yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

キング牧師の夢

2008年11月12日 | たわごと、ひとりごと

Wonderful_world いま、NHKの「その時歴史が動いた」を観た。

キング牧師の人生が描かれてた。

「私には夢がある」という有名な演説は知ってたけど

こうやって、彼の生涯を知ったのは初めてだった。

彼は1929年に牧師の家に生まれて

黒人の地位向上のために最初は弁護士になったらしい。

でも、インドのマハトマ・ガンジーの活動に影響を受け、

黒人たちの団結の必要性を感じて、

25歳に牧師に転身し、毎週末の教会で啓蒙運動に励んだんだそうだ。

んで、その後、非暴力の精神で「バス・ボイコット」など、さまざまな活動に関わり、

34歳のとき、ワシントンでのデモで、かの有名な演説をしたということらしい。

34歳だよ!びっくりした!

イメージではガンジーみたいに「おじいさん」=「仙人」という感じだったからね。

いまのボクよりぜんぜん若いときにあの演説をして

熱狂的な支持を受けてたんだねえ・・・。

やっぱ、すごいヒトは若いときからすごいんだなあ。

一つの絶対的な信念を持って、困難なことに立ち向かってる彼を見て

ホント、涙がこぼれ出てきた。

そういうヒトを見ると、心が揺さぶられちゃうよ。

んで、その後も、黒人の枠にとどまらないで、世界中の虐げられてる人たちにも力を与え続けて、1968年に38歳で暗殺されちゃったんだって。

殺したのは白人男性との事。

ったくもう・・・。彼は白人の敵になろうとしてたんじゃなく、

ただ、人が人らしく生きていくことを主張してただけなのに、ね。

でも、彼はそうなることもきっとわかってたんだろうな。

うろ覚えだけど彼の演説を載せとくね。

   「私には夢がある。
    かつて奴隷だった子孫と、奴隷主だった子孫が
    お互いに手に手をとって
    ひとつのテーブルに着くことを。
    そして、いま、白人と黒人がこうして一緒にデモに参加している。
    ここに参加している人は同じ夢を持っていると
    私は信じてる。」

あと、デモのときに参加者が歌ったっていう「アイ・シャル・オーバーカム」という黒人霊歌の歌詞も載せたいんだけど、ちょっと忘れちゃって。

こういうとき、歌の力ってすごいと思う。

その歌詞を読んだとき、「こんな歌を歌ってたからこそ、みんながんばれたし、団結できたんだなあ」って感じるよ。

ここで紹介したかったんだけど、ね。

それが、また、くやしいよ・・・。

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