yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

『オアシス:スーパーソニック』

2017年08月04日 | オアシス
『オアシス:スーパーソニック』予告 HD


イギリスのロックバンド「オアシス」のドキュメンタリー。

ボク自身、このバンドのギタリストノエルギャラガーと同い年なんだけど、このバンドを知ったのはほんの2・3年前。
このバンドが売れている頃は、どっぷりと60年代、70年代に浸ってたからね~。
流行りの音楽にはトンと興味がわかなかった。
まあ、耳にしたことは何回かあるけど「ふ~ん」とただそれだけ。
昔の音楽の方がより良いと感じてたから、ハナから興味がなかったんだね。

*  *  *
でも、友人からのお薦めもあって、アルバムを買って聴いてみたら、
「あらまあ、結構いけるじゃん」となった。
彼らがビートルズフリークだったというのも気に入った。
兄弟でバンドをしているというのにはちょっとな~と違和感を覚えたけど、
しょっちゅうケンカをしていたとのことで、その違和感もあまりなくなった。
家族の結びつきを大っぴらにするのはなんかいまいちな気がするんだよね~。
だからと言って家族崩壊されるのも問題あるけど(笑)。
残念なことに、このリアムとノエルの兄弟は絶縁しちゃったらしいけど。

*  *  *
彼らは今でいうDV家庭で育って暴力が日常的に行われてたらしい。

夫の暴力に我慢できなくなった母親が子ども3人と一緒に逃げ出したんだけど、そういう環境がリアムとノエルの性格形成に影響与えたのは想像に難くない。

一番目のポールは優しく温厚な性格らしいけど、
2番目のノエルは引きこもってギターばかりを弾いてる毎日。
3番目のリアムはそんなノエルをバカにして、外でケンカや万引きを繰り返すやんちゃ坊主だったらしい。
あるケンカをきっかけにリアムはそんな生活から足を洗ってバンドを組もうと思い立ち、仲間とバンドを組んだ。
「曲が作れる」という理由でノエルをバンドに引き込んだんだけど、
ノエルからしたら「引きこもりから何とか自分を引っ張り出してほしい」と感じでどちらかというと「入れてくれ」とお願いしたらしいね。
これまでの通説はノエルがふんぞり返ってバンドに加入したみたいなイメージだったらしいけどそれは全く正反対だったとのこと。

*  *  *
こんな感じで25万人の観客を集めた野外コンサートで絶頂を迎えるところでドキュメンタリーは終了。
あとの「下り坂」はメンバーや関係者たちの語りで簡単に。
こういうところも「諸行無常」な感じでなかなかいい。

オアシスファンならずとも音楽好き、人間ドラマ好きにはお勧めできる作品だと思います。

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Oasis - Live Forever [Live at Glastonbury] 1994 6/24 (和訳付き)

2015年01月26日 | オアシス
Oasis - Live Forever [Live at Glastonbury] 1994 6/24 (和訳付き)


歌詞付きライブの動画を発見したので。

オアシスの曲ってどの曲もなんか物悲しく感じる。

でも、


ただ物悲しいだけじゃなく、リブ・フォーエバー(永遠に生きる)とめっちゃポジティブだよね。

そういうところがあるからすごくいい。

いろいろ悲しいこともあるけど
俺は生きてくんだ!という強いメッセージを感じるよ。

ちなみにこの曲はジョンレノンをオマージュしたらしい。

確かに「キミの庭の葉の茂り方がどんなだか知らないけど・・・」なんていうフレーズが

「ジョンの魂」のアルバムジャケットになったジョンの庭の様子が感じとれるよ。
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歌詞の意味がわからない?

2014年08月03日 | オアシス

このごろ暇さえあればスマホをさわってる息子。

「最近スマホをいじってる姿以外ほとんど見かけないね。」と声かけすると

「そこまで中2、中2してないよ。」と返してくる。

まあ、「中2、中2」しててもいいんだけどね。

実際本当に中学2年生なんだから。

でも・・・、

「中2病」っていったいどんなかんじなのかな?

自分が中2だった頃を想像すると・・・

「自分はいったいどこからきて、どういう方向に進んでいるのか。もしくは進むべきなのか。最終的には一体どうなっているのか。」

いつもいつもこんなことばかり考えていたわけじゃないけど

頭の隅には必ずこういうことが意識されてたような気がするなあ。

ジョンが亡くなることがきっかけでビートルズを知ったのもこの頃だし、

なんかいろいろと自分の人生に影響を与えるものを自ら探してたような気がする。

 

まあ、しょっちゅうスマホをいじってるその息子が

「ネットでこんなの見つけたよ」と報告してくれたのが

 

「歌詞が意味不明の歌」のランキングで

第2位「アイ・アム・ザ・ウォルラス(ビートルズ)」、

第10位「シャンペン・スーパーノヴァ(オアシス)」

 

