yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

オーティス・レディングTシャツ

2007年08月12日 | オーティス・レディング

These_arms_of_mine2 昨日はTシャツに描き始めた頃のオーティスの曲をモチーフにしたTシャツを紹介したんだけど

今回は「yabanjin-soul」発足前夜の頃の作品であります。

オーティスの歌声は、ホントに魂が溢れてるので

それを表すのにはホント苦労します。

実は、パンクの神様「セックス・ピストルズ」なんかも好きなんだけど

もう、絵にする必要のないくらい、曲の方で、すべて表現できてるんで絵のイメージがなかなか決まらないので描けないんでごんす。

オーティスの方はバックで演奏してるMG’Sが抑え目な演奏をしてくれてるおかげで

絵で表現する部分が若干残っとるんであります。

あんまり、分析をしっかりしてるわけではないのだが、

たぶん、そういったことが絵に出来るかどうかに影響してるんではないかと思われる今日この頃でありんす。

んで、この作品なんだけど、

やっぱり、オーティスの歌は絵にするのがむつかしいですな。

もう、いろんな想いがあふれ出ちゃってて

一つの絵だけじゃ、ホント表現しきれないくらいです。

もうちょっとオーティスの笑顔なんかも表現したいんだけど

技術のつたなさのせいか、じれったい限りです・・・

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オーティス・レディング「ドック・オブ・ザ・ベイ」

2007年08月11日 | オーティス・レディング

Dock_of_the_bay1 このところ、本格的な夏がやってきて、

そうそう、子どもの頃って、いつも夏休みはこんな天気ばっかだったよなあ・・・

と、思い出しながら過ごしている今日この頃

今回はTシャツに最初に絵を描き出した頃の作品を紹介してみます。

いろんな色を付けているのは、

ただ単に「どんな色が早く色落ちしちゃうのか」を調べるためで

でも、それがなかなかいい具合なデザインになってますな。

やっぱり、黄色とか薄い色が基本的に色落ちが早いようで

それでも、10年近く経ってもしっかりと残っとります。

Dock_of_the_bay2 下の写真が背中に描いた絵なんだけど、

最初はやっぱり、恐る恐るってな感じで、

なかなか、大胆な筆遣いにはなってません。

だから、オーティスの哀愁を帯びた歌の良さがあまり表現できてないですな。

この頃は、手描きTシャツを人に売ろうなんて考えてもなかった頃で

ただ、「描いたらどうなるかなあ・・・」ぐらいにしか、考えておりませんでした。

明確な意図も無いまま描いてたので

「yabanjin-soul」はあまり感じられませんな。

でも、絵の好みは一貫してるんで、筆のタッチなんかはそんなに変わってはいないようでごんす。

いま、また「ドック・オブ・ザ・ベイ」をモチーフにしたらどんな感じになるんでしょうなあ。

オーティスの歌って基本的に人に優しい感じがするし、

泣きながら歌ってる感じもするし、

ボクのその時々の感情でまったく違う絵になるような気がしますです。

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オーティス・レディングの「ディーズ・アームズ・オブ・マイン」

2007年05月31日 | オーティス・レディング

These_arms_of_mine最近、Tシャツ全体の写真が少なくて、探してる人にはホント申し訳ない!
このTシャツももう手元には残ってなくて、
この絵だけしか紹介できないんだけど。

なかなか、新しく描く暇がなくて
以前に描いた絵を随時紹介してる今日この頃ですわ。

今回は、「ビッグ・オー」と呼ばれて親しまれてるオーティス・レディングの曲をモチーフにしたTシャツでごんす。

彼の歌は、どんなアップテンポのにぎやかな曲でも、根源的な悲しみがあるような気がする。それは、涙を流すとかって言うわかりやすい、あからさまなものじゃなく、内に秘めたものって言うのかな、言葉で表してるんじゃなく、彼の感受性によって培われた、もう彼の人間性そのものっていうか、つまり、彼の飾り気のない人間性がすごくよく感じることができるんだ。

日本のミュージシャンだと忌野清志朗とかが、似た感じなんだけど、清志朗もオーティスのことが大好きみたいだし、同じにおいをきっと嗅ぎ取ってるんだろうなって思う。

オーティスは個人的に感じたことを歌っているだけなんだけど、この曲で言うと、

「ぼくの、この両腕がさびしがってる・・・
 抱きしめる人を求めてるんだ。
 他の誰かじゃだめなんだ。君の事を抱きしめたがっているんだ」

と、まあ詩だけ読むと個人的なんだけど、彼の声と曲に乗っかると、なんだか、それだけにとどまらない、人類愛というとすこし大げさかもしれないけど、彼独特の人間性の温かみを感じるんだ。

これは、この曲に限らず、彼のほかのどの曲にも言えることなんで、きっと、彼の声によるところが大きんだろうな。

魂を揺さぶる声というか、これは、他の誰にも真似のできない彼自身のものだと思うよ。その時その時正面から自分の感じたことを、みつめて、慈しんで、だきしめてあげてきたんだろうなって気がする。

「ソウル」っていうジャンルがあるけど、「魂の歌」っていうのは、彼の音楽のためにある言葉のような気がするね。

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オーティス・レディングの涙

2007年03月03日 | オーティス・レディング

オーティスの声はいつも悲しみに満ち溢れてる
MG'sのベーシスト、ドナルド・ダック・ダンが
彼の思い出について、話していると、
ドナルドの目からも涙が溢れ出していた・・・
P3030006

ドナルドが最初にオーティスに出会ったのは、新しいボーカリストのオーディションに、オーティスが応募したからだった。

「さえない男がスタジオに入ってきた。今回もきっと駄目だろう。」

そう思いながら、彼から手渡された曲は「These Arms Of Mine」
しかし、彼の口から、搾り出されるような歌を聴いて、
思わず、演奏する手が止まったという。

「これは、ただごとじゃない!
ぼくは、大変な場面に立ち会っていることを、直感で確信したんだ・・・」


その後のオーティスの活躍はご存知の通り。

飛行機事故の知らせを聞いて、ドナルドは涙が止まらなかったらしい。

とても大切な友人を亡くしてしまった!これで、ソウルの世界の新しい流れが止まってしまった・・・」

涙を浮かべながら、話しているドナルドの姿を見て、
改めて、オーティスに一度でいいからあってみたかったなあって
思うよ。

亡くなって随分経つというのに、
ドナルドはまるで
昨日の出来事のように話していたんだ。


よっぽど、強烈で、しかも、
人間的にもいい奴だったんだろうなって感じるんだ。

ぼくも、オーティスのオーディションの現場に居合わせたかったよ!!
そして、短い間だけど、オーティスの友人になりたかったよお!

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