「仮面ライダー555」を借りて家族で楽しんでる。
以前、レンタルして一通り観てるんだけど
息子の希望で、また最初から観てる。
前のときは、
「どうせ仮面ライダーなんだよね。」と思って
途中まで真剣に見てなかったせいか、
今回、初めて見る場面も多い。
でも、この話はホント面白いよね。
悪役である「オルフェノク」の側に『人間との共存』を求める木場くんという存在が
まるで「もののけ姫のアシタカ」や
原作での「デビルマン」を彷彿とさせるし、
「ファイズ」になる「たっくん」が自分への自信のなさから
他人との関わりから避けてたのが
だんだんと自信を身に付けていって、積極的に関わりあっていくところなんかも上手く表現できてるし、
なぜ、「たっくん」だけがファイズに変身できるのか、とか
オルフェノクの会社「スマート・ブレイン」とヒロインの真里ちゃんとの関係、とか
真里ちゃんの育った「流星塾」の秘密とか
謎もふんだんに盛り込まれてて、ドラマとしてホントに充分楽しめる。
監督は入れ替わってるみたいだから、
脚本を書いた人が大人も楽しめるようにしっかりと作ったんだと思う。
たしか「井上敏樹」さんていうヒトが脚本を書いたと思うんだけど、うろ覚えなんで間違えてたらゴメンナサイ。
出てる役者さんたちはちょっと大根気味なんだけど
脚本がしっかりしてるし、テンポも良いんで
あんまり気にならずに話の中に入っていけるんだよね。
今のところ、第4巻まで来たんだけど(1年間の放映だったんでまだまだ先は長いのがちょっと玉にキズだけど)
謎がからんでるから結構飽きずに観ていけるんだよね。
「20世紀少年」もTVシリーズでじっくりと作っても良かったのに・・・。
なんて思わせるくらいな作品に仕上がってると思うよ。
ずーっと前に、イチロー選手についてここに書き込んだことがあったけど
今回はその2回目。
この前のWBCはオツカレサマでした。
いやあ、ホントに彼はずっと打てなかったから、苦しかった分、あの最後の打席はうれしかっただろうね。
日本代表のメンバーの中にいて、シアトル・マリナーズでは決して見せない表情も見せてたし、
この経験から、「チームで戦う」っていうのを感じとっていって欲しいと思う。
でも・・・・。
彼から出てくるコメントを見てると、やっぱりちょっとガッカリしてる。
「ボクは(特別なものを)持ってるなあと・・・」
第一声がこのコメントだもんね。(苦笑)
自分が打てなくてもチームが決勝までコマを進められたのは、
自分が打てずにいても、ずっと一番で起用し続けてもらえたのは、
最後の場面で、ランナーにでて勝ち越し打のお膳立てしてくれたのは、
すべて、監督を含めたチームの力のおかげなんじゃないのかなあ・・・。
このコメントだけは聞きたくなかったなって思ったのはボクだけなのかなあ?