というもの。

まあ、たしかに第2位はなんとなくわかる。シュールな内容であることは間違いない。

</object>
YouTube: The Beatles - I am the walrus HD and HQ

*****************

  I am the walrus

 ボクは彼であり、キミも彼であり、ということはキミはボクでもあり
 つまりボクらはみんな一緒っていうわけなんだよ
 ほら、見てみなよ
 奴らはまるで銃を突きつけられて逃げ回る豚みたいだ
 あのせわしく飛びまわる姿を見てみなよ
 泣けてくるぜ、まったく

 コーンフレークの上にどっかりと腰を下ろし
 商用車が来るのを待ってるってわけかい
 『おバカな血の火曜日の男』と書かれた会社のTシャツを着込むなんて
 キミはまだまだガキンチョだな
 もっともっと成長しなよ

  *ボクもまだ青二才、奴らもまだまだ青二才、
   つまりボクはセイウチ(みんな同じ穴の狢)ってことだ 「グー、グー、グ、ジューブ」

 有利な立場の街のおまわりさんも
 そうでないおまわりさんも皆一列に並んでる
 ほら見てみなよ
 お空にいるルーシーみたいな飛びっぷりを
 あの走り回りっぷりを
 ああ、泣けてくる
 泣けてくるぜ、まったく

 死んだ犬の目から出てきた
 黄色のカスタード状の液体
 口汚く罵るご婦人さんも
 色欲強い尼さんも
 結局はみんなガキンチョのまんまだ
 さあ、お望みどおりブルマを下げてみせなよ

  *くりかえし

 英国式の庭に座ってお日様が昇るのを待ってるってわけだ
 もし昇ってこなくても大丈夫
 
英国特有の雨で日焼けができるからさ

  *くりかえし

 煙が立ち込める賭博場で
 キミはジョーカーに笑われてるって思わない?ハハハ!
 見ろよあの笑い方
 まるで豚小屋の豚とおんなじだ
 ああ、泣けてくる

 小麦粉をまぶしたイワシがエッフェル塔を昇ってる
 野生のペンギンがハレクリシュナを歌ってる
 なんと彼らときたらエドガー・アラン・ポーを蹴っ飛ばしてるんだ

 *くりかえし

****************

ジョンはこの歌で、

「ウォルラス」→「オールルアス」→「オール・オブ・アス」、つまり「ボクらは、良きにつけ、悪しきにつけ、みんな同じなんだ」ってことが伝えたかったんじゃないかって思うんだよね。

 

でも、オアシスのはそこまで意味不明じゃないと思う。

「シャンペン」をお酒の名前もしくはフランスの地方名ととらえればたしかにちんぷんかんぷんだけど

辞書で調べると「だだっ広い草原」の意味もあるらしいので

きっとその意味で使われたんじゃないかと思うんだよね。

そうするとタイトルは「超新星爆発でひろがったひろい草原」と解釈することができる。

「超新星爆発」=「ロックバンドの大ブレイク」、「広い草原」=「それにともなう音楽マーケットや一般人に対する知名度」

こうとらえればそんなに難解な歌詞じゃない気がするけどね。

</object>
YouTube: Oasis - Champagne Supernova (Official Video)

***************

  シャンぺン・スーパーノヴァ

どれだけの「特別な人たち」が変わり果てていったの?
どれだけの人生が奇妙なものになっていったの?
オレたちが陶酔してたとき

あなたたちは一体どこにいたの?
殿堂へゆったりと歩いていったのに
鉄砲玉なんかよりもすばやく
あなたたちは一体どこに行っちまったんだ?

 *いつかオレのことを見つけるだろうよ
  地すべりから落ちないようにしがみついてるこのオレを
  あの空の広大にひろがってる超新星爆発のなかで*

  (*くりかえし)

朝焼けの中、彼女に聞いてみる
夢想家が「彼女は決して死なない人」と夢見るのはなぜなのかを
さあ、その涙をふいて
ゆっくりと殿堂へ上がっていったのに
オレたちが陶酔してる間、
鉄砲玉よりもすばやくあなたがたはどこに行っちまったの?

