いま、この日本という国に一番誇りを持てていないのは
ほかならぬ安倍総理ご自身なんじゃないのかな?
確かに、尖閣諸島やら竹島問題、北方領土問題といった領土的な摩擦を近隣諸国と抱えているのは事実なんだけど
そういった問題は他の国も常に抱えてる問題であって
そういった問題がまったくない国の方が逆にめずらしいくらいだ。
領土という敏感な問題がそうそううまく進展することは本当にまれな話で
大概が戦争で解決するような問題なんだけど、
だからといってそうそう戦争を引き起こすわけにも行かず
地道な外交活動が行われているのが現状なんだよね。
領土問題が解決しないのは
日本が武力で示威活動をしないからなんじゃないかって
安倍さんは考えているんだろうか?
そんなことで決して解決しないのは
これまでの歴史を調べたり
今現在の紛争地帯なんかを調べてみればよくわかる。
結局仲介役の国が出張ってきて
解決を目指した話し合いが行われて解決してるんだよね。
とにかく、武力紛争だけじゃ決して解決なんかしないんだ。
ただ憎しみの連鎖で
泥沼化していくだけ・・・。
ここで画期的な一大転換を図ったのが日本なわけで。
「国際紛争を武力で解決しようとしない」と決め、
「その武力そのものを保持しない」とぶちかました。
これにはアメリカもびっくりなわけですよ。
どちらかというと
アメリカの目はもうすでにソ連という共産国家に向けられてて
日本にはその防波堤になってほしかったんだけど
まあ、きっと第2次戦大戦のときのような「モンスター化」も避けたいとも思ったんでしょう、
その憲法でGOサインを出したわけだけど
大戦後すぐに始まった朝鮮戦争で方針転換をせまられ
結局自衛隊という軍隊を持つことになった。
でもこれは個別的自衛のみに使うという意味で「自衛隊」と名づけられたわけで
そうじゃなかったらわざわざ「自衛隊」なんて呼んでませんから。
でも、
そのおかげで世界のどこの国に行っても
「尊敬」されることがあるにせよ「バカ」になんてする国なんかありゃしないわけで。
今回ワールドカップで大躍進した「コスタリカ」も軍事力での紛争解決を放棄した国だし、
スイスだって「永世中立国」だ。
そしてそのことを知ってこれらの国々を「すごい」とこそ思えど、「バカ」になんて決してしないでしょう?
そういう印象を与える国にわが日本も入ってるわけですよ。
完全に誇りを持っていいはずなのに
その「特別な国」をやめて「普通の国」になろうとしてるなんて
ホントに「もったいない」わけですよ。
自信を持って「特別な国」としての存在でありたい・・・。
そういうことを思っている今日この頃なんでございまする。
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