yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

アートイラスト:ストーンズ「ミッドナイトランブラー」

2007年07月19日 | アートイラスト

Midnight_rambler_1 今回のイラストは「ミッドナイト・ランブラー」。

「真夜中の俳諧者の話を聞いたかい?
みんな、行ってみなよ。
台所のドアを閉め、
別に危険があるって発したりしない。
黒猫の姿に身を包み、
雄鶏が啼く頃にはいなくなっちまう。

ボストンの話じゃあない。
寝室のドアを閉めたあいつだ。
通り魔で、強姦魔で、鋭いナイフを持ち、
忍び足でうろつく。
もしくは、頭をかち割ってひっかきまわす。
キミたちがまだ見たことがない奴だ・・・」

なんか、恐ろしい話を歌っておりますな。

歌詞の最後の方には「真夜中の俳諧者」と自分がごっちゃになっていって、二重人格のようなかんじで終わっていくんだけど、

この頃は、いろいろと、ミックやキースの身の回りがあわただしくて、ストレスが相当たまってたようですぞ。

麻薬不法所持で逮捕されたりしてね。

TVのインタビューでミックが
「国家権力に俺たちははめられたんだ。俺たちをスケープゴートにして、若者たちをコントロールしようとしてるんだ・・・」
と、力なく発言してる映像が残ってて、とても印象的です。

個人的には、「ロックンロールショーじゃないんだぜ」っていうフレーズがあって、それがすごく気に入ってるんだけど、彼らにしてみたら「真夜中の俳諧者」になって、何もかもぶち壊したかったんだろうなあって気がする。

まあ、ホントに有名になったらなったで、大変なことに巻き込まれちゃうよね。

いまじゃあ、大御所になってるけど、この頃は、そんなでもなかったろうし。

何がどう転んでいくかって、だれにもわからないけど、でも、一度は味わってみたいもんですな。

平々凡々に生きてる人からみたら、ね。

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