yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

ノーラン監督作品「オッペンハイマー」

2024年04月14日 | 映画
今日、クリストファー・ノーラン監督作品の新作「オッペンハイマー」を観てきた。
彼の作品はここ最近、ギミック重視の映画が多くてちょっと期待してなかったんだけど、
久しぶりに「インセプション」や「ダークナイト」と同じように「人間の弱さ」「人間の深い業」を描いた味わい深い作品で本当に感動できた。
180分と長い映画だったけどあっという間だったな。
観終わった後もしばらく立ち上がれなかったほど深い感動を味わったよ。
事前情報では「わかりづらい」という評価もあったのであまり期待してなかったのも良かったのかも。
自分的には言うほどわかりづらくはなかったし
逆にカラーとモノクロでオッペンハイマー視点とスクローズ視点を分けて表現してたので
ここ最近のギミックが多用された彼の作品とは違って
すごくわかりやすかったと思うよ。
是非お勧めです。
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ゴジラ -1.0

2023年12月24日 | 映画
今日はクリスマスイブ。
だけど、まあオレには全く関係のない話なんで
いつものように過ごそうと思ってたんだけど、
最近、ネット上では「ゴジラマイナスワン」という映画が米国でも第1位を記録したとの評判でもちきりだったので
ちょうどいい機会なんで観に行った。
普段なら絶対にこんな怪獣モノは見ないんだけど、
やっぱり米国で第1位を取ったとなると
子ども向けのしょうもない映画とは違うんだろうと思ってね。
(こんなこと言うとこれまでのゴジラファンにはちょっと失礼か)

でもまあ、これが正直なところなんでちょっと申し訳ない。
11月初旬に公開しているのに未だにロングランで映画館でやってるなんて
やっぱりそれなりに面白いんだろうと、
期待半分、期待外れかも、と覚悟もしながら観に行った。
この前の日本アカデミー賞を取った「シンゴジラ」がクソつまんなかったんで
あまり期待値を上げてもな~とも思ってたんだよね。

んで、観た感想はというと・・・、

まずは神木隆之介や吉岡秀隆の臭い演技で「ちょっとヤバいかも」と早くも思ってしまった。
特に神木隆之介はね、あの大袈裟な演技がどうしても気になっちゃうんだよな~。
吉岡秀隆もどんな役をやっても「北の国から」の純クン役そのまま全く変わらないからね、
マジでこのあたりの演技派と呼ばれてるのどうにかならないもんかな~と思っちゃう。
ハリウッド的にはこれくらい大袈裟な方がいいのかもだけど、
日本人的にはちょっと表現がオーバーなんだよな~、と
「お話に入り込めないかも…」という不安な気持ちで見始めた。
でも、
大戸島に出現したゴジラ、その後の更に狂暴化しデカくなったゴジラの大迫力でそういった不安感は全て吹っ飛んだ。
いやマジでそれくらい迫力があったね。
しかも、この映画、
単なる怪獣映画じゃなく、
戦争映画なんだな~と思った。
戦いに行くときの兵隊さんたちの死の恐怖、
戦争に巻き込まれた人々の恐怖やその理不尽さを受け止めて生きる姿をきちんと描いてるんだよね。
というか、そっちの方がメインなんだよ。
これは、確かに全米でヒットするよな~と思った。
まさに「怪獣映画というモチーフで戦争を描いた作品」なんだよね。
まるでクリントイーストウッドの映画作品でも見てるかのようだった。
こんな映画が日本でもできるんだな~、と感心したな。

不覚にも途中で何度か泣いてしまったし、
これはマジで傑作だと思う。
これこそ「日本アカデミー作品賞」にふさわしい。
「シンゴジラ」のような子どもだましの怪獣茶番劇とは全く違うんだよな。
(シンゴジラファンの皆さん、ゴメンナサイ)
主役も神木隆之介じゃなくもっとシンプルな演技の出来る上手な役者さんだったらさらに良かったと思う。
(神木隆之介ファンの皆さんゴメンナサイ)
というわけでこの映画、マジでお薦めです。
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映画『TENET テネット』

2020年09月21日 | 映画

映画『TENET テネット』本予告 2020年9月18日(金)公開

昨日、ノーラン監督の新作「TENET(テネット)」を観てきた。

これまでもそうだけど、

ノーラン監督作品はいつもそうなんだけど、

まずは冒頭の事件から我々観客は引き込まれてしまう。

それは訳も分からずに事件に巻き込まれている当事者のように。

これまではその後にその全貌の説明があるんだけど、

この映画は「時間の逆行」がテーマだからセリフの中に簡単な説明があってもなかなかピンと来ない。

ピンと来ないまま話はどんどん進んでいくから

ホント、ストーリーを把握するだけでも大変だった。

よく似た感覚の映画「インセプション」は誰もが体験する「夢」が題材だから

「そうそうそうなんだよね」とか共感できる部分はあったから把握しやすかったけど、

「テネット」の時間の逆行は普段の生活じゃ絶対に体験しないから

頭の中のイメージでしかないから

もうホントに大変。

「時間の逆行」は「タイムトラベルとも違う」と説明されているので

さらにイメージがわきにくい。

これはただ単に言葉そのままの意味なんだけど、

それが存在するとどうなるのか?とかいうのもイメージするのが大変。

んで、それが表現されている映画だから、

そういう意味では、4次元の歪んだ時空を表現した「インターステラー」と同じ感じかな。

まあ、とにかく1回で理解できる人はいないだろうね。

いろんな所に伏線が張られっぱなしだし、

何度見てもそういう部分で新しい発見がありそう。

ノーラン作品は細かいところで伏線をばら撒いてることが多いからね。

今回も時間軸が行ったり来たりしてるから

「ああ、これはあの場面の後の話なんだな」とかいうのが何度も見ることで理解出来るようになったりするんだと思うな。

ホントそういう楽しみ方をする映画。

しかもそれプラス「生きてくための教訓」がメッセージとしてあるからね。

それがノーラン監督作品の奥深さを感じるところなんだよな。

3回は見ることをお薦めする映画です。

興味のある方は是非どうぞ。

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映画「コンテイジョン」のあらすじを9分で紹介!

2020年05月04日 | 映画

【ネタバレ注意!】
まるでコロナ禍を予言するような映画「コンテイジョン」。
これはその映画「コンテイジョン」のあらすじを9分でご紹介する動画です。
興味のある方は是非どうぞ。

 

 

コンテイジョンのあらすじをラストまで9分で紹介!

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映画「太陽の蓋」-90分版-

2020年05月04日 | 映画

2016年にこういう映画が作られてたんですね。
全く気が付きませんした。
今日、菅直人元首相のツイートで初めて知りました。
フクイチの様子について
やはり官邸への情報提供は全く為されないままだったようす。
これじゃ対策の打ちようもなかったと思う。
まあ、東電も対策の打ちようがないから官邸に情報を上げなかったんだろうけど。
つまり、いつもの隠ぺい工作だったというわけ。
日本は「隠蔽体質」が心底身に沁みついてるみたいだ。

やはり、今の体制での原発には断固反対しなくちゃ。


5月6日まで無料視聴できるそうですので
これを機会にぜひ視聴してみてください。
映画「太陽の蓋」~90分版~

 

 

映画「太陽の蓋」-90分版-

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