ウィリアムのいたずらの、まちあるき、たべあるき

ウィリアムのいたずらが、街歩き、食べ物、音楽等の個人的見解を主に書くブログです(たま~にコンピューター関係も)

現場実践主義としてのリーン開発とアジャイル

2014-03-15 12:05:31 | Weblog
3月13日、情報処理学会の第76回全国大会
の第一会場14:30からのイベント

ビッグデータ時代に立ち向かうイノベーティブなシステム開発
Agile BigData Cloud DevOpsのプラクティスから
司会 青山先生

の中の講演の1つ

現場実践主義としてのリーン開発とアジャイル

を聞いてきたのでメモメモ




楽天テスト開発駆動

・リーン開発
・アジャイル

■リーン開発とは
 Optimize the whole
   :

 かんばん

 リーン開発の現場

■アジャイル
  アジャイルソフトウェア開発宣言

■結局、何をすればよいのかわからない
→ならば、現場の本物をお見せしましょう

■1.現場の概要
チーム構成
 3種類
   ビジネスアナリスト
   開発者
   UI/UXデザイナー
 →そこにアジャイルコーチ入る

プロダクト開発の流れ
・要件定義
・開発
・受け入れテスト、操作性テスト
これを1ヶ月ごとに繰り返す(スプリング・イテレーション)

■2.問題解決の事例
最初の課題
・仕事が全体的に遅い
   機能追加修正頻度が高い
   回帰テストを手動で実施
   ステークホルダーの端末に最新アプリを1つ1つ手動で

数値計測による仮設検証
13.5時間/週
  追加修正  3回/週
  回帰テスト 4.0時間+α/回
  インストール0.5時間+α/回

解決策
  ビルド、テスト、リリースの自動化
   じぇんきんす入れる
   あとらしあん、すたっしゅ
   てすとふらいと
 CI
実施後
15分/週
  追加修正  3回/週
  回帰テスト 3分/回
  インストール2分/回

ビルド・自動化

タスクの完了率 25%
割り込み率   50%

ボトルネックが移動している

・だれにいつ何回割り込み作業依頼があるかを
 チームメンバー全員に見える化
・割り込み作業依頼の内容を精査し、
 本当に緊急なもの以外はおことわり
・チームメンバー

タスクの完了率 50%
割り込み率   20%

作業に集中できるようになり始めた

何かがおかしい

とある機能でバグが出る
  報告件数  3倍
  機能追加  5倍
  デグレード 5倍

ボトルネックが移動している

ATDD(受け入れてストの自動化)を導入し、
この機能のテストを重点的に整備した

変更要望の受付期限を設けた
  ステークホルダーに対して、要望を無制限に出してくる
  ことに歯止めをつけた
CuCumberをつかって
バグ報告件数  1倍
機能修正頻度  1.5倍
デグレード   2倍

■3.結論:現場の最前線で得たもの
・現場は難しい
   唯一絶対の答えはない
   解決できない問題無数
・予測不可能な問題が多発
   すべて予測するのは非現実的
・改善を行っても、問題はなくならず移動する

・現場は面白い
1)発見したものを答えにできる
2)少しづつ試しながら変えていくことができる
3)問題を1つ1る解決していくごとに、自分・メンバー・チームが成長していくことがはっきりと分かる
じづおかの恩恵に全力で
数値を計測して行動し、成果を確認しよう
振り返り
いずれも現場で試しながら考え行動し見つけた答え

現場実践主義 リーン開発、あじゃいる

更なる新技術の登場
無限ともいえる選択肢
やってみないとわからない→ならば、やっちゃえばいい


  楽しく
  天下を



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