今回の福島第一原発に対応する東京電力はまずかった。
原発を造る時も
「原子力発電所は安全です」と言い切り、
チェルノブイリやスリーマイル島の時も
「日本の原子力発電は安全です」と突っぱね、
上越地震のときも
「今回はたまたま活断層が真下にあったことに気づかなかっただけで、他の原子力発電所は大丈夫です」と不安の声に耳を貸さず、
んで、今回の東北関東大震災で津波を浴びたときも最初から一貫して
「大丈夫です。安心してください。」といい続け
1号機の建屋が爆発したときも
「ここまで大きい地震は想定外だった。が、水素が酸素と結合して爆発しただけで、炉心には影響はないので大丈夫です。」肝心なことは伝えようとせず、
炉心溶融が起きたようだとわかったときも
「もう使えなくなってしまうのだが、しょうがないので海水を入れて冷やすので大丈夫。ただ念のために半径20キロメートルまでの住人は避難を。」と大したことないということを強調し、
3号機も爆発し、4号機も火災が起きても
「1号機と同じ状態なので同じ対処をすれば大丈夫」といい続け、
それが、突然、
「もう危険な状態なので東電の社員を引き上げていいですか?」なんて
通用しないでしょう、そんなのは!
まだここまでひどくならないうちにポンプ車でどんどん水を入れ込むべきだったんじゃないの?
まあ、清志郎に「♪♪なに言ってんだぁ、ふざけんじゃねぇ 核などいらねぇ♪」などと歌われても知らんプリを決め込んでたから、
「大丈夫」っていい続けるしかなかったんだろうけど、
ちょっと、ここまで都合の悪い事実を隠そうとするのをみてると
だれも信用しなくなっちゃうよ、しまいには。
一番最初の取っ掛かり、つまり原発を造るときの「日本の原発は安全です」っていうところからウソだったんだから
ずっとウソを突き通すしかないんだよね、悲しいことに。
マグニチュード9以上の地震は世界でもおきてるわけだし、きちんと想定しておかなくちゃまずいでしょう。
ホントにグズグズ、自分の保身ばかりとらわれてないで
今回は地域住民の命がかかってるんだからね。
今が踏ん張りどころなんだってことを自覚して欲しいよ。
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