うまくできますか:
    優先順位の合意、
    スケジュールの最適化
    すべてのリリースの管理と状況把握
  →表計算ソフトでは破綻
   優先順位のレコメンド

開発とテスト:2つのポイント
  Collaborative Development
   アジリティ
   Jazzプラットフォーム
   キーとなっているのは人
    ALM CLM(協調できる環境)
   
  Continuous Testing
   テスト自動化
   バックエンドシステムの連携テスト
     テスト仮想化(シミュレーション)

リリース
 アプリケーションリリース自動化による課題解決
   ノンプログラミングによる容易なプロセス定義
   お互いコミュニケーションできるベースが必要

モニターと最適化
  利用者からのフィードバックが見えない
  利用者からのフィードバックを収集し、解析する
 これからのモニタリング
    ・自動課題解決、UX、KPI最適化
    ・ユーザ行動監視
    ・サービス監視
    ・リソース監視
ツール統合の課題
  シングルリポジトリー
  メタデータ標準化
  標準実装
  ポイントToポイント

新世代のツール統合
・Webテクノロジー(REST APIのHTTP)

Openservice.net
LinkedData

イニシアティブの競合
  ・スピード重視
  ・安全性重視
 不十分なコラボレーション

人に対するアプローチ
  共通の目的の確立
  トップマネージメント

プロセス
  1.アイデアを本番にすばやく反映

ロードマップ
・実現可能性調査
・クイックスタート
・展開計画とパイロットの実施
・全社展開へ

ボトルネックを作らない

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