「花は植物の性器だ」という表現をず~っと昔の何かの本で読んだことがある。
それでハッと気づかされた。
植物もボクら動物と同じく生きているんだ、とね。
頭じゃ理解してたけど
植物って動くこともしないし(長い目で見れば動いているけど)
何も音声を発したりしないし(植物からある波長が発せられているというのは今では科学的に証明されているけれど)
とにかく動物になされるがままっていうイメージしかなかったからね。
それが、
花は動物で言うところの性器だという表現でにわかに生き物なんだという実感がわいた。
われわれ人間も花に惹かれて当然なんだよね。
だって動物に魅力があるようにわざわざ植物がしてるんだから。
単なる風まかせだった自らの生殖行動を
動物に手伝ってもらうことを編み出した植物は
瞬く間に花をさまざまに進化させていったというわけなんだからね。
そう考えると
いろいろと人間の都合の良いように遺伝子組み換えなんてしてるけど
実はそれも種の多様化を目指す植物の陰謀のなせる業なのかもしれない。
それくらいいろいろな形態の花がこの世に存在してる。
主体も客体もすべては相対的なんだなアと考えると
非常に感慨深いものがあるよね。
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