彼の実績は実際凄いものだし、
これ以上求めちゃいけないんだろうけど・・・。
でも、すごい選手だからこそ、
チームスポーツの選手の気持ちのあり方っていうのを見せて欲しいんだよね。
あそこの場面で、イチロー選手がヒットを打ってなかったら
イチロー選手自身じゃなく、原監督がバッシングを受けてたと思うんだよ。
「調子の悪い選手を使い続けた」ってね。
これまではそんなに好きな監督じゃなかったんだけど、
監督選定のどたばたの頃からひっくるめて
今回の最大の功労者は原監督だと思うよ。
イチロー選手には
「自分が何かを持ってる、持ってない」なんてことじゃなくって
まず、監督を含めたチーム全体に対して感謝の気持ちを感じとって欲しいなあ。
個人がどれだけ成績を残したかを競ってるんじゃなく、
チームが一つになって動いたらものすごい力を出すことが出来るんだっていうことを、ね。
そしたら、あんだけの能力を持ってるんだから
自然と、結果を残せるようになると思うし、
プレッシャーの掛かる場面でも活躍できるようになると思うんだけどね。
駅伝の選手がたすきをつなぐために
普通だと棄権してしまうような状態でもがんばって完走できるのと同じように
「仲間がいる」っていうのはホントに普通じゃ考えられないような力が出せるんだよね。
そのことに腹の底から感じて欲しい。
あんだけの実績を残しててもマリナーズで中心選手になれないのは
別に「アジア人だから」じゃなく、
そこらへんが足りないからなんだって事を自覚して欲しいよ。
ボクが、もし監督だったら
彼の事は決して呼ばないと思う。
どんなに調子が良くってもね。
調子が悪いからといってスタメンからはずしたら、途端にぐれちゃいそうなんだもん。
今、民主党が小沢代表に強く言えないのも、
ちょっと批判すると仲間を引き連れて飛び出していっちゃいそうだからだと思うんだけど
まさに、イチロー選手も同じような印象があるよ。
だから「呼ばない」んだ。
「呼ぶ」ときは、彼と心中するくらいの意気込みがあるときだけだね。
原監督が使い続けたのも、まさにそんな気持ちだったんだろうなって思う。
こんなに良い経験をしても、第一声がこんなんだから
きっと最後まで気付かないんだろうなあ・・・。
とても残念なことだけど、まあ、しょうがないか。
今週はヘトヘトです。
合間合間にTシャツも描きながら。
父母会長の引継ぎをしてたら
どうやら来年度も結構関わらなくちゃいけないようで・・・
まあ、しょうがないかな。
乗りかかった舟だし、ね。
今、日本テレビで「ルパン3世とコナン」のコラボのアニメをやってて
妻と息子が見てるけど、
ボクからしたら、ふたつのアニメの世界観が違うんでどうにも違和感がある。
キャラを楽しんでる人は楽しめるんだろうけど、
世界観を楽しんでる人からしたらどうにも、ね。
つらいんで、もう観るのをやめて、一足先に寝るとしますかな。
では、オヤスミナサイ。
今日もまたボクも妻も仕事で帰りが遅くなり、
息子は一人でボクラの帰りを待っていた。
1年生の頃は、一人でいるのが怖くなって、泣いてボクに電話してきて
あわてて仕事を切り上げて帰る日がよくあったんだけど、
今では、彼もずいぶんとたくましくなり、
「カギッ子生活」を謳歌している。(笑)
もちろん、ボクラが帰るまでに宿題やお風呂掃除なんかのやんなくちゃいけないこともしっかり済ませてるし。
約束したことはだいたい守ってくれる。
「大きな声で怒鳴りつけずに、何があってもコンコンと説明してわかってもらうって事をしたら子どもはどんな風に育つんだろう?」ってなことを自分の子どもで試してるんだけど
今のところ順調で、こちらの話がしっかりと伝わってる感じだ。
まあ、そのせいか大きな声で怒鳴りつけられたりするのがやけに苦手な子になっちゃってるけどね。(笑)
一度、彼が「大きな声で怒鳴ってみて」と頼んでくるんで
「それじゃあいくよ。びっくりしないでね。」と前置きした後、
「こらあっ!」って大声で怒鳴りつけたら
ワクワク楽しみにしてた顔つきから一気にビックリ顔になって
「あ~、びっくりしたあ・・・」って言ってたから、ホントに苦手なんだと思う。(笑)
でも、まあ、こんなことには少しずつ慣れていけばいいし、
逆にそれに慣れて、感受性やなんかが損なわれるよりずっといい気がするからね。
子どもの個性もあるから一概に言えないけど
これから親になる人、試してみるのもお勧めですよ。
もちろん、夫婦の間でも同じように過ごさなくちゃ意味無いし(子どもはよく見てるからね)
子どもは1回言ってもわかんないから100回同じ事を言う覚悟が必要なんで
相当な忍耐力が必要ですが・・・(笑)
ま、
この後どうなっていくかはまだ不透明なんで責任は持てません。(笑)
けど、興味のある方はやってみるといいかもよ。