   (*~*2回くりかえし)

  人々は信じてる
  夏に避暑地へ行くのがあたりまえだって

  でも、キミとオレは生きたり死んだり
  それでも世界は回り続ける
  なぜか?オレにもわからないんだ・・・

 ・・・・・

 ・・・・・

どれだけの特別な人々が変わり果てたの?
どれだけの人生が奇妙な生き方になっちまったの?
オレたちが陶酔してる間
彼らは一体どこにいたんだろう?
オレたちが陶酔してるあいだに・・・

*****************

過去のロックスターたちへの思慕がすごく感じる曲だ。

そしてロックスターに付きまとうはかない運命に必死に抗おうとしている自分自身の強い決意が感じられる。

そう受け止めると

決して意味不明な曲じゃないと思うし、

どちらかというとわかりやすい歌詞だとおもうよ。

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ライラ

2014年07月13日 | オアシス

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YouTube: Oasis - Lyla Lyrics.wmv

こういう一発ノリの曲は大好きだ。

どう聴いても現代の曲のように聴こえるけど

この曲の途中にフューチャーされてるかもめの声のような音は

まるでビートルズの「トゥモーロー・ネバー・ノウズ」みたいだし、

</object>
YouTube: The Beatles - "Tomorrow Never Knows" Mono

エンディングの雰囲気はまるでストーンズの「ストリート・ファイティング・マン」のエンディングみたいだ。

</object>
YouTube: The Rolling Stones - Street Fighting Man

これらの曲は1960年代中期あたりの曲だけど

実際、これらの曲を聴いても古さを全く感じないし、

ここらあたりの曲は時代を超越してるんだなあとつくづく感じる。

もちろん、この時代に発表されたすべての曲がそうだとは思わないけど

少なくともビートルズや「ベガーズ・バンケット」あたりからのストーンズはすごくそう感じる。

オアシスのこの曲も

こうした伝説の曲と肩を並べても

まったく遜色はない。

まったく・・・・

解散したのがホントにもったいないよね、オアシスは。

もっと兄弟なかよくすればよかったのに・・・。

とは思うけど

兄弟だからこそ遠慮がなくなって言いたい放題になっちゃったのかも。

ビートルズのジョンとポールもまるで兄弟げんかみたいだしね。

ストーンズもミックとキースはそんな感じがする。

だけど、ストーンズの場合は

お互いソロ活動をした後はなんだか距離を上手く取るようになって

それからの作品がイマイチ面白くなくなったから

やっぱり喧嘩しながらも一緒にやっていくというスタイルが維持できなければどうしようもないのかも。

バンドサウンドってむずかしいよね。

Some_girls

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I Am The Walrus

2014年01月14日 | オアシス

</object>
YouTube: Oasis - I'am The Walrus // Magnificent Outro - HQ!

まさか、ビートルズの「I Am The Walrus」をカバーするバンドがあるとは思ってなかったよ。

よりにもよってこの曲を選ぶとは・・・。

しかもライブでしっかりと雰囲気作りも成功してるしね。

ホント脱帽します。

「ウォルラス」とは「セイウチ」という意味らしいんだけど

「ウォルラス」→「オールルァス」→「オールオブアス」→All of us(われわれみんな)で

「ボクらみんなはおんなじだよ」という意味をもたせているという説もあるらしい。

ちなみにビートルズバージョンはこちら↓

</object>
YouTube: Beatles : I am the Walrus : from the Magical Mystery Tour

一応、拙者が訳した日本語訳も。

*****************

  I am the walrus

 ボクは彼であり、キミも彼であり、ということはキミはボクでもあり
 つまりボクらはみんな一緒っていう事なんだね
 ほら、見てみなよ
 奴らは銃を突きつけられて逃げ回る豚みたいだ
 あの飛びまわる姿を見てみなよ
 泣けてくるぜ、まったく

 コーンフレークの上にどっかりと腰を下ろし
 商用車が来るのを待ってるんだね
 『おバカな血の火曜日の男』と書かれた会社のTシャツを着込んで
 キミはまさにガキンチョだ
 もっと成長しなよ

  *ボクもまだ青二才、奴らもまだまだ青二才、
   つまりボクはセイウチ(みんな同じ穴の狢)ってことだ 「グー、グー、グ、ジューブ」

 有利な立場の街のおまわりさんも
 そうでないおまわりさんも皆一列に並んでる
 ほら見てみなよ
 お空にいるルーシーみたいな飛びっぷりを
 走り回りっぷりを
 ああ、泣けてくる
 泣けてくるぜ、まったく

 死んだ犬の目から出てきた
 黄色のカスタード状の液体
 口汚く罵るご婦人も
 色欲強い尼さんも
 結局はみんなガキンチョだ
 さあ、ブルマを下げてみせなよ

  *くりかえし

 英国式の庭に座ってお日様が昇るのを待ってる
 もし昇ってこなくても英国式の雨で日焼けができるだろうさ

  *くりかえし

 煙が立ち込める賭博場で
 キミはジョーカーに笑われてるって思わない?ハハハ!
 見ろよあの笑い方
 まるで豚小屋の豚とおんなじだ
 ああ、泣けてくる

 小麦粉をまぶしたイワシがエッフェル塔を昇ってる
 野生のペンギンがハレクリシュナを歌ってる
 なんと彼らときたらエドガー・アラン・ポーを蹴っ飛ばしてるんだ

 *くりかえし

****************

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