[れいわ新選組]外的要因でインフレ率2%になったら、金融緩和どうするの?[山本太郎]
「国債=借金」という刷り込みが浸透しているのでなかなか理解が広がらないんだけど、
実際に国債こそが「通貨」を生み出してるわけなんだから
これは「借金」なんかじゃないんだよね。
国民の経済ツールである「通貨発行」が借金であるわけがないんですよ。
発行システムを「借金」みたいな形にしてるだけ。
じゃないと「信用」が成立しないから。
基本的には金融っていうのは「信用創造」なんです。
以前の金本位制の時代は違いました。
その頃は「金」をどれだけ政府が保有してるか、が通貨発行の上限だったのでそれ以上発行するとヤバイという事になったんだけど
現代社会はそういうシステムじゃないんです。
んじゃ、なぜそうじゃない状態にしたか?
それは「金融政策」をどんどんやって経済をどんどん活性化させたいから。
んじゃ更に疑問が生まれますよね。
「なぜ日本の政府はそれを浸透させないのか?」
それは「増税したいから」なんです。
「借金があるから返さなきゃ」という事にしとけば
簡単に増税できますよね。
ただそれだけの理由で日本はずっと「金本位制」の時代のままの情報を流し続けてるんです。
「それならいくらでも国債発行していいのか?」と思う人もいると思います。
でも残念ながらそれはできないんですよ。
「信用」が崩れたら「通貨」そのものの価値が無くなってしまいますから。
んじゃ、それを何処で見分けるのか?
それが「インフレ率」なんです。
インフレ率は市場の通貨量の目安とされるものなので
これが大幅に増えたらどんどん通貨の価値が下がってしまいます。
インフレ率を見ながら通貨発行(国債発行)していく。
インフレ率が高くなったら増税。
「溜まってるところ」から増税すれば滞りなく納税されます。
これを実現するための累進課税制。
今は「無いところから搾り取ろうとする」から滞納が多く発生するんですよ。
インフレ率が低くなったら積極的に「国債発行」する。
じゃないと経済が回らないからです。
これが正しい金融政策の在り方なんですよ。
今の日本は通貨発行は多いんだけどインフレ率が低く通貨が市場を回っていない状態。
それはなぜか?
それは「溜まってるところから納税」という事をどんどんやめていってるから。
「あるところから取る」じゃなく「無いところから搾り取ろうとしてる」から。
今の政治が根本的に間違ってるからずっと不景気のままなんです。
みんなで政治を変えていきましょう。
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