前年度までは、体の中の臓器のように
学習担当それぞれが役割分担を機能的に受け持ち合い、
優れた連係プレイで、
入所した子どもたちへの学習サービスを行なってきたんだけど、
今年度に入り、
全く新しい人たちと入れ替わり、
前年度まで連携がうまく機能するように、と頑張ってきたけれど
なかなか真摯に仕事に向き合ってくれない人たちばかりになってしまって
そのカバーをしなくちゃいけないことも多く
本当にヘトヘトになってしまった。
今日を迎えて本当にホッとしているよ。
男女差別をするつもりは全くないけれど、
今の自分の職場は、
女性職員の方が断然有能だね。
男性職員は「他人任せ」にする人がホントに多い。
これってホントなんなんだろうな。
「これは自分の仕事じゃない」と勝手に決めつけるその姿勢。
そう思うのなら、
「これをやってください」という指示が出されたときに
「これって自分がやらなくちゃいけないことなんですか?」くらい聞けっていう話なんだよな。
シレっとして聞き流し、
向き合おうとせず他人任せ。
どうしてそういう態度なのか?を聞いてみると、
ようやく出てくるのが
「それって自分たちがやらなくちゃいけない事なのか?」という疑問。
そう思ってるのなら、指示が出されたその場で聞きなよ。
いくらでも説明してやるからさ、という話なんだけど、
それがなかなか言えないんだよな。
年齢関係ないんだよね。
若くても、結構なベテランさんでもそういう感じ。
そして、
こういう姿勢って明らかに男性に多いんだよね。
突っ込まれると
「気が付かなかった」
「そもそも何をすればいいのかわからなかった」
「それが自分のやるべき仕事だとは思えない」
とか言い出すんだよな。
なぜそうなってしまうのかその本質部分を知りたくていろいろと掘っていくと、
どうやら「自分の仕事はサービス業じゃない」という気持ちがあるかららしい。
まあ、そう思っちゃうと確かに後ずさりしちゃうよね。
だってこの仕事は「サービス業」なんだもん。
つまり、
上から目線で「これをやれ」と子どもたちに学習を押し付けるのが学習担当の仕事じゃないって事。
勉強に対してネガティブな思いに包まれた子どもたちに「学習したい」と思ってもらえるように学習環境を整え、
一人ひとりに合った適切な教材を準備し
彼らが壁にぶつかったときや分からないことに出くわした時にきちんと説明して理解してもらう事が
我々の仕事なんだけど、
そういう風に思ってない男性が結構多い。
「自分の得た知識を教えてやる」のが仕事だと思っている。
「自分の言うことを聞かない勉強嫌いな奴はダメな奴」で、
「自分の説明で理解できない奴はバカな奴」くらいにしか思ってないから
自分自身のスキルを上げようとも思ってない。
本来は一人ひとりに合わせた教材を準備しなくちゃいけないから
その「準備」がとても大切になるんだけど、
「準備」は誰かがやってくれるもんだと思ってる節がある。
お膳立てしてくれたところに自分が出向いていって「偉さ」を見せつけるのが仕事だと思ってる。
結局のところ、
そういう本質的な部分で感じた疑問を抱えたまま取り組んでも
そりゃなかなか上手くこなせないよね。
こういう部分って女性の方がしっかりしてる気がするんだよな。
疑問点があったらきちんと質問してくるし、
納得したらきちんと仕事をこなしてくれる気がするんだよな。
これまでたくさんのスタッフと一緒に仕事をしたけれど
女性のほとんどは上手くコミュニケーションがとれてきちんと仕事をこなしてくれるけど、
男性スタッフはめんどくさいことからシレっと逃げることがホントに多い。
そのくせ陰に回って他人の悪口言ってたりとかね。
あと、周囲で関わる人たちをなぜか「敵」と見なしてしまって
連携すべき時にトラブルを巻き起こしてしまったりとか。
きっと社会性が身についているのかどうかが関わってるんだろうと思う。
男性ってだけでヨイショされたり祭り上げてもらってたりすることが多いから
ふんぞり返ってれば何とかなるって考える人が多いのかもしれない。
「サービスを受けるのが当たり前」くらいに思ってるのかもな。
結局、今年度からの男性スタッフの内、一人は辞めて
新しく女性スタッフが配属されることになった。
事前にボランティアで来てくれたりしたときには仕事の理解も早く
なかなかに有能そうな人材だったから
来年度は少しは期待できそうかな。
来年度は良い年になるといいな。