自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

自生地で・・・

2020-12-13 18:52:00 | 家族
ツワブキ[石蕗](キク科)
岩場に迫る林では、ツワブキの花も盛りを迎えていました。
いつもは公園や庭先などで見ていますが、本来は海岸近くの岩場などに自生するのです。
辺り一面、ツワブキの花に覆われています。普段見るツワブキよりも、勢いがあるように感じるのは気のせいでしょうか。
昨日載せたイソギクと混生している姿も見ることができました。

イソヒヨドリ[磯鵯](ツグミ科)
吊り橋を渡って車に帰る途中、橋から下を覗き込んで海の様子を見ていました。
すると眼下の崖に、一羽のイソヒヨドリが羽を休めていました。
吊り橋を渡る人々の喧騒をよそに、何を想っているのでしょうね。

11月下旬 伊東市内にて

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花盛り・・・イソギク

2020-12-12 21:48:00 | 家族
イソギク[磯菊](キク科)
岩場では、イソギクの花も見ることができました。
ちょうど花の盛りのようです。あちらこちらで花を咲かせていました。
2年前に鋸山の展望台で観察しましたが、その時は柵の外に咲いていたので近づくことができませんでした。
今回はすぐ足元でも咲いていたので、思う存分花を楽しめました。

イソギクの花は、城ヶ崎でも柵の外に咲いていました。
こんな風に群れて咲く姿を楽しめたのです。

2018年の花

11月下旬 伊東市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄色い花・・・

2020-12-10 22:30:00 | 家族
アゼトウナ[畔唐菜](キク科)
伊豆半島~紀伊半島、四国、九州の太平洋側の海岸の岩場などに生える多年草。葉は厚く倒卵形で、葉先は丸く基部に向かって次第に細くなって翼になり、基部は茎を抱きません。
8~12月、側枝をだし散房状に花を咲かせます。
頭花は黄色で舌状花のみです。

岩場で黄色い花がたくさん咲いていました。
どこかで見たようにも思いましたが、初めて出会ったアゼトウナでした。
岩場を覆うように咲いているものもあれば、ひっそりと岩の隙間から生えているものもありました。
花期が長いですね。夏から順繰りに花が咲いていたのでしょうか。
既に花が終わり、白い冠毛を付けた果実の姿も見ることができました。
ロゼット状に広がる葉の様子や葉の縁にある鋸歯の様子がわかりますね。

11月下旬 伊東市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花を見ずに・・・

2020-12-08 21:18:00 | 家族
ハマボッス[浜払子](サクラソウ科)
岩場では、花後のハマボッスをいくつも見ることができました。
たくさんありますね。
ハマボッスの果実はさく果で、先端に花柱が残ります。
熟すと果実の先端に穴が開き、中にある種子を散布するそうです。
まだ花を見たことが無いのですが、白い花がたくさん咲いていたのでしょうね。
城ヶ崎海岸は、4000年位前に大室山周辺で噴火した火山から流れ出た溶岩が、海の浸食で削られてできた地形です。
ハマボッスの背後に見える岩は溶岩ですね。

危なくて近づくことができない崖の先端にも生えていました。
眼下に見える海は少し荒れ気味でしたが、植物にとっては相当厳しい環境でしょうね。
初夏に咲く花、いつか見てみたいです。

2011年の様子

11月下旬 伊東市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弾けて弾けて・・・

2020-12-07 21:23:00 | 家族
トベラ[扉](トベラ科)
岩場や周囲の林には、トベラの実を見ることができました。
さく果は既に3裂して、粘液に包まれた種子を見ることができます。
1月に江の島の道路脇でもトベラの実を観察しましたが、海岸の岩場や樹林に生えるので、ここは自生地なのでしょう。
肉厚で裏側に巻き込んでいる葉は、厳しい海岸の環境に耐える工夫なのでしょう。
今年も花を観察する機会がありませんでした。

11月下旬 伊東市内にて

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする