直接的には何の関係もないんだけど
石原都知事が立ち上げた新東京銀行の
累積赤字に関しての発言を聞いて
いまさらながらに
情けなさを感じてしまった。
彼の言いたい事は、簡単に言うと
「この赤字は旧経営陣が残したものだから、彼らに責任がある。
任命したのは自分だが、
彼らを推薦した人の言うとおりにしたので、その人の責任だ。
よって、自分の責任は全くないのだ。」
あ~あ、どう思います?
ヒドイですよねえ・・・。
都合の悪いことは全部、他人のせいで、
うまくいったときは、自分のおかげだということなんでしょうけどね。
実際、情けないですなあ。
これじゃあ、「この人についていこう」なんて誰も思わないでしょうな。
でも、
こんな人に限って「忠誠心が足りない」って言って
教育のせいにして
そこから、国民を洗脳しようとするから
性質が悪いですよ・・・。
政治家の責任の取り方は一つしかなくて
それは「辞職する」ってことなんだけど、
彼はきっと辞めたくないんでしょうなあ。
もちろん、失敗を立て直すっていう責任のとり方もあるかもしれないけど
政治家には、残念ながら当てはまんないんですよねえ。
それは、政治家にとってのチャンスでもあるわけだから
二重にチャンスをもらったってことになるんだよね。
ホントは、一旦身を引いて
他の有能な人に任せて
次のチャンスを選挙で手に入れるしかないんだよね。
彼に限らず、
こうやって、権力にしがみついてる政治家さんたちを見てると
税金を払ってるのが
ホント、
馬鹿らしくなってしまいますなあ。