HAPPY XMAS (WAR IS OVER)

HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir

今日はジョンの命日。

イスラエルやウクライナで今も虐殺が行なわれている。

どうやったらこういう悲劇を無くすことができるのだろう？

夢物語ということをよく言われるジョンだけど、

やっぱり一人ひとりが「殺戮はもうやめよう」と思わない限りなくならないんじゃないかって思う。

イスラエルの首脳が、

アメリカやロシア、ウクライナの政府が、

そして、

日本の政府も、

「殺戮は止めよう」と思うしかないって事。

そして、

政府にそういう判断をさせるには

我々国民が戦争、殺戮に対しNOの声を挙げなくちゃいけないってわけなんだよな。

黙ってたら終わるわけがないんだよ。

ぼくら自らの手で終わらせなくちゃいけないんだよ。

傍観者でいちゃダメって事。

イギリスではロックを切り開いたビートルズがそういう活動を行ったから

後々のミュージシャンたちの意識も高く、

様々なミュージシャンが声を挙げているんだけど、

日本じゃそういうミュージシャンはほとんど数えるほどしかいないから、

今でも日本のミュージシャンの腰抜けさ加減は、

「ホントマジでクソだな」と思ってしまう。

そんなんでアーティスト面するなよなとマジで思う。

ホントにどうしようもない感じになっちゃってるよね。

IMAGINE. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon & The Plastic Ono Band (with the Flux Fiddlers) HD

IMAGINE. (Ultimate Mix, 2020) - John Lennon & The Plastic Ono Band (with the Flux Fiddlers) HD

この曲の主旨って

「みんな同じ考えになればいいという曲」とよく勘違いされてるんだけど、

ジョンとヨーコが言いたかったのは

「想像するだけでいいんだよ」

ということ。

つまり「ネガティブな感情に囚われて思考停止になっちゃダメ」という事を伝えたい曲だったんだよな。

憎しみや悲しみ、嫌いなどといったネガティブな感情に陥ると

人は往々にしてその感情に巻き込まれ思考停止してしまう。

これは危機察知能力が働いているわけで

それ自体に問題はなく、

逆にそれがあったからこそ人類が現代まで生き残れた要因でもあるわけなんだけど、

人間社会においてはそれが相手を否定し殺し合いにまで発展させる要因ともなってしまっているので

これから先はそういうネガティブ感情のコントロールの仕方を身に付けなくちゃいけなくなってきているということなんだよな。

そういうことまでジョンやヨーコは考えてなかったかもしれないけど、

この曲はそういう意味でとらえていくことが大事なんじゃないかと思うんだよね。

10月9日はジョンの83回目の誕生日。

気が付けば今日はクリスマスイブ。

HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir

11月にコロナに感染したせいか、

急に冬らしく寒波が訪れたのがつい最近のせいなのか、

今日がクリスマスイブって事に今の今まで気が付かなかったよ。

土日がちょうどクリスマスって事は

恋人たちにとったらとても都合が良かったかもね。

でもこの不景気じゃ恋人やパートナーがいても今日が仕事の人も多いのかな。

とにもかくにも、

一部の人たちだけじゃなく、

みんながゴキゲンで過ごせればそれが一番だよね。

んで、

この世の中で数多のクリスマスソングがあるけれど、

やっぱりこの曲が一番好きだな～。

曲というよりはジョンの声がいいんだよね。

あと、詩の中身も。

「一人ひとり境遇も違うし、この世の中の様座な問題のほとんどは解決されてないけど、

とにかく今日は争いは止めてクリスマスを祝おうじゃないか」っていう内容がね、

心を打つんだよね。

そういう歌を歌ったジョンが、

凶弾に倒れてしまうという皮肉な結果になったってのも

この歌の重要性が増してる気がする。

 

よく「ジョンは夢見がちで現実感に乏しい思想家」と批判する人がいるんだけど、

ボクから言わせたら「希望がない人生ほど辛くて生きる意味のないものに感じてしまうので現実感ばかりありがたがるのもどうなの？」って考えちゃうんだよね。

実際、未来に希望が無いと思ったらボク自身自殺しかねないよ。

未来には希望があると思えるから生きていける。

何とかできると信じるから頑張れるんだよね。

だから「希望こそが生きる糧」だと思ってる。

そりゃ絵空事を並べ立てられてもダメさ。

でもジョンの言ってることは絵空事じゃないんだよ、実は。

「平和であることを想像してごらん」

「みんなが笑顔であることを想像してごらん」

と言ってるだけ。

「イメージすること」をお勧めしてるだけなんだよね。

でもこのイメージが実は大切で

どんなことでもまずは「イメージ」から始まるんだよ。

イメージから始めないと実際に実現なんかできないし、

実現したとしても気づけないままなんだからさ。

そういう意味でもボクからしたら

ジョンの言ってることはとても「現実味のある事」と捉えられるんだよね。

「希望に向けたスタート地点に立とうよ」と言ってるんだからさ。

それを批判する人たちって

それすらもダメなのか？って思っちゃう。

「希望に向けて生きること」の否定をしてるような気がするんだよね。

でも、そんな事はないだろうから、

みんな誤解せずにジョンのメッセージを受け取って欲しいと思ってる。

ハッピークリスマス！

 

今日はJohn Lennon の命日。

John Lennon （ジョン・レノン） Power To The People

今日はジョンの命日。

しかも、

にっちもさっちもいかなくなった日中戦争の泥沼からの起死回生を狙って

日本が米国に無謀な奇襲攻撃を仕掛けた日でもある。

世の中的には、

ここから戦争が始まったと思ってる人もいるかもだけど、

その前の満州事変から日中戦争まで10年間ほどずっと戦争をしてきてたんだよね。

んで、どうしようもなくなった日本が

米国相手にも戦争を拡大してしまった日だという事なんだよ。

止めときゃいいものを、

逆に拡げてしまったという事。

メディアもそろってこれしか日本が生き残る道はないと国民を洗脳しながら続けてきた戦争。

このおかげで日本人だけでも何百万もの犠牲者を出すことに繋がってしまった。

そして、徹底的に焼け野原にされた後、

天皇制存続だけを考え、

平和憲法にして天皇制の維持を図り、

沖縄を米国に献上し、

米軍基地も米国の好きなところに造れるとしてしまった。

つまり、

天皇そのものが天皇制を維持する目的だけで日本を売り渡してしまって今現在に至ってるんだよね。

でもその事すらも知らない日本人。

誰も歴史でそのことに触れないからね。

だからさ、

早くやめようよ、こんな政治は。

本来、政治は国民のものなんだよ。

選挙制度が機能しているうちに自公政権を一掃して

一刻も早く政治を国民のために動くような状態にしていきましょ。

HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir

そういや今日はクリスマスですね。

私は何の宗教にも属してないし押し付け行事みたいなのは嫌に感じるんだけど、

こういう誰かの誕生日をみんなで祝うという誰もが幸せを感じるような行事はどこの宗教でも構わないからたくさんあるといいですよね。

ジョンのこの歌は、キリスト教徒のためだけの歌じゃなく

この世界の誰もが争いをやめて身近な誰かの誕生日を祝おうじゃないかというメッセージが込められていて

ホントに好きだし、

いつ聴いても感動します。

メリークリスマス。

 

HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir