yabanjin-soulのTシャツ魂

ロック魂を手描きで表現するyabanjin-soulのたわごと・ひとりごと

中也「雪の宵」

2008年01月07日 | アートイラスト

Photo    「ホテルの屋根に降る雪は
    過ぎしその手か、囁きか

      ふかふか煙突煙吐いて、
      赤い火の粉も刎ね上る。

    今夜み空はまっ暗で、
    暗い空から降る雪は・・・・・

      ほんに別れたあのをんな、
      いまごろどうしているのやら。

    ほんにわかれたあのをんな、
    いまに帰ってくるのやら

      徐かに私は酒のんで
      悔と悔とに身もそぞろ。

    しづかにしづかに酒のんで
    いとしおもひにそそらるる・・・・・

      ホテルの屋根に降る雪は
      過ぎしその手か、囁きか

    ふかふか煙突煙吐いて
    赤い火の粉も刎ね上る。」

今回も、中原中也の「山羊の歌」に収録されてる

「雪の宵」をモチーフに。

大学時代に

この詩に

勝手に曲をつけて、演奏したりしてた、思い出の詩なんだよね。

中也の詩は、ホントに曲をイメージしやすくって

まあ、それがどのヒトにも当てはまるわけじゃないから

「こんな曲かあ?」って思っちゃうかもしれないけど、

こればっかりはね、

しょうがありません。

こんな感じのイラストもそうかもしれないけど、ね。

にほんブログ村 イラストブログ アートイラストへ一日一回ぽちっとやっておくんなさいまし

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中原中也「寒い夜の自我像」 | トップ | ウンマジノリ~福をよびこむ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アートイラスト」カテゴリの最新記事