刷ったカネ(国債)を「市場(社会)」に流せば循環(消費)が高まり好景気につながる。
それなのに、なぜ日本は「金融市場」にしか流さないのか?
端的に言うと、
それは日本の権力層や上級と呼ばれる連中の心の歪みが原因だと思う。
彼らは自分たち以外が金持ちになるのがイヤなのだ。
彼らには一般庶民を虐げたいという欲求が心の奥底にあるのかもしれない。
そうすることで「美味しい思いをするのは自分たちだけ」という満足感が得られるのである。
こういうのは一般社会でもよくみられる。
列に並ばずに横入りする人間、より美味しいことを引き出すために難癖をつけるクレーマー等がそうだ。
彼らは総じて「誰かが常に美味しい思いをしているに違いない」と考え、
その仲間に入りたい(勝ち組になりたい)という欲求に常に突き動かされている気がしてならない。
焦燥感に常にせかされ金持ちになった今でも心が貧乏なままなのだと思う。
このコロナ禍の下でも、
アベノマスク発注の不透明さといい、
持続化給付金の幽霊会社への発注といい、
経済対策の発注といい、
まるで「横流ししていかに懐に入れるか」ってことしか考えてないみたいだ。
明らかに「税金をピンハネせずにそのまま国民のために使うのは損だ」と考えているとしか思えないやり方だらけじゃないか。
ホントに矜持のない人間に任せたらあっという間に腐っていくということが如実に見せつけられた安倍政治の7年間だった気がする。
もういい加減変えようよ。